1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店・全店売上高のマイナス成長継続だが数字は改善(2020年5月)

LIMO / 2020年6月15日 12時0分

「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店・全店売上高のマイナス成長継続だが数字は改善(2020年5月)

「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店・全店売上高のマイナス成長継続だが数字は改善(2020年5月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の、2020年5月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年6月5日に更新されたカッパ・クリエイトの2020年5月既存店売上高は、対前年同月比75.6%。内訳は客数60.1%、客単価125.9%であり、新型コロナウイルスの影響から客数はマイナスの一方で、客単価は大幅プラスとなりました。

また全店売上も74.7%でありマイナス成長。既存店・全店ともに、売上高が対前年同月比70%台のマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

既存店売上高について、前期マイナス成長となったのは7月(96.7%)と3月(76.9%)の2カ月のみであり、堅調な推移を見せていました。しかし新型コロナウイルス問題の影響から4月48.5%、5月75.6%となり、3月から3カ月マイナス成長が継続しています。ただし、5月は4月に比べマイナス幅は大きく改善しました。

一方、全店売上高は前期はプラス成長とマイナス成長がいずれも6カ月となりました。また既存店同様、5月(74.7%)は4月(47.6%)に比べ大幅な改善を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2018年半ばから、上限1,500円付近と下限1,300円付近の間でレンジ相場を形成していました。しかし2月からの株式市場全体の下落とともに、3月は1,024円まで下落しました。その後はWボトムパターンを形成して4月の安値1,105円到達後に上昇しており、現在は1,500円付近で取引されています。

新型コロナウイルス問題を受け3月からマイナス成長が続いていますが、5月は既存店・全店ともに4月に比べマイナス幅の大幅な改善を達成しました。緊急事態宣言が全面解除された6月をプラス成長とすることができるのかが注目されます。

カッパ・クリエイトの過去1年の株価推移

(/mwimgs/4/e/-/img_4e5bc4c207b32dd31a90e7bdb65a4626140680.jpg)

拡大する(/mwimgs/4/e/-/img_4e5bc4c207b32dd31a90e7bdb65a4626140680.jpg)

参考資料:売上報告(2020年度)(https://www.kappa-create.co.jp/monthly2020/)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください