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PCR検査新手法開発のタカラバイオが大爆騰でストップ高! 日経平均株価は小幅反発

LIMO / 2020年6月11日 7時0分

PCR検査新手法開発のタカラバイオが大爆騰でストップ高! 日経平均株価は小幅反発

PCR検査新手法開発のタカラバイオが大爆騰でストップ高! 日経平均株価は小幅反発

【東京株式市場】 2020年6月10日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅反発、一時23,000円割れも底堅さ目立つ展開

2020年6月10日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 23,124円(+33円、+0.2%) 小幅反発

TOPIX 1,624.7(▲3.7、▲0.2%) 小幅続落

東証マザーズ株価指数 1,036.3(+15.4、+1.5%) 4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:943、値下がり銘柄数:1,142、変わらず:84

値上がり業種数:7、値下がり業種数:26

年初来高値更新銘柄数:54、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は12億5,774万株、売買代金は2兆2,934億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、米国株式相場の反落とFOMCの発表を控え、様子見スタンスが強まりました。ただ、売買代金は2兆円を下回るような薄商いにはなっていません。

そのような中、日経平均株価は前日に続き一時23,000円割れの場面が見られるなど、方向感に乏しい展開となりました。取引時間中の高値は23,175円(84円)、安値は22,900円(▲191円)となり、値幅(高値と安値の差)は約275円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はプラス圏を維持できずに続落となりました。

東証マザーズ株価指数は4日続伸、売買代金は38日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は2億4,703万株、売買代金は2,237億円となりました。出来高は前日から概ね横ばいでしたが、売買代金は増加しています。個人投資家の物色意欲が継続し、売買代金は38日連続で1,000億円を上回り、さらに4日ぶりの2,000億円超えとなっています。

また、株価指数も堅調に推移して4日続伸となり、1,000ポイントを固める動きが続きました。

ユニクロのファーストリテイリングが年初来高値更新、大林組などゼネコン株が大幅安

個別銘柄では、小幅高となったファーストリテイリング(9983)が年初来高値を更新、小売り株ではZOZO(3092)も連日で年初来高値更新となりました。

また、宅配輸送量の拡大を受け、SGホールディングス(9143)に対して株価出遅れ感があったヤマトホールディングス(9064)も大幅上昇で、再び年初来高値更新で引けています。

その他では、朝方に突然、新たなPCR検査手法の開発を発表したタカラバイオ(4974)に買いが集まり、最後はストップ高で終えたのが目を引きました。

この新手法では2時間弱で最大5000件超を検査でき、従来より大幅なスピードアップになるとされています。また、米政府に緊急使用許可を申請中で、6月中にも承認される見通しと報じられています。

一方、コロナ禍による工事遅延が懸念されるゼネコン株が大きく売られ、大林組(1802)と清水建設(1803)が一時▲5%安前後の急落となり、大成建設(1801)、鹿島(1812)、戸田建設(1860)なども軒並み大幅安となりました。

また、在宅テレワーク定着によるオフィス需要の漸減懸念を背景に、三菱地所(8802)や三井不動産(8801)など不動産株も大幅下落となっています。

その他では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)など銀行株が続落し、野村ホールディングス(8604)など証券株も値を下げたことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ株への物色が続き、ナノキャリア(4571)が3日連続のストップ高となり、オンコリスバイオファーマ(4588)も年初来高値を更新しました。

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