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コロナで変わった「子どもに見せたい姿」や「夫婦の関係」…これが新しい生活様式?

LIMO / 2020年6月14日 10時0分

コロナで変わった「子どもに見せたい姿」や「夫婦の関係」…これが新しい生活様式?

コロナで変わった「子どもに見せたい姿」や「夫婦の関係」…これが新しい生活様式?

緊急事態宣言が解除され、コロナと共に生きる生活がスタートしました。厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえた上で、感染症対策や日常生活、働き方といった「新しい生活様式」を提唱。基本的にはこれまでの外出自粛期間の生活を継続するような実践例を推奨しています。

我が家でも、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を契機として、これまでにはなかったライフスタイルや考え方が定着しつつあります。具体的にご紹介します。

「前の生活がよかったな」と悲観せず、子どもに変化を楽しむ姿を見せる

我が家では2歳前の子どもを育てていますが、この6月から2カ月ぶりに保育園登園が再開しました。保育園ではこれまでと異なり、玄関での検温やアルコール消毒をしないと室内に入ることができず、親も保育士さんも必ずマスク着用、プール禁止など、厳しいルールのもと子どもたちを見てくれています。

今まで見ることができた保育士さんの顔は、今では目元しかわからない状態。「仕方ないことだけれども、保育士さんたちの表情がわからないのは子どもの発育や感情表現にとってよくないのでは?」と漠然とした不安を抱いていました。

しかし、勝手に心配している筆者をよそに、子どもは登園再開から1週間以上経った今、すっかり新しいスタイルになった保育園で楽しく過ごしてくれているようです。

そうした子どもの姿を見ていると、「今までは自由に買い物や旅行に行けていたのになあ」「前の生活に戻りたい」と無意識のうちにコロナ以前を懐かしんでいる自分自身に気付きました。子どもはどんな変化でも自分なりに楽しんでいるのに、自分はウダウダと過去にすがっているのではないか、と。

今後も第2波・第3波や予期せぬ緊急事態が起こる可能性は十分にあり、そのたびに「前の生活がよかった」と悲観してネガティブになるほうが、子どもの発育によくないはず。新しい生活や世の中の変化を受け止め、楽しもうとする姿を見せることこそ大事であると今では感じています。

夫婦の会話、双方の友達とオンラインで顔を合わせる機会を増やす

コロナ禍で筆者は友達と頻繁にオンライン飲みをするようになりました。それまでは筆者が飲み会に行くとしたら夫に子どもを託せるときだけだったため、子どもを寝かしつけた後に自宅で友達と飲める環境はとてもありがたいものです。

いつも会っていた友達だけでなく、ほとんど会えていなかった地元の友達や遠方に引っ越した友達とも気軽に顔を合わせられるのがオンライン飲みのいいところ。

SNSに「いいね!」するだけではないコミュニケーションがそこにはあるので、子どもを産んでから友達となかなか会えていなかった筆者は人との繋がりを感じられ、今後も続けていきたい生活の一部となりました。

また、筆者がオンライン飲みをしていると、夫がたまに顔を出して参加します。夫が夫の友達とテレビ電話しているときに、筆者や子どもが挨拶することも増えました。夫がそれまで会ったことがほとんどなかった筆者の友達とも交流しているのを見ると、交流関係がさまざまに広がる楽しさも感じています。

仕事の会食や仕事仲間との飲み会が多かった夫もその頻度がグッと減少。そして筆者と膝を突き合わせて、2人で飲む機会が増加。改めてお互いの仕事や家族のこと、くだらない話などをする時間が一気に増えました。コロナをきっかけに、夫婦間のコミュニケーションがグッと増えた生活が始まり、筆者としてはとても嬉しく思っています。

困っている人の情報に敏感になり、積極的に募金や寄付をする

今回のコロナ禍では、エンタメ業界や飲食店などさまざまな人たちが困窮する事態となってしまいました。当初、コロナが広がったときに筆者はどこかで「うちは子どもが保育園に行けていなくて大変だけど、仕事があってよかった」と自分さえよければいい感覚が少なからずありました。

しかし、状況がどんどん悪化していくにつれて、「みんなで助け合う」「みんなで頑張る」という考え方を持たなければいけないと痛感。4月頃からは家計の状況を鑑みつつも夫とも相談をし、それまでやったことのないクラウドファウンディングによる寄付や募金をするようになりました。

こうした「困っている人やものの存在を知り、できることをする」という行動は、今後も何かしらで続けていくつもりです。

感染症対策をしながらも、コロナと共に生きる時代において変化を受け入れ、考え方や意識、行動で対応していかなければいけません。どうせ変わるならポジティブに捉え、また次世代や社会にとって有益な動きとして変わっていくことが新しい生活様式なのではないでしょうか。

【参考資料】「新しい生活様式(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html)」(厚生労働省)

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