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大規模イベント続々中止の東京ドームが急落! 日経平均株価は続落

LIMO / 2020年6月15日 7時0分

大規模イベント続々中止の東京ドームが急落! 日経平均株価は続落

大規模イベント続々中止の東京ドームが急落! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2020年6月12日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、一時▲700円弱安も徐々に下げ幅を縮小

2020年6月12日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 22,305円(▲167円、▲0.8%) 続落

TOPIX 1,570.6(▲18.2、▲1.2%) 4日続落

東証マザーズ株価指数 999.2(▲7.9、▲0.8%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:241、値下がり銘柄数:1,899、変わらず:29

値上がり業種数:1、値下がり業種数:32

年初来高値更新銘柄数:19、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は19億416万株、売買代金は3兆3,246億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、米国株式相場の暴落(NYダウは▲1,862ドル安)を受けてリスクオフモードが一気に高まりました。

また、この日はメジャーSQ算出日だったこともあり、売買代金は3兆3,000億円レベルへ嵩上げされています。

そのような中、日経平均株価は一時▲700円安に迫る急落となりましたが、その後は巻き返して終わりました。結局は続落となりましたが、意外な底堅さが目立ったと言えましょう。

取引時間中の高値は22,350円(▲122円)、安値は21,786円(▲686円)となり、値幅(高値と安値の差)は約564円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日続落となり、終値は連日で1,600ポイントを割り込みました。

東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は40日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は2億3,878万株、売買代金は2,513億円となりました。出来高は前日より減りましたが、売買代金は増加しています。

個人投資家の物色意欲が継続し、売買代金は40日連続で1,000億円を上回り、さらに3日連続で2,000億円を上回っています(今年3番目の高水準)。

ただ、新興市場でも利益確定売りが優勢となり、株価指数は続落となりました。また、終値で再び1,000ポイントを下回っています。

中外製薬が上場来高値を更新、MUFGや野村HDなど金融株はなかなか下げ止まらず

個別銘柄では、米国株式相場がコロナ第二波を懸念した暴落となったことを受け、東京市場でも徐々に第二波関連の動きが目立ち始めました。

医薬品株では、中外製薬(4519)が一時+4%超高の大幅上昇で上場来高値を更新し、アルコール除菌剤の大幸薬品(4574)も大きく値を上げ、フマキラー(4998)は一時+8%高に迫る急騰で年初来高値を更新しました。

また、いわゆる巣ごもり生活関連も第二波を意識して物色され、とりわけ、食品買い置きの動きが拡大する思惑から、業務スーパーの神戸物産(3038)が上場来高値を更新し、冷凍食品大手のニチレイ(2871)も逆行高となっています。

ただ、第一波の時に急騰が続いたコンドーム大手のオカモト(5122)は冴えない値動きとなりました。なお、任天堂(7974)は連日の年初来高値更新で引けています。

一方、経済活動再開で買戻しが続いたANAホールディングス(9202)や東海旅客鉄道(9022)など輸送株が売られ、プロ野球の無観客試合の継続や大規模イベント中止を受けた東京ドーム(9681)は一時▲7%安に迫る急落となりました。

また、米国のゼロ金利の長期化が公表されたことを懸念し、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)など銀行株が大幅続落となり、野村ホールディングス(8604)など証券株も下げ止まらず引けています。

新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ株への物色が続き、ナノキャリア(4571)が取引時間中に5日連続のストップ高となりましたが、直後から売りに押され、終値は急落しました。

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