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マナー違反をする人たちの特徴。コロナでわかったこと

LIMO / 2020年6月14日 10時45分

マナー違反をする人たちの特徴。コロナでわかったこと

マナー違反をする人たちの特徴。コロナでわかったこと

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による長い自粛期間を乗り越え、ようやく少しずつ経済活動を再開した方々が増えてきました。まだまだ予断ならない状態ではありますが、一人ひとりが「新しい生活様式」を意識しながら活動していくことこそ、感染拡大を防止する方法といわれています。

しかし、今回のコロナ禍によって普段はあまり気づかなかった「マナー違反する人たち」の特徴が見えてきたようです。

スーパーを遊び場にした人たち

今回の自粛期間、「必要なものを買いに行く」ことは可能だったため、スーパーやドラッグストアに人が溢れました。政府や自治体から「最低限の回数、最低限の人数で」と何度もアナウンスされているのも関わらず「お店がどこも閉まっていて子供が退屈している」という理由でみんなで来ている家族連れの姿に、ヤキモキした人もいるのではないでしょうか。

・「我が家は夫が在宅ワークだったので、子供たちを預けて買い出しに行きました。スーパーはいつ行っても人で溢れているので、とても子供など連れていけないなというのが私の印象でした。しかし、店内には『一家団欒』といった家族連れの姿があちこちに見えました。ご主人は車の運転で来ているのかもしれませんが、それだったらお子さんとご主人は駐車場で待機できるはず。しかも、ご主人はマスクもしないでスマホをいじっているだけ、お子さんたちはキャッキャと走り回る。結局奥さん一人で品物を選ぶなら連れてこないでよ!と思わずにらんでしまいました」

・「抱っこ紐に入った赤ちゃんと、まだよちよち歩きのお子さんを連れのお母さん。マスクができる年齢ではなさそうだなぁ、と思ってみていたのですが『子供を連れてきている後ろめたさ』のようなものをヒシヒシと感じました。お子さんがしゃべるたびに『静かにしようね』なんて声かけをしていて。きっとあの方は預ける人がいない中必死で買い物をしているんだと思います。『自粛警察』なんて言葉が話題になったせいで、きちんとやっている人ほど苦しい思いをしていたんじゃないでしょうか」

伝わって欲しい人に伝わらず、きちんとできている人が窮屈な思いをする。そんな景色が広がっていたといいます。

テレビを見ているはずが

また、店内には注意喚起の放送が常に流れているにも関わらず、マナーを守ってくれない一部の人がいました。この「一部」の人ですが、よく観察していると「複数のマナー違反」を犯している場合があるようです。

・「私の前を歩いていたご老人夫婦。二人そろってマスクをされていないので嫌だなと思ったのですが、キュウリ売り場でご主人がビニール袋を手に取り唾をペロリ!その手でキュウリを選んでいるのを見て、その日は生野菜をなんとなく買えませんでした…飛沫感染のことを知らないのか、知っていて無意識なのか。衝撃です」

・「お店がわざわざパーテーションを作ってレジ対応しているのに、マスクをしない人に限ってカバーを押しのけて店員さんに質問していませんか?また、あれだけ店内放送で「レジはおひとりで」って言っているのに、横にピッタリくっついてしゃべり続けるご主人。一緒にいないと迷子にでもなるのでしょうか」

テレビや新聞で繰り返される「3密」の定義。毎日同じことを聞いているはずなのに、守れない人が目立ちました。しかも、一人でいくつものNG行動をとっているのを目撃してしまうと、努力している人ほどガッカリしたのではないでしょうか。

守らない人の心理は?

それでは、こういった人たちはどのような気持ちでマナー違反をしてしまっているのでしょうか。

・「わかっているけど今回はとにかくストレスが溜まった。子供も発散させないとうるさいし、疲れるのでちょっとくらいならいいかと思った」
・「子守をしたことがないので妻と一緒にスーパーにいくしかない」
・「夫は人の話を聞かないので『マスクをしろ』というと不機嫌になる。あとあと面倒なのでいわないことにしている」
・「他の人がしっかり対策しているんだから、そのうちの数人していなかったとしても影響は出ないはず。都市部ほど敏感にやらなくていいと思っている」

いろんな理由が挙げられますが、どれも「自分一人くらい」といった気持ちが表れているのではないでしょうか。

一人はみんなのため みんなは一人のため

長い期間に渡り普段と違った生活を強いられている今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。正直、疲れもたまってきたし、我慢しない人をズルいと思ったり羨ましく感じることもあったのではないでしょうか。

しかし、各自の意識とマナーによって、強制力の決して強くない「自粛」という措置で乗り切ってきた私たち。その根底には「自分や大切な人を守りたい気持ち」を強く持った人たちの努力があったのでは。目の前にいる大切な人。自分の知らないところにいる誰かの大切な人。その存在を思うことで、今後気が緩むことなく一人でもマナーを守る人が増えていくことを願っています。

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