そのつけ方で大丈夫?お金が貯まる家計簿の見直し方
LIMO / 2020年7月8日 11時45分
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そのつけ方で大丈夫?お金が貯まる家計簿の見直し方
家計簿をつけていても「うまくお金の管理ができていない…」と感じることはありませんか?ライフスタイルの変化があった今こそ、家計簿の見直しをするいい機会です。
今回は、お金が貯まる家計簿の見直し方についてご紹介します。
家計簿をつける目的をはっきりさせる
家計簿をつける大きな目的は「お金の収支を可視化して管理するため」ですが、さらに細かくわけると「現在、どのようにお金を使っているのか把握するため」「収支を確認してお金を貯めるための改善点を見つけるため」などがありますよね。
家計簿の見直しをしたくてもなにから始めたらいいのか分からないときは、まず現在の収支の把握をすることか、それとも改善点を見つけることや改善策を考えることか、など目的が何かを決めて家計簿のつけ方を見直してみましょう。
家計簿を見直す大切なポイント
1.項目の見直し
家計簿を見直すポイントの1つ目は、項目の見直しです。食費や光熱費、教育費や家賃などがありますが、どれくらい細かく分けていますか?
項目を細かくわけて記入した方が分かりやすくこちらの方がいいと思いがちですが、細かく分けすぎてしまうと余計分かりにくくなってしまったり、家計簿をつけるのが面倒になったりします。
そのため、見直すときはまずは項目を食費や光熱費、日用品費などだいたい4つから8つぐらいにしてみるのがおすすめです。項目を少なくしてみて「やっぱりこの項目は必要だ」と思ったら、付け足してみるといいでしょう。
2.サイクルの見直し
ただ家計簿をつけるだけではなく、そこから改善点を見つけてどのようにすれば改善できるかを考えることが必要です。
家計簿をつけたら定期的に見直す習慣をつけ、無駄だと思った部分を見つけたらどう改善するべきか、まで考えてみましょう。
改善点を見つけて無駄をなくすようにすれば、今まで家計簿をつけていてもなかなかお金が貯まらなかった場合でも余裕が出てくるかもしれません。
項目別の見直しポイント
1.固定費の見直しポイント
固定費とは、家賃や光熱費など毎月必ず支払うことが確定している費用のことを指します。固定費を見直す場合は、例えば光熱費や通信費は今よりも安いプランはないか今一度チェックしてみるのがおすすめです。
また、自動車を保有している場合はガソリン代や保険料、車検代などがかかってしまいます。自動車に乗る頻度がそこまで高くない場合は、自動車を手放して公共交通機関を利用するようにしたりカーリースなどのサービスを活用する方法もありますよ。
新聞やサプリメントなどの定期購入をしている場合は、必要ないと思ったらだらだらと続けずに定期購入を解除して無駄を省くようにしてみるのもいいですね。
固定費を家計簿に記載する際は、普段使っている表に書くだけではなく折れ線グラフにしてどれくらい使っているか、上下があったかを可視化するのもおすすめの方法です。
固定費はだいたい毎月同じくらいですが、グラフを書いて可視化することで、「この月は少し固定費が多かった。その中でも通信料が高くなっている」など、変化が分かりやすくなります。
2.変動費の見直しポイント
固定費と異なり変動費は月によってかなり上下する可能性がある費用のことを指し、主に食費や交際費、日用品費などが含まれます。
固定費は毎月いくらぐらいになるか、だいたいの目安はつきますが、変動費はその月によって差が大きくなってしまうことも。趣味費やレジャー費なども変動費に含まれるため節約しやすいのですが、あまり切り詰めてしまうと精神的な負担になることもあるので気をつけましょう。
変動費を見直すときは、まずは家計簿を見て変動費の中でもどの部分に多く費用がかかっているのかをチェックし、その中で順位をつけるのがおすすめです。「今月は被服費に多めに使ってほかの項目は我慢し、来月は交通費に多めに使うようにしよう」など、どこにお金を使うか絞る方法もあります。
いきなりすべての項目を節約するとなるとストレスになってしまうので、月ごとにどこにお金を使うかをはっきりさせ、お金の流れをコントロールしましょう。
3.特別費の見直しポイント
特別費は帰省や旅行でかかる費用や家電機器の買い替えなどにかかる費用のことを指します。特別費は固定費や変動費と異なり、予定になかった家電機器の買い替えや入院などがあってどれぐらいになるかはっきり予想できない場合もあります。
そこで、特別費に関しては帰省費や税金などの予想できる範囲のものだけを書き出し、年間でどれくらいかかるかを計算してお金を用意しておくのがおすすめです。
突然の支出もあるため固定費のようにはっきりとした目安を決めるのは難しいですが、だいたいこれくらいと決めて準備しておけばお金の管理がしやすくなります。固定費と変動費を先に見直してどれくらい余裕があるかを把握し、それから特別費を見直してみると分かりやすいですよ。
また、普段つけている家計簿とは別に、だいたいの予想がつく特別費をまとめた表をつくって固定費と変動費以外にはどれくらいかかるかを可視化すると、その先の予定も立てやすくなります。
家計簿を見直してお金の管理をしっかりしよう
家計簿の見直し方についてご紹介しました。家計簿をつけていてもお金が貯まりにくいのは、家計簿のつけ方がわかりにくかったり家計簿をつけて満足してしまって無駄を省くところまでいっていなかったりなど、いろいろな理由があります。
わかりやすい家計簿のつけ方を実践し、お金の使い方を見直せば今までよりもお金が貯まりやすくなるでしょう。また、慣れてきたら自分にあった家計簿のつけ方を模索してみるのもおすすめです。今一度家計簿を見直して、お金の使い方について考えてみましょう。
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