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“お駄賃ガチャ”で息子の「おこづかい問題」が解決! クルッと回せばお金の入ったカプセルが!?

LIMO / 2020年6月27日 19時30分

“お駄賃ガチャ”で息子の「おこづかい問題」が解決! クルッと回せばお金の入ったカプセルが!?

“お駄賃ガチャ”で息子の「おこづかい問題」が解決! クルッと回せばお金の入ったカプセルが!?

子どもがある程度大きくなると、どの家庭でも直面するのが「おこづかい問題」ではないでしょうか。毎月定額にするのか、それとも子どもが必要としたときか、あるいはお手伝いしたあとに報酬として渡すのか。大なり小なり悩む場面に出くわすはず。

筆者の家庭でも「どうしよう?」と悩んだことがありました。しかし、金銭感覚を身につけさせるための方法として“お駄賃ガチャ”を導入してから、子どもの意識も良い方向にシフトしていったのです。

今回は、我が家で効果のあった方法について、その経緯を交えて紹介します。

おこづかい制は失敗に終わった…どうすればうまくいく?

我が家では現在、子どものおこづかいは、お手伝いをした分の報酬を渡すというお駄賃制を採用しています。なぜお駄賃制なのかというと、「お金は何の苦労もなしに手元に入ってくるもの」というように子どもに理解してほしくなかったからです。

こう書くと誤解を招くかもしれませんが、毎月定額のおこづかい制やお年玉などを否定するわけではありません。決まった金額内でやりくりし自分の欲しいものを買うために計画を立てるという行動は立派なお金の勉強になります。おこづかい帳をつけることで、だんだんと管理できるようになっていく子どももいますよね。

実は以前、子どもにせがまれ、我が家でもおこづかい制をとっていました。毎月の金額を決めおこづかい帳をつけるように子どもたちに言い聞かせたのですが…結果は散々。

次のおこづかい日はまだまだ先だというのに渡した分をすぐに使ってしまったり、渡したのに「なくなったから、ちょうだい」と言われたりしたこともありました。約束したおこづかい帳への記入もサボる日々。このままではいけない!と思った母(筆者)は、おこづかい制を一旦中止に。

どうしたら上手に金銭感覚を身につけさせられるのだろう…と思い悩んでいたところ、たまたま見かけたのが「カプセルトイの装置を段ボールで手作りしよう」というネット記事でした。

「かけあわせたら面白いんじゃない?」とひらめいた

カプセルトイの装置は、段ボールや厚紙、クリアファイルなど、100円ショップで売っている材料を使って作ることができます。お店に置いてあるような本格的なものを作ることは不可能ですが、「ハンドルを回す→景品が出てくる」という一連の流れは、手作りでも再現可能です。

我が家の子どもはカプセルトイが大好き。あの、“何が出てくるか分からないワクワク感”がたまらないのでしょうね。大人である筆者でさえ、好きなモチーフのカプセルトイを見かけたときは「欲しい」となるので、気持ちはじゅうぶん分かります。

なので、その記事を見たとき「ガチャの景品って嬉しいよね…ということはカプセルの中からお駄賃が出てきたらもしかして楽しい!?」と思ったのです。

さっそく材料を揃えて工作にチャレンジ。少し手間はかかりましたが、試行錯誤しながらなんとか完成しました。カプセルの中に目隠しのための紙で包んだお駄賃を入れてセット。あまり金額に大小の差をつけないように調整しました。

いざ完成し、子どもが喜んでくれるか少し心配でした…が、見た瞬間、「なにこれ!?」と飛びついてきました。“お駄賃ガチャ”の誕生です!

意欲的にお手伝い。お金に対する態度にも変化が…

お手伝いをしてくれたら1回まわしてOK」と伝えたところ、「やる!」と前のめりでお手伝いをしてくれるようになりました。導入前はマンガやゲームに夢中で「やりたくない」と言われるか「気分じゃない」などと断られていたのに、驚くべき効果でした。今では「今日は何回まわせるかな?と楽しそうにお手伝いに取り組んでくれています

筆者は、お手伝いは無理やりさせたら意味がないという考えであり、できれば自ら進んでやってほしいとも思っています。お手伝いへの意欲アップや対価としてもらえるお金のありがたみを教えるために採用した方法でしたが、我が家の子どもに関して言えば、有効だったようです。

お金の管理や計画性という面に関しても、“お駄賃ガチャ”を取り入れてから、おこづかい制のときには見られなかった変化が子どもの態度に表れてきました。それは、手に入れたお金を“大切に”扱うようになったこと。あと何回お手伝いしたらガチャが回せて、自分の欲しいものの金額に届くのか。どうやら今では、計算しながらお手伝い・貯金をしているようなのです。

「金銭管理」という改まった言葉とは程遠いのかもしれませんが、「お金をどのようにして貯め、どのように使うかを自分で考えるきっかけとなり、楽しみながら自然にお金の勉強が進むという、我が家にとって大きなメリットになりました。

おこづかい帳は相変わらず放置されたままですが、もらったらすぐ使ってしまうことがなくなったため、それはそれで良し、と割り切っています。

お金を景品として扱うことに抵抗がある方は、中身を子どもが喜びそうな消しゴムやお菓子などに変えて、お金の勉強の前段階として活用しても良いかもしれません。また、ガチャは工作キットも市販されているので、イチから作るのが面倒…という方は、そちらを利用する手もありますよ。

まとめ

おこづかい制が良いのか、それともお駄賃制が良いのか。どちらが正解ということはありませんし、おこづかい問題に対する考え方は家庭ごとに千差万別です。

我が家の場合は失敗から学んだ末に行き着いた方法でしたが、「子どもが楽しみながらお金というものに接してくれるきっかけになる」という視点から見れば、金銭感覚を身につけるための一つの方法としてアリなのかもしれません。

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