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もうほっといて!「孫への愛が重すぎる」義父母、みんなはどうしてる?

LIMO / 2020年6月22日 12時0分

もうほっといて!「孫への愛が重すぎる」義父母、みんなはどうしてる?

もうほっといて!「孫への愛が重すぎる」義父母、みんなはどうしてる?

「イクじい・イクばあ」––孫育てに積極的かかわるおじいちゃん、おばあちゃんたちを指してこんな風に呼ぶことが増えているようです。多くの大人から愛情を受け成長していく子どもの姿はほほえましいですよね。

一方、核家族化・少子化が進む今、孫への働きかけが愛情を通り越して過干渉・自己満足化し、両親側を困惑させてしまうという祖父母も多いようです。今回は、ママ・パパたちの声を交えながら、ちょっとモヤモヤするこの問題を考えていきたいと思います。

はっきり言って「ありがた迷惑!」

では、ジジババからの贈り物にウンザリしている、という2人の声から…。

モヤモヤ①「ありがた迷惑」なプレゼント

「2歳の娘に、義母からしょっちゅうプレゼントが送られてきます。あと数年しないと着られないような服や、趣味に合わない「知り合いからのおさがり」とか…。特に困るのは「危ないもの」です。細かい部品があるおもちゃは誤飲の恐れがありますよね。また、フードやひも付きの洋服は、遊具に引っかかる危険性があるので、保育園でも禁止になっています。収納スペースも限界が近づいてきて…、だからと言って簡単に捨てるわけにもいきませんよね。でも正直に「迷惑です」って言えますか?義母は善意で送ってくれているのですから、私にはとても言う勇気はありません。正直、困ってます。」

モヤモヤ②「冷蔵庫に入りきらない食料!」

「『これで美味しいものでも作ってあげて!』と、義実家からよく食料が届くのですが、毎回大量なんです。ママ友におすそ分けすればいいじゃない?って言われちゃうかもしれないけど、傷みかけた野菜や、賞味期限ギリギリのお菓子なども紛れ込んでいるので…。本人たちは良かれと思っているのでしょうが、最近では『もしかして嫌がらせ!?』なんて感じることもあります(苦笑)」

感謝したい気持ちヤマヤマだけど、「正直に言えばありがた迷惑」な義父母からのプレゼント。祖父母にしてみたら「孫の喜ぶ顔が見たい」という気持ちだと思うのですが、ピント外れや行き過ぎる場合は対処に困りますよね。

日頃から会う機会が少ない場合は難しいかもしれませんが、義両親ともっとフランクに話せる間柄であれば、さりげなく希望をリクエストできるかもしれませんね。ちょっと抵抗があるママは、パパを通じてそれとなくお願いしてみるのも、角が立たず良いかもしれません。

育児ポリシーをおしつけないで!

「孫の将来を思って…」というジジババ心なのか、はたまた自分が子育てで実現できなかったことを、孫でリベンジする気なのか?まるで自分が親であるかのように、孫のしつけや教育に干渉してくる祖父母の話もよく聞きます。

モヤモヤ③「三歳児神話」信者の義母

「『3歳までは母親は子どものそばに』というポリシーが強い義母。産後が仕事復帰しようと“保活”を始めたのが気に食わないらしく、ことあるごとに口を出してきます。『1歳で預けられるなんてかわいそう』『そんなに子どもが可愛くないなら私が育ててもいいけど?』と言われましたよ。私だってもうちょっと子どもと一緒にいたいです。でも自分自身のキャリアも大切にしたいし、子どもの教育費の面も考えて復職すると決めたんです。やるせない気持ちを通り越して、正直『うるさい、ほっとけ!』って思います」

モヤモヤ④エリートコース目指して「お受験」を強要

「義母から突然、有名幼稚園のパンフレットを渡されました。義母の姉の孫も通っているとか。入園倍率が高いことで有名な「エリート幼稚園」です。うちの娘には、のびのび系の教育方針の方が合っていると思って丁重に断ったのですが…幼稚園受験用の塾の入会案内を手渡され、「小さいころからの厳しい教育が大事なのよ!」と説いてきました。あそこの幼稚園に合格するには「心・技・体」がそろってないと、なんて言い出して、親子スイミングの案内も持ってくる始末。ウチにはウチの教育方針ってものがあるんです!

親ならば誰でも、我が子の将来について真剣に考えています。孫のしつけや教育方針について考えを押し付けるのはほどほどにしていただきたいところ。年長者の意見として耳を傾けるべき部分もあるかもしれませんが、実際に子育てするのは両親です。自分たちのライフプランや教育方針に自信をもち、場合によっては『NO』をハッキリ伝えることが必要です。

「正直な意見を伝えたら嫁姑戦争勃発!」になりそうな場合は、祖父母の話に“合わせているフリ”をしつつ、自分達の軸をブレずに持ちましょう。祖父母は子育ての主役でも、責任者でもないのですから。

パパ・ママの本音とは?

では、親の目線から見た、ジジババに手伝ってほしい『孫育』って、具体的にはどのようなことなのでしょう。そこで、アイフルホームが全国の子どもがいる人100名を対象に実施したアンケート『孫育における両親と祖父母の関わり。祖父母に何をお願いしている?(http://www.eyefulhome-reform.jp/research/%e7%a5%96%e7%88%b6%e6%af%8d%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%a6%e3%82%82%e3%82%89%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%84%e3%80%8c%e5%ad%ab%e8%82%b2%e3%80%8d%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%a9%e3%82%93%e3%81%aa%e3%81%93%e3%81%a8/)』の結果では、こんな回答があがっています。

親が帰宅するまでの面倒 …34%

プチ旅行や観光で社会学習…13%

幼稚園や保育園の送り迎え…5%

習い事など送り迎え…4%

宿題や勉強を見てあげる…3%

一緒にアウトドアスポーツ…3%

その他…38%

共働き世帯が増える今、送り迎えや両親の帰宅までのケアなど、孫にかかわりつつ、結果的にパパ・ママの育児負担がやわらぐようなサポートを嬉しいと考えている家庭が多いのかもしれません。孫と過ごす時間が多ければ多いほど、しつけや教育、はたまた進路のことまで気にかけてくれる祖父母が増えても不思議ではないのかもしれません。

まとめにかえて

子育て対する価値観に、世代間で大きな違いがあるのは当然です。祖父母と意見が衝突してしまうこともときにはあるでしょう。

親しき仲にも礼儀あり。「ありがとう」の気持ちと適切な距離感は、良好な関係を築くうえで不可欠なものではないかと筆者は考えます。日頃の育児で祖父母からのサポートが必要不可欠である場合は、特に意識して感謝の気持ちを示すことを心がけていきましょう。ジジババからの「過剰な愛情」にモヤモヤするみなさんが、ちょっとだけ楽になれるヒントとなればと思います。

【参考】
「祖父母にしてもらいたい「孫育」ってどんなこと(http://www.eyefulhome-reform.jp/research/%e7%a5%96%e7%88%b6%e6%af%8d%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%a6%e3%82%82%e3%82%89%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%84%e3%80%8c%e5%ad%ab%e8%82%b2%e3%80%8d%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%a9%e3%82%93%e3%81%aa%e3%81%93%e3%81%a8/)」失敗しないためのリフォーム情報サイト(LIXIL住宅総合研究所 アイフルホーム)

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