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スパコン世界一奪回の富士通が大幅高! 日経平均株価は反発

LIMO / 2020年6月24日 7時0分

スパコン世界一奪回の富士通が大幅高! 日経平均株価は反発

スパコン世界一奪回の富士通が大幅高! 日経平均株価は反発

【東京株式市場】 2020年6月23日

株式市場の振り返り-やや乱高下の中で日経平均株価は反発、TOPIXは5日ぶりの反発

2020年6月23日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 22,549円(+111円、+0.5%) 反発

TOPIX 1,587.1(+8.0、+0.5%) 5日ぶり反発

東証マザーズ株価指数 1,051.3(▲5.1、▲0.5%) 6日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,358、値下がり銘柄数:706、変わらず:103

値上がり業種数:25、値下がり業種数:8

年初来高値更新銘柄数:77、年初来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は11億9,280万株、売買代金は2兆2,716億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。

新型コロナ感染症の拡大懸念が残る中、米国株式相場の反発を受けてリスクオンモードが高まりました。ただ、やや荒い値動きとなる中で様子見スタンスに徹した投資家も多く、売買代金は2兆3,000億円レベルに止まっています。

そのような中、日経平均株価は米中貿易摩擦問題の悪化懸念などで前場に多少乱高下する場面が見られたものの、22,500円台を回復する反発となりました。取引時間中の高値は22,693円(+256円)、安値は22,257円(▲180円)となり、値幅(高値と安値の差)は約436円となっています。

なお、TOPIXも概ね同じような値動きとなり、5日ぶりの反発で引けました。

東証マザーズ株価指数は6日ぶり反落、売買代金は47日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億5,269万株、売買代金は2,170億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲は継続しており、売買代金は47日連続で1,000億円を上回り、さらに連日で2,000億円を上回っています。

ただ、一部主力銘柄で利益確定売りが優勢となり、株価指数は6日ぶりの反落となりました。なお、終値は1,000ポイント台を維持しています。

東京ディズニー再開発表のOLCが大幅高、スギHDなどドラッグストア株が総じて下落

個別銘柄では、理化学研究所と共同開発したスーパーコンピューターが計算速度の世界一奪回を果たした富士通(6702)が、ご祝儀的な意味合いもあって一時+4%高に迫る大幅上昇となりました。

また、小売り株では先週末にストップ高となった西松屋チェーン(7545)が、好調な月次販売を背景に一時+10%超高の爆騰となり、年初来高値を更新しています。

その他では、休園が続く東京ディズニーの7月1日からの再開を決定したオリエンタルランド(4661)が、一時+4%超高の大幅上昇となったことが目を引きました。

一方、ドラッグストア株が総じて利益確定売りに押され、スギホールディングス(7649)、ツルハホールディングス(3391)、サンドラッグ(9989)などが大きく値を下げました。

また、米国携帯通信事業の一部保有株売却を発表したソフトバンクグループ(9984)が上昇して始まったものの、概ね織り込み済みだったことから終値は下落しています。

その他では、医薬品株の一角も利益確定売りに押され、中外製薬(4519)、第一三共(4568)、塩野義製薬(4507)などが下落したことが目立ちました。

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