意外と多い「彼女に惚れ込んで落とした」はずの夫が浮気…一体なぜ?
LIMO / 2020年6月25日 12時30分
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意外と多い「彼女に惚れ込んで落とした」はずの夫が浮気…一体なぜ?
定期的に報道される有名人の不倫騒動。さまざまなパターンがありますが、奥様が美しい場合「どうしてあんな美人と結婚したのに」といわれることが多々あります。
本来、不倫という行為は結婚相手がどんな人であろうと、その裏切り行為は一律に許されるものではありません。しかし、実際は「ご主人の方が惚れこんで結婚したはずが」「あんなきれいな人がいるのにどうして」といったセリフが聞こえてきます。
この多くの人が疑問に思う「惚れて落としたはずの夫が浮気」パターン。実は意外とよく聞く話のようです。
「格差」カップルの不倫は意外ではない?
世間一般でよく耳にする「格差婚」という言葉。社会的地位や学歴、家柄といったものから容姿に至るまでどちらか一方が秀でている場合に使われることが多いようです。
芸能人の場合などは、一方が圧倒的に売れているときに使用されることが多く、主演を務めるような女優さんと結婚したお笑い芸人や若手俳優といったカップルがこのように表現されます。
こういった場合、男性側には「あんなにモテる人が選んだ人なのだからきっと魅力的に違いない」女性側は「容姿やキャリアで選ばず人を本質で選ぶ人なんだ」といったイメージが付き、どちらも好感度があがることが多いように感じます。
しかし、世間からこういった評価を受けているカップルは、心のどこかで「対等ではない」と思っていることも。一目惚れから猛アタックで彼女を射止め、結婚したという会社員男性の例です。
「僕のことを好きと言ってくれていても、どこかで好きの度合いが違うんじゃないかといつも温度差を感じ不安を抱えていました。そんな時、職場の後輩が僕に悩みを相談してきました。後輩は僕を尊敬し、頼りになる素晴らしい存在のように扱ってくれ…。その居心地の良さに心が動いてしまいました」
努力して愛を手に入れたはずの人でも、相手への劣等感でいつまでもどこか満たされない。しかし、「自分より下」と感じる相手からは簡単に愛を感じられる。きっかけはこんなちょっとした「心の隙」という人も少なくないようです。
妻が付加価値を付けたのにステップアップした気になる
また、別のパターンとして「乗っかり夫」の存在も見逃せません。芸能人だけでなく、モテる人を射止めると、周囲からの評価が上がるのはよくあるようです。単純に「あんなきれいな奥さんで羨ましい」といったものから「たくさんの男性の中から選ばれたこの人もすごい男なのでは」といった推測交じりの評価までさまざまです。
そうしているうちに「自分は彼女と同等のステージの人間なのではないか」といった「乗っかり」が発生し、周囲にちやほやされることに慣れ、その驕りから道を踏み外してしまうことも。また、そんな男性に興味を持つ女性の心理としてこんな意見がありました。
「私の友人で『奥さんが美人で有名な愛妻家を落とすと、美人に勝った気持ちになる』という女性がいました。有名人に限らず、奥さんの存在がその人に付加価値を与えている人というのは、そういった女性を呼び寄せてしまうことがあるんじゃないでしょうか」
周囲の評価が高い一人の女性に乗っかる男。そしてその男を利用して自分が価値ある存在のように思いこむ女。他人を利用して自己評価を上げようとする二人は、もしかしたらお似合いなのかもしれません。
理想の彼女を落としたところがゴール
おとぎ話などは、憧れの人と結ばれて物語が終わることがほとんどですが、現実はそうはいきません。男性だけに限らず、交際するまでは「あの人が手に入るならどんな努力でもする」と思っているのに、実際に付き合いだしたら「こんなはずでは」と思うような性格だったり、生活習慣だったり。相手に理想を抱きすぎているからこそガッカリしたということもあるようです。
大恋愛の末結ばれた人などは特にそういったギャップに弱く、燃え尽き症候群のような感覚で相手への気持ちが覚めてしまい、次の恋物語に向かってしまうなんてパターンも。「モテるのによく彼氏に振られる女性」というのが意外に多いのは、こういったことが原因なのかもしれません。
どんなに理由を付けてもそれは身勝手な行動
さみしい、周囲が近づいてくる、こんなはずでは…理由を挙げれば裏切りの理由はいくらでも思いつくかもしれません。しかし、婚姻届を出したのはほかならぬ二人です。一生を誓い合って結婚したのであれば、その関係を続けるべく努力していくのも大切なことだと思います。
ただ、周囲から見ると「あんな素敵な人が隣にいるのにどうして⁈」と思う状況でも、実際のところは二人にしかわからないのかもしれません。世間からは何不自由なく暮らして見える人が不貞を働いてしまう背景には、外からは想像がつかない何らかの原因が潜んでいる場合もあるのではないでしょうか。
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