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ロマンはあるけど意外と大変?旧車を持つことの注意点3選

LIMO / 2020年6月28日 19時15分

ロマンはあるけど意外と大変?旧車を持つことの注意点3選

ロマンはあるけど意外と大変?旧車を持つことの注意点3選

物を大事にすることは大切。車においても同じことがいえるでしょう。特に年数の経った車は「旧車」と呼ばれますが、旧車は現在販売されている車たちとは一線を画した存在であるといえます。現在の基準では作ることができない独特なフォルムやエンジンサウンドは、車好きを虜にしています。

そんな旧車はロマンにあふれていますが、実際に保有するとなると色々と大変なことがあります。

今回は、旧車を保有することの注意点を解説していきます。

そもそも旧車とは?

旧車と聞くと「古い車」というイメージはあると思います。ですが具体的に何年前の車から旧車と呼べばいいのか、という明確な定義はありません。

筆者の中では昭和の時代の車が旧車ではないか、という考えになりますが、令和となった現在は平成初期(平成10年頃)までの車を旧車と呼んでも良いのではないかと考えます。

その理由は後述する「部品供給の問題」が発生するかしないか、ということを基準にした方が明確な線引きができるのではないか、ということからきています。

部品が少なく高額である

旧車と付き合うにあたり最も悩ましい問題が「修理時における部品問題」ではないでしょうか。

法的な制約はないものの、自動車の部品生産はそのモデルの車が発売されてから10年ほど(メーカーにより異なります)。例外的に生産されている部品はあるものの、10年を過ぎると少しずつ部品が「製造廃止」となり入手が困難になることが多いです。

新品部品が生産されていないと、いわゆる「在庫限り」になるため残っている部品そのものの価格が高騰していきます。現行車であれば数万円~10万円かかる修理費用が、旧車になると倍以上になってしまうことも十分にあり得ます。

車をみてもらえる整備工場が限られてくる

普通の考えだと、車が壊れたらそのメーカー車を扱うディーラーや街中の整備工場に修理を依頼すれば問題ないと思いますよね。これが古い車になればなるほど、その年式の車に対する「知識」や「ノウハウ」を持つ整備士さんが少なくなってきます。

そうなると必然的にその整備士さんがいる整備工場にしか車を預けられなくなるので、そのお店を探すことが必要不可欠になります。

ちょっと調子が悪いから近くの車屋さんに・・・というのができないのが旧車乗りの大きな悩みの種です。インターネットがあまり普及していない時代では「オーナーズクラブ」のような集まりでしか情報共有されていませんでしたが、インターネットがある今はこういった情報が比較的手に入りやすくはなっています。

ですが「口コミの情報」というのも頼りにしないと、信頼できるお店や整備士さんに出会えないかもしれないので気をつけなければなりません。

防犯対策にも気をつける必要がある

現代の車はイモビライザーをはじめとした盗難対策がされていますが、旧車はほぼ皆無です。通常以上に気をつけなければならないでしょう。

希少価値のある古い車ですから、盗難の危険性は現代の一般的な大衆車と比較すると明らかに高くなります。普段以上に「自分の車を守る」行動が必要不可欠です。

旧車を保管するうえで大切な要素のひとつが「人目に触れない」こと。希少な車を誰もが触れるような場所に駐車しておくこと自体が、「盗んでくれ」と言わんばかりの行動ですから、旧車に乗るなら屋根付きガレージは必須であるといってもいいでしょう。

屋根付きガレージは盗難防止という面以外にも、雨風にさらされないだけでなく、車の塗装やエンジンなどを保護する役割を担っています。

まとめ

昔の車を大切に乗ることは非常にいいことですが、それに伴うリスクや問題点があるというのも事実。これらをしっかりと把握しておくことで、車との付き合い方も変わっていくでしょう。

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