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お金をうまく貯めている5組の夫婦が決めた「ルール」とその効果

LIMO / 2020年7月4日 20時0分

お金をうまく貯めている5組の夫婦が決めた「ルール」とその効果

お金をうまく貯めている5組の夫婦が決めた「ルール」とその効果

夫婦で協力してお金を貯めようと頑張っている人も多いと思います。また、夫婦でお金を貯めるなら、何かしらの方針を決めたほうがいいと考える人もいるでしょう。そこで今回は、5組の夫婦にお金にまつわる夫婦間のルールについて話を聞いてみました。

1万円以上の買い物は事前に相談

電機メーカーで働く30代前半のAさん夫婦。高額な買い物については事前に相談するというルールを設けているそうです。

「基本的には1万円以上の買い物をするときにはお互いに事前相談。これくらいシンプルなルールでも、とりあえずそれをきっかけに夫婦でお金の話ができるからいいかなと思っている」と言います。

「たとえば、そろそろ洗濯機を買い替えたいという話をしたら『そういえば電子レンジも新しくしたいね』という話になったり、『テレビは次のボーナスで買い替える?』とか話が広がったりするから、その目標に向かってなんとなく夫婦の意見が一致する」のだそう。

「自分の物を買う場合でも、相手の意見を聞くと『実は今すぐ必要じゃないかも』と考え直すこともあって、結果的に無駄が省けていると思う。もし、お互いの意見が食い違ったら、議論を重ねたうえで『じゃあこっちね』と同意する。とにかく、夫婦でお金のことを話すきっかけになっていることが大事だと思う」と話してくれました。

月1回の「お金会議」

続いては小学校の先生をしている20代後半のBさん夫婦です。「女性向けマネー誌に書いてあったことをそのままマネしてみたのだけど、意外と悪くないなって思っている」と話すのは、毎月1回のお金会議のこと。

Bさん夫婦は月末最終日の22時から1、2時間かけてお金に関して話し合いをしています。「月1回だから負担が大きくないし、22時からって時間を決めておくと、早く子供を寝かせて家事を終わらせておこうって思って頑張れる。旦那もその日は早く帰るようにしてくれている。そういうお互いの努力が見えるから、絆を深めるという意味でも大事にしていきたい」と言います。

さらに、Bさんにはお金会議を楽しむための秘策があるのだと言います。「お金の話だからってかしこまってやるんじゃなくて、おいしいおつまみを作ってお酒をちびちび飲みながら夫婦2人で話す」のだそう。

「『◯ちゃんが習い事をしたいって』という話から子供の成長をしみじみ感じて、『じゃあ私たちも節約しないとね』と心から思える。お金のことだけじゃなく、話が飛躍して思い出話になったり、グチの言い合いになったり不安を語り出したりもするけど、お互いに素直な気持ちで話せるのかなと思っている」と話してくれました。

なんでも得意な方がやる

「お金まわりのことは得意な方がやると決めている」というのは、30代前半で養護教員として働くCさん。「金融系の仕事をしている夫が貯蓄の管理、私は子供の服やバッグを手作りしたりするのが得意だから節約担当、という感じで自然と分担が決まった」のだそう。

「夫は職業柄もあって財テクとか投資のことも好きだから、お金の管理は一任。最初の頃は口を出したくなることもあったけど、そこは彼のプライドと能力を信じて任せた」と笑います。

Cさんは、「自分よりも得意な方がやっているのだから今の結果がベストなのだろう」と互いに信じられることが大事なのではないかと言っていました。

毎月、月例報告書を作る

毎月の月例報告書を作っているというのは、証券会社勤務で職場結婚した30代のDさん夫婦。「毎月交代で当番が回ってくる。自分の番になると、いい報告書が書けるように何か成果を出そうと思うし、夫が協力してくれると『私の番なのに協力してくれてありがとう!』って素直に感謝できる」と言います。

「お互いに仕事が好きで、レポートを求められると燃えるという性格もあるかも。自分の番の月にどれだけ家計が改善しているか、どれだけ貯金残高をふやすかが勝負になっている」と笑っていました。

Dさん夫婦は、目標+2万円の貯金をふやすことに成功した月の当番にはご褒美をあげる制度や、半年ごとのお小遣いボーナスを設けたりしているのだと言います。お互いの性格をよく知って、それをうまく活かしたルールづくりができているようです。

お小遣いは同額に

専業主婦で30代前半のEさん。Eさん夫婦は「お小遣いは同額にしている」と話します。「いまは子供が小さいから私は仕事をやめて専業主婦だけど、その間も夫と同額のお小遣いをもらっている。それは仕事をやめたことへの恩返しだって言ってくれている。だからこそ家事も育児も頑張ろうと思うし、子供が保育園に入ったら私も一生懸命働こうって思える」のだそう。

「お小遣いを同額にしてほしいと言ったわけじゃないから、ルールとして決まっていることではないかもしれないけれど、夫の気持ちをありがたいと感じる」と話してくれました。

お小遣いを減らすときも増やすときも、2人同時に増減するというEさん。これなら家事や育児も、お金のことも協力して頑張ろうというモチベーションを保てそうですね。

おわりに

今回、紹介したのは必ずしもお金を貯めるための直接的なルールばかりではありませんでした。夫婦間でお金の話をするきっかけにしたり、お金のことをお互いに穏やかな気持ちで話せたりすることで、夫婦での資産づくりにポジティブになれるのかもしれません。

とにもかくにもコミュニケーションが大事ということなのでしょう。どれも難しいことではないかと思いますので、ぜひマネしてみてくださいね。

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