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スーツ需要減少で青山商事が上場来安値更新! 日経平均株価は反落

LIMO / 2020年7月2日 7時0分

スーツ需要減少で青山商事が上場来安値更新! 日経平均株価は反落

スーツ需要減少で青山商事が上場来安値更新! 日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2020年7月1日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、コロナ懸念が根強く積極的な売買見られず

2020年7月1日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 22,121円(▲166円、▲0.8%) 反落

TOPIX 1,538.6(▲20.1、▲1.3%) 反落

東証マザーズ株価指数 997.9(▲14.2、▲1.4%) 5日続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:506、値下がり銘柄数:1,618、変わらず:40

値上がり業種数:0、値下がり業種数:33

年初来高値更新銘柄数:27、年初来安値更新銘柄数:8

東証1部の出来高は11億8,497万株、売買代金は2兆351億円(概算)となりました。

出来高は前日より増加しましたが、売買代金は減少しています。米国株式相場の大幅続伸はあったものの、新型コロナ懸念が残る中、全体的には様子見スタンスが継続されました。売買代金はかろうじて2兆円割れを回避しています。

そのような中、日経平均株価は後場から売りが優勢となったまま反落となりました。取引時間中の高値は22,360円(+72円)、安値は22,039円(▲249円)となり、値幅(高値と安値の差)は約321円となっています。

なお、TOPIXも概ね同じような値動きで反落となりましたが、下落率は日経平均株価を大きく上回りました。

東証マザーズ株価指数は5日続落、売買代金は53日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億2,976万株、売買代金は1,973億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲は継続しており、売買代金は53日連続で1,000億円を上回りましたが、再び2,000億円を下回っています。

ただ、新興市場での利益確定売りは収まっておらず、終値では6月15日以来となる1,000ポイント割れとなりました。また、約5カ月ぶりの5日続落で引けています。

東京エレクトロンが連日の上場来高値更新、スーツ需要減少で青山商事は上場来安値更新

個別銘柄では、自動車株が全般的に売られ、スズキ(7269)が一時▲5%超安の急落となり、三菱自動車(7211)は年初来安値を更新しました。

また、武田薬品工業(4502)など医薬品株が一斉に売られ、しまむら(8227)やJ. フロント リテイリング(3086)など小売り株の一角も大幅続落となっています。

その他では、在宅テレワークの定着による紳士用を中心としたスーツ需要減少の懸念が拡大し、青山商事(8219)が上場来安値を更新し、AOKIホールディングス(8214)も大きく値を下げたのが目を引きました。

なお、コロナ騒動の影響でLINE(3938)との経営統合の延期を発表したZホールディングス(4689)は▲4%安に迫る大幅下落となっています。

一方、数少ない値上がり銘柄の中では、半導体需要の拡大期待から東京エレクトロン(8035)が+5%高の急騰で上場来高値を更新し、アドバンテスト(6857)も大幅高となりました。

また、小売り株ではニトリホールディングス(9843)への見直し買いが続き、6日連続で上場来高値を更新しています。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が急騰して年初来高値を更新したのが目立ちました。

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