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親子で買物中の「おやつ買ってー!攻撃」…みんな「いくら」「何個」まで許してる?

LIMO / 2020年7月7日 10時0分

親子で買物中の「おやつ買ってー!攻撃」…みんな「いくら」「何個」まで許してる?

親子で買物中の「おやつ買ってー!攻撃」…みんな「いくら」「何個」まで許してる?

親子で買い物へ行くと、必ずと言っていいほどせがまれる“おやつ”。たった数十円のものであっても、「毎回言われるままに買ってしまっていいのだろうか…」と悩んだ経験のある大人は多いのではないでしょうか。

今回は、子どもにおやつをせがまれたとき、「いくらくらい」「何個まで」許しているのか、周囲の子育て世代にヒアリングしてみました。おじいちゃんおばあちゃん、おじ・おばなど、立場によっては違いがあるかと思いますが、日々「おやつ買って!攻撃」 に遭っている親たちはどのあたりを基準にしているのでしょうか。

【金額で制限】150円くらいまでのものを選ばせている

子どもからの「おやつ買って!」に対して、一番多かったのが「150円くらい」を上限額に買ってあげるという回答。150円までなら、物によっては2つくらい買えるものもあるので、子どもにとっても選び甲斐のある金額だと言えるのではないでしょうか。

「子どもが買い物についてきたときは、『1回150円まで!』とルールを決めています。どうしても欲しいお菓子があって、その日の金額が170円になってしまった場合、次回は130円までと差額を調整。欲しい物が欲しいだけ手に入るわけではないということを知ってもらうのと、小学生の長男には計算の練習にもなっているので、今のところこのシステムでうまくいっています」(34歳/女性)

まだ金額の概念がない年齢の子どもには、工夫を凝らしてリミットの設定を行っている人もいるようです。

「わが家には3歳の娘がいます。『〇〇円までね』と言っても理解しきれない年齢なので、スーパーへ行ったときには、300円以上するおもちゃ付きのおやつを持ってくることも。そこで、『数字が2つまでのものだったらいいよ』と伝えてみたんです。数字が何個並んでいるかは理解できるので、きちんと100円以下のものを選んで持って来るようになりました。娘が必ず100円以下で選ぶようになったので、そこに私が少し追加をして、1回あたり150円くらいになるように調節しています」(30歳/男性)

20年以上前に小学生だった筆者は、今回のこの意見を聞いて、遠足のときに「おやつ150円まで」と決められていたのを思い出しました。学校側が何をもって「150円」と決めていたのかはわかりませんが、遠足のときにみんなで食べるにはちょうどいい量だった気がします。(個人差はあるでしょうが…)

当時はいわゆる“駄菓子屋さん”というものが家の近所にもあり、10円、20円のおやつもたくさん売られていました。今は当時よりもおやつの値段が上がって、150円ではそれほどたくさんのおやつが買えないこともあります。

その“思ったよりも買えない感”を経験させるために、1回あたりのおやつ購入金額を150円と設定している人もいるようです。「これを買ったらこっちは我慢しないといけない…」。限られた条件の中で自分で決める、この感覚を経験させるには、ちょうどいい金額なのではないでしょうか。

【個数で制限】子どもとの知恵くらべになることも

子どもからおやつをせがまれて、金額を制限する人がいる一方、おやつの「個数」でリミットを設けている人もいます。個数制限を設けている人たちの中で、一番多かったのは「1回の買い物につき1個まで」というもの。

ただ、個数で制限をかけた場合、大袋のおやつを1個持ってくることもありえます。そこをどういうふうに調整していくのかが工夫のしどころです。

「わが家では、1回の買い物につきおやつは1個までとルールを決めています。最初は自分が欲しいと思ったおやつを1つ持ってきていた娘でしたが、少し知恵がついて、袋にいくつも個包装のおやつが入ったものを選んでくるように。『かしこくなったな』と感心しましたが、『大きな袋の中にいろんなおやつが入っているから、これはルール違反になるかもね』と伝え、娘にも理解してもらいました。『約束を守る』というルールを身につけるためにも、わが家では個数制限にしています」(29歳/女性)

「以前はおやつを買うときの上限金額を決めていましたが、ある日、20円のおやつを上限金額に収まる範囲内でいくつも持ってきたんです。『確かに設定金額内ではあるけれど、これを全部食べるつもりか…』と、金額制限のシステムに親として疑問を抱いた瞬間でした。息子は買った分だけおやつを食べてしまうので、制度を一新して個数制限制にシフト。その代わり、今まで設けていた上限金額を超えるものであっても1つならOKというルールにし、息子とも折り合いをつけました」(35歳/男性)

子どもの年齢にもよりますが、「このおやつ、帰ったらすぐ食べよう」と思っている子どもがほとんど。「これは今日の分、これは明日の分」と最初から考えて買うことができればいいのですが、翌日以降に分けて食べるのが難しいケースも多々あります。

個数制限制であれば、子どもの手元にあるおやつの数が決まっているので、食べすぎ防止の効果も期待できるかもしれません。子どもの性格や年齢などを考慮して、システムの調整を行うのがベストでしょう。

“我慢する力”と“金銭感覚”を養うきっかけに

たかがおやつ、されどおやつ。子どもにとって身近な「おやつの買い物」は、生きていく上で最低限必要になる“我慢する力”“正しい金銭感覚”を養うトレーニングにもつながります。

各家庭によって、子どもにおやつを買い与えるときの考え方・方法はさまざま。今回は一部の意見をピックアップしてお届けしましたが、みなさんの家庭でも考えるきっかけになればいいなと思います。

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