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自転車部品のシマノが再び上場来高値更新! 日経平均株価は小反発

LIMO / 2020年7月3日 7時0分

自転車部品のシマノが再び上場来高値更新! 日経平均株価は小反発

自転車部品のシマノが再び上場来高値更新! 日経平均株価は小反発

【東京株式市場】 2020年7月2日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小反発、方向感に乏しい膠着状態が続く

2020年7月2日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 22,145円(+24円、+0.1%) 小反発

TOPIX 1,542.7(+4.1、+0.3%) 小幅反発

東証マザーズ株価指数 948.3(▲49.5、▲5.0%) 大幅6日続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:753、値下がり銘柄数:1,343、変わらず:73

値上がり業種数:19、値下がり業種数:14

年初来高値更新銘柄数:12、年初来安値更新銘柄数:12

東証1部の出来高は11億9,331万株、売買代金は2兆2,366億円(概算)となりました。

出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。新型コロナ懸念が残る中、特段の材料もなく、全体的には様子見スタンスが継続されました。売買代金は2兆3,000億円レベルに止まっています。

そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい膠着状態のまま最後は小反発となりました。取引時間中の高値は22,267円(+146円)、安値は22,072円(▲49円)となり、値幅(高値と安値の差)は約195円となっています。

なお、TOPIXも概ね同じような値動きで小幅反発となりました。

東証マザーズ株価指数は急落で6日続落、売買代金は54日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は2億52万株、売買代金は2,643億円となり、いずれも前日より大幅に増加しました。売買代金は54日連続で1,000億円を上回り、今年4番目の高水準となりましたが、ややパニック的な投げ売りが目立つ商いとなっています。

なお、利益確定売りが一気に増大したことなどから、株価指数は▲5%安の急落となり、これで6日続落(約5カ月ぶり)となりました。終値も1,000ポイントを大きく割り込んでいます。

東京エレクトロンの上場来高値更新が続く、自転車ギアのシマノも再び上場来高値を更新

個別銘柄では、半導体需要の拡大期待から東京エレクトロン(8035)が値を上げて3日連続の上場来高値更新となりました。

また、小売り株ではニトリホールディングス(9843)への見直し買いが続き、7日連続で上場来高値を更新しています。

その他では、自転車需要の拡大期待から、シマノ(7309)が大幅高となり再び上場来高値を更新したのが目を引きました。

一方、在宅テレワークの定着による紳士用を中心としたスーツ需要減少の懸念が拡大し、青山商事(8219)が連日で上場来安値を更新し、AOKIホールディングス(8214)も年初来安値を更新しました。

また、小売り株ではJ. フロント リテイリング(3086)が取引時間中に年初来安値を更新し、オンワードホールディングス(8016)や三陽商会(8011)などアパレル関連株も軒並み年初来安値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ関連株が一斉に利益確定売りに押され、アンジェス(4563)が一時▲19%弱安へ暴落し、ナノキャリア(4571)はストップ安で引けました。

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