マイナポイントに間に合わせよう！「マイナンバーカード取得方法」をFPが解説

2020年9月からマイナポイント（https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/）がスタートします。マイナポイント（https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/）とは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を連動させて、ポイントを付与する事業です。ポイントをもらうためには、マイナンバーカードを取得しなければなりません。まだ取得していない人は早めに申請しましょう。この記事を読めばスムーズに取得できますよ！

1. 申請するまで

まず最初に申請の準備をしましょう。「通知カード」を持っていますか？

通知カードは2015年10月中旬から、簡易書留によって各家庭に郵送されたものです。現在は、通知カードの新規発行は廃止されており、2020年5月25日からは「個人番号通知書」に変わっています。（※）

※出生された方や国外から転入された方には、「個人番号通知書」が送られます。既に通知カードを持っている方には「個人番号通知書」は送られません。

この通知カードの下についている交付申請書で申請できます。

出典：「マイナンバーカードの取得方法」マイナポイント事業

この通知カード（交付申請書）を紛失してしまった場合は、次の方法を取りましょう。

交付申請書を紛失しても、マイナンバー（個人番号）がわかっている場合は、以下のリンクからダウンロードをして、手書きで申請できます。

●交付申請書のダウンロード（https://www.kojinbango-card.go.jp/hpsv/wpmng/documents/tegaki-kofu-shinseisho.pdf）
●封筒材料のダウンロード（https://www.kojinbango-card.go.jp/hpsv/wpmng/documents/%E7%94%B3%E8%AB%8B%E6%9B%B8%E9%80%81%E4%BB%98%E7%94%A8%E5%AE%9B%E5%90%8D%E5%8F%B0%E7%B4%99%E5%B0%81%E7%AD%92.pdf）
（地方公共団体情報システム機構「郵送による申請方法」（https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse-yubin/）より）

マイナンバー（個人番号）がわからない場合は、本人確認書類を持って、お住まいの市区町村窓口で交付申請書を発行してもらいます。

単純にマイナンバーを知りたい場合は、マイナンバーが記載された住民票を取ることで確認することができます。これによって、上記の申請書をダウンロードして手書きで申請することもできます。

注意したいのは、すでに交付された通知カードを紛失した場合です。自宅で紛失した場合は、お住まいの市区町村窓口への届出、自宅外で紛失した場合は、警察へ遺失の届出が必要となります。

通知カードの紛失は少し面倒なことになりますね。

2. 申請方法

申請方法は4つあります。順番に説明します。

スマートフォンで申請する

1．メールアドレスを登録する

交付申請書にはQRコードが付いています。これをスマートフォンのカメラで読み取ります。そうすると申請用WEBサイトにアクセスできますので、そこでメールアドレスを登録します。

2．顔写真を登録する

登録したメールアドレス宛に、申請者専用WEBサイトのURLが通知されますので、そこにアクセスして、スマートフォンのカメラで撮影した顔写真を登録します。

３．その他必要事項を入力する

その他に、申請に必要な生年月日と電子証明書の発行希望の有無などを入力して送信します。

４．申請完了

登録したメールアドレス宛に申請完了のメールが届きます。

パソコンで申請する

1．メールアドレスを登録する

申請用WEBサイト（https://net.kojinbango-card.go.jp/SS_SERVICE_OUT/FA01S001Action.do）にアクセスして、申請書IDとメールアドレスを登録します。申請書IDは交付申請書に記載してある申請書ID（半角数字23桁）です。

2．顔写真を登録する

登録したメールアドレス宛に、申請者専用WEBサイトのURLが通知されますので、そこにアクセスして、デジタルカメラで撮影した顔写真を登録します。

３．その他必要事項を入力する

その他に、申請に必要な生年月日と電子証明書の発行希望の有無などを入力して送信します。

４．申請完了

登録したメールアドレス宛に申請完了のメールが届きます。

郵送で申請する

1．交付申請書に必要事項を記入する

すでに氏名、住所、生年月日、性別は印字されているので、引っ越しなどで住所等に変更があった場合には、二重線を引いて余白部分に正しい情報を記入します。

記入が必要な項目は以下となります。

①電話番号
②外国人住民の区分（外国人住民の方のみ）
③点字表記の希望
④申請日
⑤申請者氏名
⑥「署名用電子証明書」「利用者証明用電子証明書」の発行有無
⑦代理人記載欄（代理人の場合のみ）

2．顔写真を貼付する

3．郵送する

同封されている送付用封筒（切手不要）に入れて郵送します。送付用封筒の差出有効期限が切れている場合は、以下からダウンロードができます。

封筒材料のダウンロード（https://www.kojinbango-card.go.jp/hpsv/wpmng/documents/%E7%94%B3%E8%AB%8B%E6%9B%B8%E9%80%81%E4%BB%98%E7%94%A8%E5%AE%9B%E5%90%8D%E5%8F%B0%E7%B4%99%E5%B0%81%E7%AD%92.pdf）

まちなかの証明用写真機で申請する

まちなかにあるマイナンバーカード申請に対応した証明写真機を使えば、その場で申請ができます。対応している証明写真機の会社は以下となります。

株式会社DNPフォトイメージングジャパン（https://www.dnpphoto.jp/products/kirei/mynumber/index.html）

日本オート・フォート株式会社（http://www.pmi.co.jp/personal/mynumber/index3.html）

富士フイルム株式会社（https://www.fujifilm.com/jp/ja/consumer/photoprinting/photo-box）

三吉工業株式会社（http://www.miyoshi-jp.com/）

株式会社プラザクリエイト（https://as.chizumaru.com/plazaidbox/top?account=plazaidbox）

申請方法はそれぞれの機種によって違いますが、だいたい以下のような手順となります。

メニューを選択する

交付申請書のQRコードをかざす

撮影する

申請内容を確認する

受付証を受け取る

（※富士フイルム株式会社の場合）

3. 受け取り方法

申請から約1カ月後に「交付通知書」が市区町村から届きます。この交付通知書とそこに記載してある必要書類を持って、市区町村の交付窓口に行けば、マイナンバーカードを受け取ることができます。受け取りの際に、数字4桁のパスワード（暗証番号）を設定しますので、忘れないようにしましょう。

注意点としては、申請から交付通知書が届くまで、約1カ月かかるという点です。そのため、9月からのマイナポイントに間に合わせるためには、早めに申請をしておかなければなりません。申請方法はこの記事を読んでいただけたらわかるように簡単です。マイナンバーカードを持っていない人は今から申請してみてはいかがでしょうか。

参考

「つくってみよう！マイナンバーカード」（https://www.kojinbango-card.go.jp/）マイナンバーカード総合サイト
「マイナンバーカード交付申請」（https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/）マイナンバーカード総合サイト
「個人番号通知書について」（https://www.kojinbango-card.go.jp/tsuchicard/）マイナンバーカード総合サイト
「マイナンバーカードのつくりかた」（https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/mynumber/tsukurikata/）政府広報オンライン
「マイナンバーカードの申請・交付の流れ」（https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/11.html）総務省
「マイナンバーカードの取得方法　マイナポイントの取得・利用まで」（https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/flow/mnp-get/）マイナポイント事業