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夫婦間の隠し事ランキング1位は「お金関係」、貯蓄額をあいまいにしている人が意外と多い!?

LIMO / 2020年7月15日 10時0分

夫婦間の隠し事ランキング1位は「お金関係」、貯蓄額をあいまいにしている人が意外と多い!?

夫婦間の隠し事ランキング1位は「お金関係」、貯蓄額をあいまいにしている人が意外と多い!?

もし、あなたが「パートナーに隠していることを教えてください」と聞かれたら、ドキッとする方もなかにはいるのではないでしょうか。夫婦といえども、なかなか話し合うのが簡単ではない事柄の1つはお金関係かもしれません。

そこで今回は、最新の調査データを元に、夫婦間でのお金の隠し事に関する実情と、夫婦の家計管理方法について紹介していきたいと思います。

夫婦間の隠し事ランキング1位は「お金関係」!

2020年6月に松井証券株式会社が公表した「夫婦の家計管理事情に関する調査」によると、夫婦間での隠し事について「隠し事がない」と回答した人が67.4%と半数以上を占めたものの、次いで「お金関係(20.9%)」、「恋愛関係(9.5%)」、「趣味関係(7.5%)」という結果になりました。

やはり、夫婦間で最も多い隠し事は「お金関係」のようです。それでは、夫婦間の「所得額」と「貯蓄額」についてはどうでしょうか。

パートナーに自分の所得額を「正確に共有している」人は62.1%、「曖昧にサバを読んで共有している」または「共有していない」人は合わせて37.9%、3人に1人以上は自分の正確な所得額をパートナーに伝えていないということになります。

また貯蓄額については、「正確に共有している」が46.8%である一方、「曖昧にサバを読んで共有している」または「共有していない」が53.2%となっており、半数以上の人が正確な貯蓄額をパートナーと共有していないということが明らかになりました。

この結果を、隠している人が多いと見るか少ないと見るかは、個人の見方にもよるでしょうが、たとえパートナーであったとしても自分の懐事情を隠しておきたいと考える人が一定数いることが分かります。

所得額や貯蓄額については入籍時に伝えるのがベスト?

一方で、「パートナーに隠すつもりはなかったが、何となく機会を逃してしまった」というケースもあるかもしれません。パートナーに自分のお金事情を伝えようと思っても、普段の生活の中でいきなりお金の話は切り出しにくい…と感じる方もいるでしょう。

先程の調査では、所得額や貯蓄額を「正確に共有している」と回答した人に対して、共有したタイミングについても質問しています。

若年夫婦(結婚3年以内で20~30代)と熟年夫婦(結婚30年以上で50~60代)で傾向は異なるものの、所得額・貯蓄額を共有するタイミングは「入籍時」が最も多いという結果になりました。

ちなみに筆者の場合も、入籍時にお互いの所得額と貯蓄額をオープンにしました(その際に、筆者の貯蓄額があまりにも少なかったので、びっくりされてしまったのは余談です…)。

確かに入籍時には、これから2人で力を合わせて生活していこうという意識が高まりますから、お金の話を切り出すタイミングとしてはベストなのかもしれません。

みんなはどうやって家計管理をしている?

それでは、どのように夫婦のお金を管理していくのが良いのでしょうか。

先程の調査の中で、「あなたの家庭は、誰が家計を管理していますか」と聞いたところ、妻が家計を管理している割合は45.0%、夫が管理している割合は24.8%、別々に管理している割合は16.4%、共同で管理している割合は13.9%となっており、妻が家計を管理している家庭が最も多いという結果です。

①夫婦どちらか一方が主導権を取り、家計を管理する

もし、夫婦がお互いの所得額や貯蓄額をオープンにできるのであれば、夫か妻のどちらか一方がメインで家計を管理していくという方法があります。実際に調査では、妻が家計管理をしている夫の7割以上が「妻が家計を管理していることに満足している」と回答しています。

「船頭多くして船山に上る」ということわざもあるように、舵取りをする人が多くなればなるほど物事は迷走してしまうこともあります。夫婦でよく話し合って、お互いが納得する形で役割分担ができるのであれば、夫と妻のどちらか得意な方が家計管理の主導権を持つというのも良い方法なのではないでしょうか。

②夫婦別会計にする

共働き世帯の増加と共に見られるようになってきたのが夫婦別会計。夫婦間で決めた一定金額を出し合って生活費を工面し、残りはそれぞれが自由に管理するという方法です。

ただし、夫婦どちらかの収入が高いからという理由で、片方の負担が重くなりすぎると不満のもとになるので、その点は十分に配慮する必要があります。

また、家計へ一定額を出した後に手元に残ったお金については、使い道をパートナーに咎められない分、家計全体の収支や貯金に意識が向きにくいというデメリットがあります。

将来に備えてしっかり貯蓄もしておきたいという場合は、少なくとも貯蓄だけでもパートナーと共有しておくのが望ましいと言えるでしょう。

まとめ

たとえ夫婦であっても、なかなか腹を割って話し合うのが簡単ではないのがお金事情。夫婦がどれだけお互いのお金事情を共有しているかで、最適な家計管理法は変わってくるのかもしれません。

お金について話し合うタイミングを逃してきたという方は、定期的に家計について話し合う機会をつくることから始めてみてはいかがでしょうか。

【参考】「夫婦の家計管理事情に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000019241.html)」(松井証券株式会社)

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