興味がバラバラの3人を育てる母の「お金をかけ過ぎない」学習法
LIMO / 2020年7月29日 10時0分
興味がバラバラの3人を育てる母の「お金をかけ過ぎない」学習法
きょうだいといっても異なる、好みや得意分野。それぞれの個性を伸ばしてあげたいと思う一方で、子どもが増えるとオモチャやドリル、通信教育などのお金もかかります。
小学生~園児の男女3児を育てるわが家でも、学びへの興味や意欲はそれぞれ異なります。子どもによってはハマらないオモチャや本もあるため、その見極め方や、何を用意してあげるかは難しいところ。
3人それぞれの個性を見て学んだ、お金をかけ過ぎない幼児の勉強法について紹介します。
ひらがなの勉強や通信教育を、子どもの遊び方によって使い分け
幼児にとって、学びの最初のステップにあるのが「ひらがなや数字」でしょう。文字への興味は、子どもによってバラバラ。わが家では1人目と3人目が本や文字に興味を示す一方で、2人目はブロック玩具などの立体的な遊びが好きで文字への興味はありませんでした。
文字に興味のある子は、市販のドリルや絵本、カルタ、すごろくといった本屋などで購入できるもので十分覚えていきます。「読む」から「書く」へと順調に覚えていったので、段々と教材になるものを買い足しました。幼児~小学生以降の通信教育でも「書く方が好きだから紙の教材がいい」とのことでドリル中心に選んでいます。
一方で、文字や書くことに興味のない2人目が興味を持ったのは、お風呂やリビングなどの壁に貼る「ひらがなポスター」。ただひらがなが書いてあるものではなく、電車とレールでひらがなが描かれているものです。電車ごっこの延長で、ひらがなをなぞって興味を持ちました。
他にもハマったのは、知育玩具が豊富な通信教育で提供されている、子ども用パソコン・タブレットなどのひらがな覚えの教材。立体的な遊びを楽しむ子は、ゲーム性のあるものに興味を持ちやすいようです。こういった知育玩具は、中古品を探すのも一つの手でしょう。
通常、文字は読むことから覚えるという印象がありますが、2人目の場合は「書く」から「読む」という順でした。その子に合ったオモチャや通信教育を1つずつ選ぶと、使用頻度も高くなるもの。「書く」から覚えるタイプの子には、遊びの延長線上で学べるものや通信教育の知育玩具といったプロの手を借りると良いようです。
遊び、真似、働きかけ…一番大きな「きょうだいパワー」
きょうだいが多ければ教育費がかかりますが、一方で、きょうだいがいるからこそ興味の幅が広がるともいえます。文字に興味のない2人目に、親としては興味が出る時期まで待とうという気持ちでしたが、1人目であるお兄ちゃんの働きかけで一気に状況が変わりました。
ある日、教えるのが好きな1人目が、自分のお小遣いで2人目にひらがなドリルを購入しプレゼント。ただひたすら字を書くだけのドリルですが、2人目はその日から机に向かい、毎日字を書き続け、1冊全てを終えたのです。それ以降も、2人目はお兄ちゃんと一緒に机に向かっています。
読書についても、毎晩1人目が寝る前に読書をするのを真似して、下の2人も読書や読み聞かせが習慣になりました。1人目に読み聞かせや机に向かう習慣を付けておくと、下の子たちも自然と真似するもの。きょうだいパワーが一番効果的、かつ持続するように思います。
「きょうだいで遊べる学び系のオモチャ」を用意
「下の子あるある」でもありますが、下の子は小さな頃から自分より上の年齢が対象のオモチャに囲まれていますし、早いうちからきょうだいの遊びに参加します。
1人目と2人目は4歳差、1人目と3人目は6歳差ですが、それでも下の子が2歳半~3歳ころから「カルタやすごろく、トランプ」をして一緒に遊ぶようになりました。
「お兄ちゃんと同じようにやる! できる!」という意気込みが下の子はあるので、負けると大泣きしながらも覚え、のみこみも早いもの。遊びの副産物として、文字や数字、日本や世界の地名、特産物などを覚えるようになりました。
昔ながらの遊びではありますが、やはり「カルタやすごろく、トランプ」はきょうだいで遊ぶことができるところが良い点です。本屋はもちろん、ネットでも子どもの好きなアニメキャラのものや、より楽しくかつ勉強にもなるよう工夫されたものも多くあります。
きょうだい全員分のオモチャや教材を買い揃えるとなるとお金がかかりますが、それぞれの個性を見て買うものを分けたり、きょうだいパワーを活用するという方法もあります。きょうだいがいるからこそ遊びのなかで学ぶ機会も増えるので、その点に着目すると良いのではないでしょうか。
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