自粛期間中にママ友関係を淘汰!?マウント、自粛警察…関係を切ったら幸せに
LIMO / 2020年7月27日 10時45分
自粛期間中にママ友関係を淘汰!?マウント、自粛警察…関係を切ったら幸せに
緊急事態宣言を経て落ち着いてきていた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ですが、再び警戒を強めなければならないようです。
内閣官房が7月17日に発表した「感染が拡大している都道府県における対応について(https://corona.go.jp/news/pdf/todofuken_taiou_0717.pdf)」によると、首都圏と関西圏を中心に新規感染者が増加していることから、感染者の多いバーやクラブなどを含む酒類を扱う飲食店へ、拡大予防のガイドライン遵守要請を行いました。自粛もまだ続きそうです。
自粛期間に「せっかく家にいるのだから…」と、断捨離を進めた人も多く、緊急事態宣言中にものを手放した、という声もよく聞きます。ものを減らしてスッキリしたのであれば、つぎは「人付き合い」も淘汰すると良いかもしれませんよ。
「わが子が1番」マウントママ
小学1年生の息子を持つHさんは、子どもの習いごとで知り合ったマウントを取りたがるママ友と、自粛期間中に縁を切ったそうです。
そのママ友は習いごとの進み具合でも「私の子どもはここまで進んだ」と自慢、褒めないと不機嫌になるそうです。どこに遊びに行ったか、何をしたかを常に気にされ、報告すれば「うちの方が上」だと満足するのだとか。「習いごとの間だけなので、私が我慢すればいいかな…と思っていました。でも、この緊急事態宣言で習いごとがお休みになると、気持ちに変化が生まれたのです。
ママ友に会わなくなると、本当に心から楽だと感じました。これだけストレスだったのだと気づいてから、距離を置くことに決めたのです。LINEがきても返事はスタンプのみ。電話は『忙しいから電話できない』と1文送るだけで放置。
たったこれだけで、気持ちが軽くなりました。」そして息子とも相談した結果、習いごとは辞めることにしたのだとか。
「もともと息子は習いごとに行きたくなかったようでした。親の見栄で通わせていただけだったようなので、辞めて正解ですね。」これからは無駄にがんばろうとせず、息子との時間を楽しむことに決めたようです。親子ともに、笑顔が増えたそうですよ。
「それ、いくら?」ゲスママ
「値段ばかりを気にするママ友が苦手でした」という、2歳の娘と夫の3人で暮らすTさんは、緊急事態宣言をきっかけにフェイドアウトを狙っているようです。
児童館で知り合った同い年の娘を持つママ友は、何にたいしても金額を聞きたがる人だったといいます。
「初対面で『その洋服かわいいね。どこで買ったの?いくら?』と声をかけられました。はじめは、ママ友も同じものが欲しいのかな?と思い、気にしないようにしていたのです。」しかし、児童館でママ友と会うたびにさまざまな金額を聞かれたそうで、最終的に苦痛に思うようになっていったといいます。
「ママ友の前では新しい服は着られません。どこへ出かけたとかもいえません。夫のことを話題にすれば『どこにお勤め?給料はいくら?』と聞かれるのではないか…と不安になり、何もいえなくなりました。」ママ友と会うこと自体が怖くなり、コロナの拡大を理由に緊急事態宣言前から児童館への出入りをやめ、緊急事態宣言中はもちろん現在も行くことはないそうです。
「まだコロナも怖いですし、ママ友にも会いたくないので児童館へ行きません。それに、娘も2歳になり行動範囲が広がったので、コロナが終息したら児童館以外のところへ行って遊ぼうと思います。」連絡先を交換していなかったのも良かったそうです。このままフェイドアウトできるといいですね。
「外出したの!?」自粛警察ママ
正義感の強いママ友に困っているのが、中学生と小学生の子どもを持つSさん。緊急事態宣言発令から、少しずつ距離を置くようにしているそうです。
「サバサバした良いママ友だと思っていましたが、自粛生活のなかで、自分の考えを押しとおす面倒臭い人だということがわかりました。」なんと、緊急事態宣言が発令されてからというもの、SNSで行動を監視するようになったというのです。
「私の周りではむやみに外出している人はいません。いっても買い物をするために近所のスーパーへ行く程度です。それすら『外出したの!?』といってくるので、他のママ友たちからも距離を置かれているようでした。
少しでも気分が晴れるように、とお花を購入したことをSNSにアップしたときに『こんなときに花を買いにいくなんて不謹慎だ』と責められました。そこで私も面倒くさくなって、LINEをブロックしました。」自粛は大切なことですが、押しつけ過ぎると嫌われてしまうかもしれませんね。
「実はさ…」ウワサ大好きママ
ウワサ大好きなママ友にうんざりしているKさんも、緊急事態宣言中にそっと連絡を絶っているひとり。
「だれの前でもいい顔をするママ友ですが、そのわりに、その場にいない人のウワサを広める人でした。『人脈が広い』と自慢をしていましたが、ただ情報収集がしたいだけでしょ、と冷めた目で見ています。」というKさんも、ウワサのネタにされていると感じているそうです。
「近所に住む姑と仲が悪い、というウワサです。適度な距離を置いている、といっただけなのにどうしてこういう話になるのか…信じられません。」こういったウワサに振り回されないためにも、緊急事態宣言解除後も距離を置いているというKさん。ウワサ話が耳に入ってこないのは、不安ではあるものの気も楽だと感じているそうです。
「ウワサを気にしていたら、ストレスが溜まります。もう、いわないし聞かないようにします。これで、ストレスフリーですよ。」
緊急事態宣言から友達やめた人たちの話を紹介しました。みなさん、4人のママ友と縁が切れたことでスッキリしているようです。もし、付き合いに困っている人がいるのであれば、そっと距離を置くのも良いかもしれませんね。
【参照】
内閣官房「感染が拡大している都道府県における対応について(https://corona.go.jp/news/pdf/todofuken_taiou_0717.pdf)」
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