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子どもが起こしたお金のトラブル3つ、母親たちはどう対処した?

LIMO / 2020年8月5日 20時0分

子どもが起こしたお金のトラブル3つ、母親たちはどう対処した?

子どもが起こしたお金のトラブル3つ、母親たちはどう対処した?

子育てをしていると、大なり小なりトラブルが絶えません。子どもがケガをしたり、家の物が壊れたりするのはもはや日常茶飯事。ですが、親が一番頭を抱えるのは子どもに関するお金のトラブルではないでしょうか。今回は、子どもたちが引き起こしてしまったお金のトラブルと、その時どう対処したかを3人のお母さんに聞いてみました。

子どもが友達のおもちゃを壊してしまった

小学3年生の息子さんを持つ30代のAさん。やんちゃさゆえのトラブルには慣れていたものの、子どもが大泣きして帰ってきたときにはビックリしたと言います。

「泣きながら友達の家から帰ってきて、何かと思ったら友達のPS3を壊したと…。事情を聞くと、友達とふざけあっていてPS3を思い切り踏んづけてしまったと言う。急いで友達の家に電話して、すぐにお詫びに向かった」とのこと。こうした場合、早急に相手の家にお詫びをするのは子どもにまつわるトラブルの大鉄則ですね。

「相手の親御さんはまだ壊れたことを把握していなかった様子だったので、息子の口からきちんと説明させて、親御さんが状況を見に行って…。こちらでも改めて物を見せてもらい壊れていることを確認した」のだそう。

「そして、新しいものを購入してお詫びしますと告げて、その足で買いに行って、届けて…。それで済んだけれど、相手の親御さんがいい人でよかった。ママ友の中には、同じような状況で相手の親御さんからしつこく上乗せ請求を求められたという人もいたから」と話してくれました。

学校で子どもが盗みの犯人扱いに

続いては30代のBさん。比較的おとなしい息子さんで大きなトラブルもなかったそうですが、小学5年生のときに起きたお金のトラブルには肝を冷やしたとのこと。

「息子の学校から電話がかかってきて、『〇くんが友達の財布を盗んだと言われている』と…。仕事を早退して学校へ向かったら、ある男の子の財布が昼休みになくなって、その犯人捜しをしたら息子だったという話になっていた」のだそう。

「担任の先生は『まだわかりませんし、本人は否定しているので確定というわけじゃないですけど…』と言ってくれたけど、財布の持ち主はクラスでも目立つ子で、クラス中でそういうウワサが流れてしまったみたい。本人に聞くと『やってるわけない』と言う。相手の子に話を聞くとなんだか腑に落ちないことが多くて…。でも相手の親御さんの前で問い詰めるように聞くこともできなかった」と当時のことを振り返ります。

「でも、相手側が『うちの子がウソをついているってことですか?』と詰め寄ってきて、あまりに長引くのでなくなった金額をお支払いするということで事件の解決を図った」と言います。

「結局、『うちの息子がやったという証拠もないですし、息子がやったというのは認めませんけど、お金についてはお支払いしますので終わりにしましょう』ということにしてしまった。疲れたけれど、お金を払ったら落ち着いたし、それが目的だったのかなと思う」と話していました。

Aさんも言っていましたが、子どもの金銭トラブルをうまく解決できるかは相手の親御さんのタイプにもよるので、対処が難しいこともありますよね。

子ども同士がお金の貸し借りで対立

中学1年生の息子がいるCさんは、子ども同士のお金の貸し借りで大変な思いをしたと言います。

「中学生って気軽にお金の貸し借りをしてしまうけれど、もちろん借用書なんかない。息子が友達から『3000円返せ』と言われて、息子本人は身に覚えがないと言う。でも、息子はいい加減でとぼけたところもあるから、貸してもらったことを忘れている可能性も捨てきれないなと…。息子をトコトン信じられない自分も嫌だったし、息子もなんだか曖昧なことばかり言っていて、友達としっかり話し合いをさせるまでが大変だった」と振り返ります。

「小学生でもないから相手の親御さんに連絡するのも気が引けて、『中学生なんだからきちんと自分で解決しなさい』と言って突き放したけど、それが正解かわからず困った」というCさん。

「たまたま相手の親御さんに三者懇談会でお会いしたときに少し話をしたら相手の子は親御さんに何も言っていなくて、『そんなことがあったの!』という感じだった。でも中学生だし自分たちで解決させなきゃね、と一致したので安心した。結果的にどうなったのかは息子たちしか知らないけど、その友達とは今も付き合いがあるみたい」と話していました。

子ども同士のお金の貸し借りは確かに心配です。Cさんのように、子どもの性格をよく知っている親の立場だからこそ感じる不安もあると思います。ただ、中学生や高校生になってきたら、子どもから助けを求められるまでは本人に解決を任せてもいいのかもしれませんね。

おわりに

子どもがお金にからむトラブルを起こしてしまった!という立場になったとき、冷静に考えようと思っても、なかなかうまくいかないかもしれません。今のうちに可能性があるパターンについては対処法を考えたり、いろんな人の経験を知っておくことが大事かもしれませんね。

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