レジ袋有料化で意識したい!~節約につながる4つの買い物習慣~
LIMO / 2020年7月31日 13時45分
レジ袋有料化で意識したい!~節約につながる4つの買い物習慣~
2020年7月1日、プラスチック製買物袋の有料化が全国でスタート。
いまやレジ袋はサービスではなく買うものになりましたね。「自宅で使うゴミ袋がなくなる」「袋を持参するのが面倒」などちょっと不便に感じる点もあるかもしれませんが、多くの人に「マイバッグを持つ」というエコ意識が芽生えたのではないでしょうか。
そう、マイバッグ利用は節約への第一歩。これを機に、買い物のスタイルそのものを見直してみませんか?
コンビニもレジ袋が有料に!女性の7割がマイバッグを利用
レジ袋が有料となったのは、スーパーや百貨店だけではありません。コンビニ各社も、もちろん有料化。気軽にふらっと立ち寄れるコンビニ。マイバッグの利用率も低いイメージがあしますが、実はそうではありません。
株式会社クロス・マーケティングが全国20~69歳の男女を対象におこなった「レジ袋有料化に関する調査(https://www.cross-m.co.jp/news/release/20200709/)」によると、コンビニでマイバッグを利用している人の割合は全体の56%。袋を使わず手持ちでという人もいるため、レジ袋を購入する人は10%もいませんでした。
特に女性はマイバッグ利用率が70.4%と高め。コンビニでもスーパーでも、買い物に行くときはマイバッグを持参するというのが習慣化されてきていることの表れかもしれません。
「レジ袋はタダでもらえて当然」そんな考えを改めることとなった今回の出来事。買い物に行く際の持ち物に、マイバッグがプラスされたというのは大きな変化ですよね。
何気なく続けていた習慣や固定概念は、すぐに変えることは難しいもの。でも、今回のレジ袋有料化のように、世の中全体が注目するようなきっかけがあれば、“意識改革”へのハードルは下がるかもしれませんよね。さあ、世の中の流れに乗って、節約を始めてみませんか?
買い物習慣に「4つのチェンジ」を!
ふだんから何気なくやっていること、「やめなくては…」と思っていること。買い物におけるそんな悪しき習慣、このさいザクザク見直していきましょう!
①「毎日買い物に行く」→「まとめ買い」にチェンジ
夕食の材料や生活用品。そういった買い物に毎日行っている人も多いのではないかと思います。実は、買い物に行く回数が多ければ多いほど、お金が減る可能性は高くなる可能性も…。
買い物に行けば、セール品や新商品を目にします。そうすると、買う予定はなかったのについつい気になってカゴに入れてしまう…。そんな経験、誰もがあるでしょう。毎日買い物に行けば、それが「ちりつも」状態になってしまうかもしれないのです。
買い物は週に1~2回と決め、まとめ買いをしてみることがおススメです。1週間分の献立を決めておき、必要な食材だけを買っておく。冷凍庫などを上手に活用すれば保存も問題ありません。もし無駄なものを買ってしまったとしても、週に1、2回なら許容範囲と思えそうですよね。毎日の献立を考えるストレスも少なくなるので、一石二鳥の方法です。
②「現金払い」→「キャッシュレス決済」にチェンジ
近年普及してきたキャッシュレス決済。現金を使わない、クレジットカードや電子マネーなどでの支払い方法のことです。普段の支払いをこのキャッシュレス決済にするだけでも、節約効果が期待できます。
現金と異なり、キャッシュレス決済はネットで残高や利用明細を確認することができます。お金の動きが把握しやすいので、無駄遣いにもすぐ気付くことができます。また、現金のやり取りがない分「きちんと管理しなければ」という気持ちが生まれ、節約への意識も高まる、という流れに期待できそうです。
③「お財布」→「マネークリップ」にチェンジ
キャッシュレス決済が普及したとはいえ、まだ現金を必要とする場面も多いです。そんな時は、マネークリップがおすすめ。お札を挟むクリップのようなもので、お財布の代わりに使う人も増えています。
マネークリップのメリットは、所持金を把握しやすいところ。小銭やカードなどがなく、ぱっと見でいくら使ったのかが分かりやすくなります。
また、現金がたくさん入るお財布とは違い、一度に持てる金額も少なめ。その日に必要な分しか持ち歩かないため、無駄遣いも防げるというわけです。
④「セール品を買う」→「本当に欲しいものを買う」にチェンジ
節約を意識してセール品ばかり買っているあなた。実はそれ、逆効果の可能性があるかもしれません。
「安いから」と買った服、結局気に入らなくて着ていない、なんてことはありませんか?着るものがないから、次の新しい服を買う。これでは無駄遣いですよね。
また、「セール品だから」といって何でもかんでもカゴに入れてはいないでしょうか。必要なものを安く買うのではなく、安いものなら何でも買う。これでは、目的と手段が逆ですよね。
セールなどのうたい文句に振り回されず、本当に必要なものだけを買うように意識してみましょう。それだけで節約につながることが期待できそうです。
まとめ
買い物の方法やクセを見直すきっかけにもなる、レジ袋の有料化。不便な点を挙げるではなく、せっかくですからお金を貯めるチャンスと捉えてみませんか?
普段の何気ない行動をちょっと変えてみるだけで、節約につながることはたくさんあるのではないかと思います。マイバッグを持って、今日から新しい買い物の習慣を身につけていきましょう。
環境にもお財布にも優しい、”エコ”の意識を高めていきたいものですね。
【参考】
「レジ袋有料化に関する調査(https://www.cross-m.co.jp/news/release/20200709/)」株式会社クロス・マーケティング
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