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「もうウンザリ!」心をむしばむ仕事のストレス、その原因を探る。

LIMO / 2020年7月31日 17時45分

「もうウンザリ!」心をむしばむ仕事のストレス、その原因を探る。

「もうウンザリ!」心をむしばむ仕事のストレス、その原因を探る。

仕事上のストレスというのは年齢層を問わず、大なり小なり抱えているものではないかと思います。現代を生きるビジネスパーソンたちは、どのようなストレスに晒されているのでしょうか。

今回は「メンタルヘルスの取り組み」に関する企業アンケート調査の結果から、ビジネスパーソンのストレス理由とその変化をみていきます。また、職場の上司や部下から受けるストレスの具体的な事例もご紹介していきましょう。

不調の原因に多い「責任と権限のアンバランス」

公益財団法人日本生産性本部のメンタルヘルス研究所が実施した「『メンタルヘルスの取り組み』に関する企業アンケート調査(https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/R4attached.pdf)」によると、2017年以降「心の病」を抱える10-20代が増加(27.9%→30.6%)していました。50代以上を除く全世代が横一線の約30%となっています。

2010年の調査では30代の不調者が58.2%と多かったようです。その理由は、仕事の責任は重いが管理職にはなれないという「責任と権限のアンバランス」によるものと考えられていました。

2017年以降は30代だけでなく、50代を除くすべての年齢層に、このアンバランスによる不調の広がりが見られます。年功序列制の崩壊との連動で、他の年齢層にも同じような悩みが広がったためと考えられるでしょう。

「もう勘弁して!」職場のみんなにもの申す。

仕事のストレスのもとを聞いてみると、会社のブラック体質や上司のパワハラ行為をはじめとする、経営者や上司などへの不満がよく挙がります。いくつか事例をみていきましょう。

テレワーク社員を疑う社長

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大をうけ、多くの企業で受け入れられているテレワーク。世間では新しい勤務スタイルとして注目を集めていますが、従業員を信用していない管理職の現状を憂う社員たちも・・・。

顔出ししない、仕事場(=自宅の中)を映さない社員に対して、「サボるな」「怠けているだろう?」と疑いの発言が投げられるそうです。

出社勤務と比較すると、テレワーク体制では勤怠状況を把握しにくいという側面が、確かにあります。とはいえ、在宅勤務では「仕事場=個人のプライベートな空間」。管理職側もそれを認識しておくべきだと考えられます。

手柄は横取り、ミスは押しつける先輩

ミスやクレーム処理は後輩に押しつけ、最後の手柄だけはちゃっかり自分のものにする、というズルい先輩も多いようです。

「このままではストレスで爆発しそう」「あの先輩とはやってらんねーよ!」と、後輩たちは心の中で叫んでいるわけです。

現場が疲弊する「縦割り文化」の弊害

「他部署との縦割り文化があって仕事がやりづらい・・・」と、こぼす人も。

他部署が関わる案件の進行を邪魔する、足を引っ張り合う、なんてことが日常茶飯事。役員や部長同士の仲が悪いなど、極めて個人的な事情で、現場の社員たちが間に挟まれて苦慮するパターンも多いようです。

「朝令暮改」の上司

「言うことがコロコロ変わる上司」にストレスを感じるという声も。「前回の会議でこう言いましたよね?」と返しても、「そんなこと関係ない」と逆ギレ。

取引先からの無理な要求を受け入れる、思いつきのアイデアを即実行に移したがる・・・といった無茶ブリ上司たち。業務方針が再三変更となるため、生産性も低下し、現場が疲弊しているそうです。

ヤバい後輩・部下の扱いに悩む・・・。

仕事のストレスに悩んでいるのは若手や後輩社員たちだけではありません。指導や教育する立場にある先輩や上司たちからも悲鳴があがっています。

卑劣な「逆パワハラ」

上司にとって部下の指導は業務の一部です。しかし、社会のハラスメントに対する意識が高まり、指示・指導がしにくいと感じる上司たちが増えています。

些細な言動でも、「それパワハラですよね」「人事に報告します」「訴えますよ」といった逆パワハラの応酬を受けるからです。

同僚を引き入れ上司を集団で無視したり、職務命令をボイコットしたり。なかには、上司の罪をでっち上げ、人事や上役に告げ口するといった卑劣なケースもあります。

モンスター部下に手を焼く…

モンスター部下も上司にとってはストレスの種です。「何を言っても理由なく反抗、仕事の指示に応じない」「感情的な自己主張が多く、いつもケンカ腰で接してくる」などはほんの一例。

人手不足で人材確保が難しいなか、多少扱いが難しい部下でも離職されては困るという本音も。

上述の「逆パワハラ部下」と同様、部下たちの過敏な反応を警戒して対処に悩む管理職は少なくありません。

いつまで新人のつもり?

ある程度の業務経験を積んでいるのに、いつまで経っても新人気分が抜けない後輩に辟易する声も。

自分で何も調べず疑問を丸投げしてくる、注意しても、「はぁ…」と反応が薄かったり、逆に極端に落ち込んだり…と扱いも難しい様子。

「質問に答えてもらう=人の時間を奪う」という感覚くらいは、社会人として持ちあわせていてほしいものです。

まとめ

「うちの会社にもいる~!」と思わず頷いてしまう事例もあったかもしれませんね。

私たちの多くは、一日の大半、仕事をして過ごしています。心身ともにベストな状態で業務を進められるよう、ストレスの緩和・解消法を考えていきたいものですね。

仕事のストレスを完全に回避する、というのは難しいことでしょう。そもそも「ストレスゼロの仕事」にめぐりあうこと自体、奇跡的なことかもしれません。

私たちの一人一人に、自分のメンタルを守っていくという意識が求められているのではないかと筆者は考えます。

【参考】
「『メンタルヘルスの取り組み』に関する企業アンケート調査(https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/R4attached.pdf)」公益財団法人日本生産性本部

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