コロナがきっかけで…5人のママ友グループに生じた亀裂。ママ友3人の失敗談

LIMO / 2020年8月8日 10時45分

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コロナがきっかけで…5人のママ友グループに生じた亀裂。ママ友3人の失敗談

コロナ禍による外出自粛期間や、子どもたちも休園休校が続いたことから、ママ友付き合いが自然と減っている…という人が多いのではないでしょうか。ときには助かり、ときには煩わしいとされるママ友同士のお付き合い。

今回は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がきっかけで、ママ友関係が完全に破綻してしまったというAさんにお話を伺うことができました。

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私は、高校時代から友達B、子どもを通じて仲良くなったCさん、Dさん、Eさんで5人のママ友グループを作っていました。普段公園で遊ぶのも、どこかに出掛けるにも、常にこの5人で行動。子ども達も、たまにケンカするけれど仲良くさせてもらっていたんです。

楽しく過ごしていると思っていたのですが、そんな私達の仲が変化してきたのは新型コロナウィルスで自粛生活に入るちょっと前ぐらいからでした。

エピソード1:Cさんの場合

「それって節約じゃなくて、ただのケチ…」

「いつものママ友グループで出掛けることも多かったのですが、出掛けるたびに『えっ?…』という行動をしていたのはCさんでした。

例えば、幼稚園帰りに公園で遊んだときなのですが、子ども達が『喉が渇いた』と言いだしたことがあったんです。幼稚園帰りで水筒を事前に準備していなかったこともあり、それぞれが自動販売機でジュースを買おうということになり、公園の向かいにある自販機のほうに歩き出したんです。するとCさんは、水飲み場の前で立ち止まり、『うちは水道でいいよね』と。

そうなの?と、Cさん以外のメンバーはジュースを購入。でも、他の子が飲んでいたら、今度はCさんの子だって我慢ができません。当然『僕も飲みたい』と言いだし、とうとう泣き出してしまって。そうなると、他のママは逆に自分たちが悪いことをしたみたいになっちゃって、自分の子に『ちょっと分けてあげなさい』と説得を始める始末。

ジュースを分け合う子どもたちを見て、Cさんは『ごめんね~』と言うものの、ジュースを飲むこと自体は止めません。つまり、子どもの身体を考えてジュースを禁止しているわけでは無いんですよね。Cさんの子がちょっと多く飲みすぎちゃって、「僕のが少なくなった。」と訴える子もいたのですが、それでもCさんは、我が子のためにジュースを買ってあげることはありませんでした。

そういえば、みんなでとあるイベント会場に出掛けた時、アトラクションに参加しようとしたら『うちは大丈夫』と言いだしたことも。300円程度のものだったのですが…。そうなると、またCさんのお子さんが泣き叫ぶんですよね。私達も参加を止めようという雰囲気になったのですが、そうすると、今度はやりたい子達から『えっー!なんでー?!』と不満の声。どうにも収集がつかなくなって…。

一事が万事こんな調子なので、Cさんが参加すると聞くと、ついつい足が遠のくようになってしまいました。」

エピソード2:Dさんの場合

「自粛警察ママ」

「Cさんと距離を置くようになってしばらくしたころ、今度は新型コロナの感染拡大のニュースが舞い込んできました。幼稚園も休園になってしまい、私たちは主にグループLINEで連絡を取り合うようになっていました。

すると今度は、Dさんに距離を置きたいと思うようなことが起こったんです。もともと正義感が強く、仕切りたがりな性格で、しっかり者の姉御肌という感じの女性だったのですが、新型コロナがきっかけで、その正義感がおかしな方向に走り出したんです。

たとえば、帰省したことで親族が感染したというニュースについて、誰かが触れると、『なぜ帰省したのか、考えなさすぎで信じられない』と言い、自宅前を犬の散歩している人がいると聞けば『今、外出するなんて!』と言ってきます。私自身も日常品の買い物以外は極力外出を控えていましたが、何気なしに『買い物に行った』なんてことを言えば、それすらも『外出したの?!』という返信が…。

何かと攻めるような発言に違和感を覚えはじめたある日、事件は起こりました。日常品を買いに出た日のことです。その際に、少しでも家の中が明るくなれば…と思って、軽い気持ちで、お花を買ったんです。キレイなお花に嬉しくなってSNSにアップしたところ、すぐにDさんから個別LINEが来て『こんなときに花を買いに外出したの?!』『不謹慎極まりない』『あまりにも自分勝手すぎるんじゃない?!』というメッセージが立て続けに送られてきたのです。

まるで監視されているような感じと、自分の正義が絶対というような押し付けに辟易。今にして思えば、あれが『自粛警察』ってやつなんですね。」

エピソード3:Eさんの場合

「子ども預かって!」

「もうひとりのEさんにも驚きました。自粛期間が始まり、通っていた幼稚園も休園になったのですが、Eさんから突然『子どもを預かって欲しい』と連絡が来たのです。1日くらいなら…と思ったのですが、なんと自粛が始まった『3月の自分の出勤日全部お願い!』と言うのです。『3月はもうシフトが決まってしまって変更できないから。』と言いますが、彼女の出勤は週4日。それをすべて我が家で預かるなんて…。以前、数時間預かったことはありますが、それとは訳が違います。

我が家も夫が在宅勤務になり、それを理由に断りましたが、そう言えばEさんから『専業主婦はいいわよね~』なんて言われたことがあったな…なんてことも頭に浮かび、頼んで来た時もうちを託児所のように思っていたのではないかと、なんともモヤモヤした思いを感じてしまいました。」

これでよかったのかも

自粛期間も過ぎた今、なるべく表面上は平静を保つようにしていますが、5人で出掛けることも無くなりました。出かける機会がなくなったので、CさんとはLINEだけという感じですし、気分が悪くなるのでDさんとは話題を選び、しかもグループLINE以外ではやり取りはしないようにしています。Eさんも、結局シフトを減らして子どもに合わせたようですが、またいつ都合よく声をかけられるかと思うと、自宅へママ友と子どもたちを招待することもなくなりました。

そうなると、今でも仲良くしているのは、高校時代からの友人であるBだけ。やはり同級生なんです。結局、以前のママ友グループ内で今も個人的に仲良くしているのは彼女だけになってしまいました。ママ友との仲まで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響があるなんて…という感じですが、まあこれでよかったのかもしれません。

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ママ友自体を否定するつもりはありませんが、Aさんの話を聞くと、やはりママ友と言えど人としての相性や価値観が合わない人とはお付き合いを続けていくことは難しいということのようですね。「友達」という言葉に惑わされず、ほどほどの距離感を持って上手に付き合っていくことが大切、ということなのかもしれません。

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