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3人の子は想像以上に性格バラバラ! でも「みんなちがって、みんないい」

LIMO / 2020年8月11日 10時0分

3人の子は想像以上に性格バラバラ! でも「みんなちがって、みんないい」

3人の子は想像以上に性格バラバラ! でも「みんなちがって、みんないい」

小4長男、年長次男、3歳長女がいるわが家。子どもが2人のときに比べ、3人になってからはそれぞれの個性の強さや、きょうだいの関係性の広がりをより感じるようになりました。

バラバラの性格や個性を持つ3人兄妹が繰り広げる”小さな社会”は、親が学ぶ場面も多いものです。

それぞれの子の個性の強さを実感

我が子には「元気な子になってほしい」「サッカーを教えたい」「音楽が好きな子に育てたい」など、さまざまな希望を持つ方も多いのではないでしょうか。

本が好きな子になってほしいと思っていた筆者ですが、子どもが1人、2人、そして3人と増えるにつれ、親の思いよりも子どもの個性の強さを実感するようになりました。

きょうだいとはいえ、気質や性格、好き嫌い、趣味嗜好、生活リズムまでバラバラの子どもたち。その違いは新生児期から見られ、たとえば睡眠だけとっても、規則正しく早寝早起きの子もいれば夜遅くまで泣く子、朝の3時に必ず起きる子と異なりました。

性格を観察してみても、「大人しく神経質だけど自分の意見を曲げない強さがある」「ヤンチャだけど繊細で内弁慶」「いつでも笑顔だけど怒りんぼうで人見知り」とさまざま。遊び方や食の好みまで見事にバラバラで、生まれ持った個性の強さを実感します。

それぞれの個性を持つ3人を見ていると、金子みすゞの詩「みんなちがって、みんないい」がすんなりと理解できます。リビングにたくさんの本をそっと並べつつも、それぞれの子の個性を観察し、のびのびと伸ばすということが育児の目標になりました。

「上の子が2人」になったり「下の子が2人」になったり

3人いると、単純に上の子・下の子では分けられません。

3人目が乳児期のころは「上の子2人」の結束力が強く、3人目のお世話の間に2人で待っていてもらったものでした。

上の子が1人だと親も待っていてもらうのを心配に思いますが、2人で待っていてもらえると心強いもの。当時は上2人が兄として3人目を可愛がっており、今でも上の2人は3人目を守るものとして、危ないことがないかチェックしてくれます。

一方で、「下の子2人」という関係性も生まれます。下の子2人は、1人目のことを大好きを超えて尊敬しているのが伝わり、1人目にさまざまなことを教えてもらっては学んでいます。きょうだい間の遊びのブームはだいたい1人目が持ってきて、下の2人がハマります。

基本的に上と下で関係性ができますが、きょうだい間に年齢差や生まれ順を感じないときもあります。

性格もあると思いますが、3人目は上の子たちに布団をかけたり、忘れ物を教えてあげるなど上の子をお世話することも。特に1人目は3人目と抱き合うことで、癒されている部分もあるよう。単純にきょうだいの順番では語れない関係性もあるのだと感じました。

仲間であり、ライバルでもある

子ども2人のときは仲良く遊んだり、よくケンカもしましたが、そこに3人目が入るときょうだい関係にも変化が現われます。

子ども3人で社会ができると言われますが、「1人目と2人目」「1人目と3人目」「2人目と3人目」「3人全員」と関係に多様性が生まれ、まさに社会を感じさせられます。

それぞれの関係性を観察してみると、1人目にとって「2人目は仲間でありライバル、3人目は愛しくて癒しの存在」であり、2人目にとって「1人目は尊敬する兄、3人目は仲間でありライバル」、3人目にとって「1人目は尊敬していて可愛がってくれる兄、2人目は仲間でありライバル」。

2人がケンカしていると、さらっともう1人が仲裁したり、空気を変えてしまうこともあります。

きょうだいでトランプやカルタ、ジェンガや将棋といったボードゲームもしますが、3人いると毎回パターンも変わってくるので、遊びも盛り上がります。教え合ったり、ライバルになったりと、遊びの面でも社会的な広がりがみられています。

3人きょうだいを観察していると、改めて人間の社会や関係性といったものを感じさせられます。きょうだい間でもあらわれる「みんなちがって、みんないい」様子が、社会でも伸びていくといいと思っています。

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