「帰省自粛、結局どうだった?」3人の妻たちが明かす”ココだけの話”。
LIMO / 2020年8月15日 12時5分
![「帰省自粛、結局どうだった?」3人の妻たちが明かす”ココだけの話”。](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_18785_0-small.jpg)
「帰省自粛、結局どうだった?」3人の妻たちが明かす”ココだけの話”。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大影響を踏まえ、外出自粛ムードが全国的な広がりを見せています。各家庭の帰省事情にもさまざまな変化が表れているようです。
例年とは様変わりした今年の夏を、みんなはどのように感じているのでしょうか。3人の妻たちに、本音をこっそり聞いてみました!
お盆の帰省、みんなどうする?
株式会社クロス・マーケティングは、2020年7月に全国20歳~69歳の男女を対象とした「お盆の帰省に関する調査(2020年)(https://www.cross-m.co.jp/news/release/20200716/)」を公開しました。この調査で「今年のお盆の帰省予定」を質問したところ、以下の回答が寄せられました。
帰省する予定はない…78.2%
宿泊を伴う帰省をする予定…10.8%
日帰りの帰省をする予定…10.1%
オンライン帰省をする予定…2.1%
ご覧のように、約8割もの人がお盆の帰省を見合わせる予定のようです。一方で「宿泊を伴う帰省をする予定」と「日帰りの帰省をする予定」をあわせた約2割の人が、帰省を予定しているという結果に。ただし、そのうちの47.1%が「同じ都道府県内」、29.4%が「近隣の都道府県内」と回答しています。帰省をするとしても、近距離や同一県内である人が大多数であるといえるでしょう。
このような帰省にも自粛ムードが漂う状況に対し、世の中の妻たちはどのように感じているのでしょうか。その本音をのぞいてみましょう。
正直、胸をなで下ろしています
「これまで、長期休暇のたびに義実家へ帰省していました。しかも、車で往復4時間、2連泊以上は当たり前。ときにはみんなで温泉や観光にも出かける…というハードスケジュール。
すっかり恒例行事になっていましたが、正直言うと『せっかくの休みなのに、また義実家で慌ただしく過ごすのか…』とうんざりしていました。
そんな我が家にとって、今年のゴールデンウイークは、帰省をしない初めての長期休暇となりました。そして、このお盆もそれぞれ自宅でおとなしく過ごすことに。
義両親や子どもたちの前では『残念ですが…こればっかりは仕方ないですね』なんて言ってはいますが、内心ホッとしています」
夫や子どもと家で過ごすのが苦痛
「緊急事態宣言が出た頃から、夫婦ともに週の勤務日の半分がテレワークとなりました。
わが家には落ち着いて作業できる個室が1部屋しかなく、『電話対応が多いから』という理由でそこを夫が占領することに。私は小学生の息子の相手をしながら、リビングで仕事をすることになったのです。
案の定、休校で自宅にこもる他ない息子は私にひたすら話しかけてきます。夫からは『お昼はうどんがいいな~』『なんかのどが渇いたよ』なんてリクエストがくる始末。全然仕事がはかどらず、イライラが募るばかり。
次第に『夫と家にいるのが苦痛だ』と感じてしまい…。夫が在宅勤務になる日を確認し、それとかぶらないように自分の勤務シフトを調整するようになりました。
そんな矢先、息子の通う学校から『夏休みが大幅に短縮される』というお知らせが。これに対し、夫は『それなら帰省は厳しいな。お盆は家でゆっくり過ごそう』と言い出しました。息子や夫と一緒に家で過ごすのか…と思うと、息が詰まりそうです」
帰省の代わりのやりとりが面倒
「コロナが感染拡大し始めた今年の春ごろから、義実家への帰省はずっと自粛しています。本音をいうと、最初は『帰省中は色々と気を使うし、ちょっと助かったかも…』と思っていました。
ところが…しばらくして、姑から『自粛生活は何かと不便でしょ?』と日用品や食材が大量に送られてくるようになりました。さらに、『孫に会えない代わりに、写真を送ってちょうだい』というリクエストまで。さすがに写真だけじゃ・・・、ということで、お礼の品と一緒に送ることに。
そんなやりとりとりが何往復も続き、今では半月に1回ほど、お互いに何かを送り合う、というルーティーンができてしまって。
あちらから小包が届くたびに、お礼の連絡をするのは当然ですが、メールやLINEではなく、「電話で」というのが義母のルール。ちょっとでも連絡が遅れると、『ちゃんと届いた?』『なにかあったのかと心配したじゃない!』と電話がかかってきます。
さらには、『孫と電話で話したいわ』と長時間の電話に付き合わされることも。帰省がない分こういったやりとりが増え、かえって荷が重くなりました…」
まとめ
帰省がなくなった代わりに、長時間家族と自宅で過ごす生活や、義両親とのやりとりに頭を悩ませる妻たち。帰省する必要がなくなったことに対しては安堵しつつも、「手放しでは喜べない」という人がいるのも現状のようです。
COVID-19の収束のめどは、現時点でもまったくたっていません。ひと月先の自分の生活すら想像ができない状況が続いています。家族との過ごし方や義実家との付き合い方、ストレスを軽減する工夫を考えながら、より心地よいライフスタイルを確立していきたいものですね。
【参考】
「お盆の帰省に関する調査(2020年)(https://www.cross-m.co.jp/news/release/20200716/)」株式会社クロス・マーケティング
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