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漢字で表すと「耐・静・忍!?」みんなの夏休み事情、コロナでどう変わったか。

LIMO / 2020年8月17日 12時0分

漢字で表すと「耐・静・忍!?」みんなの夏休み事情、コロナでどう変わったか。

漢字で表すと「耐・静・忍!?」みんなの夏休み事情、コロナでどう変わったか。

みなさんは、今年のお盆休みをどのように過ごしましたか?

夏真っ盛り、例年ならワクワクするイベントが盛りだくさんの時期なのに…。今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、いつもとは違う夏の過ごし方を求められたという人が多いはずです。

お盆の帰省を控えて、電話やオンラインで家族とコミュニケーションをとった人。楽しみにしていた旅行の計画が白紙になってしまった人・・・。

いまだコロナ禍から抜け出せないなか、みんなの夏休み事情はどのような影響を受けたのでしょうか。

約7割が「夏休みの計画に影響した」と回答

明治安田生命保険相互会社は、2020年7月に「夏に関するアンケート調査(https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2020/pdf/20200721_01.pdf)」を公開しています。なお、この調査は全国の20~50代の1120人(一部設問のみ20~70代の1680人)を対象に、インターネット上で実施したものです。

その査の結果、「新型コロナウイルスの感染拡大が今年の夏休みの計画に与える影響」に対して「影響がある」と回答した割合は70.2%、「影響はない」は29.8%となりました。その具体的な影響として、「予定が決められない」(48.3%)、「国内旅行の計画を中止する」(21.5%)、「海外旅行の計画を中止する」(21.2%)などが挙げられています。せっかくの夏休みですが、旅行を見合わせる人が多い様子がうかがえました。

そして、「今年の夏休みの過ごし方」として最も多く挙げられたのは、「自宅でゆっくり」(60.6%)という結果に。昨年の56.2%と比べると、自宅で過ごす人の割合はやや増加しています。次いで多く挙げられたのは、「未定」の15.5%(昨年のデータなし)となりました。

その一方、「帰省」と回答した人は8.5%と、昨年の14.6%を下回る結果に。旅行においては、国内旅行が13.4%から7.1%に、海外旅行は3.6%から0.5%にそれぞれ減少しています。

夏休みの平均日数は7.9日

今年の夏休みは、予定だけでなく日数にも変化があらわれています。先述の調査によると、今年の夏休みの平均日数は「7.9日間」という結果に。これは2010年以降最も短い日数で、昨年の「8.1日」よりも短縮されています。

なお、「理想」としている夏休みの日数は「平均15.8日間」となりました。 先ほどの「現実」の夏休みの日数と比べると、「7.9日間」と1週間以上の差が開いています。

また、「前年と比較した夏休み日数の増減」に関しては、全体の15.1%が「減る予定」と回答。昨年の7.4%と比べると、2倍以上の割合となっています。各種学校の休校措置による夏休み短縮も踏まえると、今年の夏休みは大人も子どもも短い傾向にありそうです。

今年の夏休みは「耐」「静」「忍」

うまく計画を立てられず、2010年以降最も短い日数となる夏休み。そんな今年の夏休みに対し、人々はどのような印象をもっているのでしょうか。再び、先ほどの調査から「今年の夏休みを表す漢字」に対する回答をみてみましょう。

【今年の夏休みを表す漢字】(3つまで回答)

「耐」…28.4%

「静」…25.7%

「忍」…23.4%

「家」…19.3%

「未」…14.7%

「近」…12.6%

「節」…10.1%

「暇」…8.2%

「寂」…8.1%

「無」…7.1%

このように、従来の夏休みに対するイメージからは連想されにくいものが並びました。そして上位を見ると、「耐」「静」「忍」といった漢字がトップ3を占めています。「耐え忍ぶ」「静かに過ごす」といった言葉のように、多くの人がガマンを強いられている様子がうかがえます。

ほかにも、自宅で過ごす姿をイメージさせる「家」や、スケジュールが未定である状態を連想させる「未」といった漢字も。夏休みにおける自粛ムードが漂う結果となりました。

まとめ

「猛暑の中、学校の夏休みが大幅に短縮され、子どもの心が不安定…」「遠くに暮らす高齢の親と会える、数少ない機会なのに…」など、ハッピーとは言い難い夏を過ごしている人は多いと思います。

COVID-19の感染拡大が収束する見通しはいまだに立っていません。状況によっては、年末年始の休暇時期も、この夏のようなガマンが必要となる可能性も否めません。

生活全般において、ソーシャルディスタンスを意識した工夫が求められている今。余暇の過ごし方、家族や友人との交流など、少しでもハッピーになれるスタイルを考えながら、この困難な時期を乗り越えていきたいですね。

【参考】
「夏に関するアンケート調査(https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2020/pdf/20200721_01.pdf)」明治安田生命保険相互会社

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