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「まだ、諦めない」生きるための闘いに挑む日【チンチライフ62話】

LIMO / 2020年8月18日 20時15分

「まだ、諦めない」生きるための闘いに挑む日【チンチライフ62話】

「まだ、諦めない」生きるための闘いに挑む日【チンチライフ62話】

【マンガ記事】チンチライフ!

「チンチラ」というモフモフな生き物をご存知ですか?

猫でもうさぎでもない「チンチラ」は、近年日本でもペットとして人気のあるネズミの仲間です。

「1日でも長く生きてほしい」と、小明神さんにドレーン手術を受けさせることにした祭さん。そして、いよいよ手術の日…。

チンチライフの第62話です。

第62話:小明神の通院ライフ~まだ諦めない~

 
 
 

 

 
 

 

 

漫画家の祭さんは、小明神さんとおみくじちゃんというチンチラの夫婦、そしてデグーの棟梁ちゃんと一緒に生活しています。

胸に膿が溜まる『胸腔膿瘍(きょうくうのうよう)』の症状を和らげるために、2度の手術を行った小明神さん。しかし病状は悪化し、胸にチューブを入れて常時膿を取り出すドレーン手術で延命を試みるか、そのまま命が尽きるまで見守るかの選択を迫られた飼い主の祭さん。「1日でも長く生きてほしい」と、小明神さんにドレーン手術を受けさせることを決心します。

手術当日。処置内容と今後のケアについての説明の後、再度手術のリスクについて説明する先生に対し、祭さんは、リスクも、先生方が小明神さんの治療に力を尽くしてくださっていることも全部承知している旨を伝え、最後に言います。「ただ、小明神は今まで何度も頑張りました。生きるのもあきらめていません。今回もお願いします。」

「じゃ、頑張っておいで」

といつものように、小明神さんと笑顔で握手を交わし、先生に小明神さんを託す祭さん。先生も「頑張ろうな」と、小明神さんを預かります。

そして、いつものように喫茶店で待つこと5時間。病院から、祭さんのスマホに連絡が入ります。電話口からは「小明神ちゃんの手術が終わりました。」という先生の声。安心した祭さんの目に、うっすらと涙が浮かびます。「手術自体は問題なく終わっています。ただ今、麻酔からの覚めがよくない状態です。でも目は開いているので大丈夫かなと…。一時間くらいしたらお迎えにいらしてください。」

胸をよぎった一抹の不安。でも、目が開いているという話も聞けて、少しホッとした気持ちで、いつも通りお迎えの時間まで時間をつぶすことにします。

そして、それから20分後、祭さんのスマホに再び病院からの着信が。今まで、お迎えに来てと言われてから、再び連絡が入ったことは、一度もない…。

「あ、だめなやつだ…。」

ドクン!...脈を打ち始めた心臓とは裏腹に、鳴り続けるスマホを見つめながら、頭がクリアになっていくのを感じる祭さん。

チンチライフ、次回もどうぞお楽しみに。

【マンガ記事】チンチライフ!

チンチラさんたちと、飼い主の漫画家・祭さんが織りなす、ドタバタな毎日。チンチラって何?という方から、チンチラの飼い主さんまで、初めて情報からディープなチンチラ情報まで、楽しくお伝えしていきます。

つづきを読む

第63話 小明神の通院ライフ~頑張ったね~(https://limo.media/articles/-/18892)

前回のお話

第61話 小明神の通院ライフ~闘病編~(https://limo.media/articles/-/18681)

チンチライフをもっと読みたい方はこちらも

チンチライフ!まとめ ~過去の全話をイッキ見!~(https://limo.media/articles/-/16821)

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