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対面なしで採用?!「Web面接」だけで採用を決めている企業は、どれくらい?

LIMO / 2020年8月26日 18時45分

対面なしで採用?!「Web面接」だけで採用を決めている企業は、どれくらい?

対面なしで採用?!「Web面接」だけで採用を決めている企業は、どれくらい?

2020年の初頭から続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響で、日本のみならず世界経済が低調な景況に陥っています。

このような状況の中、人材確保に関しては、やむを得ず先延ばしとなっている企業もありますが、募集を継続している企業もあります。

従来、転職活動におけるWeb面接は、物理的に距離が遠い場合やリクルーターとの面談に使われてきましたが、今では多くの企業がCOVID-19の感染リスクを減らすために取り入れるようになりました。

今回はこのWeb面接を企業がどれくらい採用しているか、そしてWeb面接を攻略するためのポイントについて解説します。

緊急事態宣言中も66.6%の企業がWeb面接を取り入れていた!

㈱リクルートキャリアは自社サービス『リクルートエージェント』を利用している企業にアンケートを行い、中途採用の実態について、緊急事態宣言下から宣言解除後にどのような採用活動が行われたか調査しました。(※1(https://www.recruitcareer.co.jp/news/20200713mws3b.pdf))

調査結果をまとめると、

緊急事態宣言下においても宣言が出される前と同様に採用活動を続けていた企業は64.8%

緊急事態宣言により採用活動を一旦停止したが緊急事態宣言解除その後に再開した企業は19%

緊急事態宣言解除後(アンケートが行われた6月19日~25日時点)、採用活動を継続している企業は83.8%

緊急事態宣言以降、採用を停止している企業は16.2%にとどまり、緊急事態宣言解除後は、83.8%の企業が採用活動を継続しているという状況を分析してみると、コロナ禍だからこそ優秀な人材を確保したいと願っている企業の切実な思いが伝わってきます。

Web面接だけで採用を決めている企業は3割弱

さらに、興味深い調査結果が出ていますのでご紹介すると、

緊急事態宣言下でWeb面接(もしくは電話面接)を行った企業は66.6%

そのうちWeb面接(もしくは電話面接)だけで選考を終えた企業は28.3%

上記の66.6%の企業のうち、緊急事態宣言解除後もWeb面接(もしくは電話面接)を継続している企業は88.8%に上るという結果が出ています。

緊急事態宣言が解除された後もWeb面接を継続する企業は多く、対面面接なしで選考を行うという流れは、これからの就職・転職活動の大きなファクターとなっていくでしょう。

Web面接の攻略法

対面面接もWeb面接も目的は企業と個人のマッチングです。自分のスキルやポテンシャルを効果的にアピールして会社に有益な人材だと評価してもらうことが大切です。そのためにはしっかり準備して臨む必要があります。

しかし、今回は面接において最もコアな部分ではなく、Web面接ならではの攻略法をご紹介します。

好感を持ってもらう

たくさんの人と画面を介して話していると、会ったことはないのに好感度の高い人が出てきます。

こういう人は得てして笑顔で明るい人が多いです。対面なら真面目な顔をして真摯に話を聞いているというアピールをすることも可能ですが、Web面接では動きがないと「回線が悪いのかな?」くらいに思われてしまいます。

面接はマッチングですので、相手も会社のことをアピールしてきます。面接官が会社の業績や良い条件を話しはじめたら、こちらもポジティブな表情や笑顔を作って同意を示しましょう。そして相手が話し終わり、発言を促されるまでは笑顔をキープできるといいですね。

照明に気を付ける

皆さんZoom飲み会などの経験がある人は多いかと思います。

どういう感じで相手方に見えるのかは大体把握しているでしょう。しかし、飲み会は夜に行われることが多いのですが、面接は、通常昼間に行われるものです。

太陽光のある場所では顔に影ができたり、逆光で全体が暗くなったりすることもあります。カメラテストをするなら日中にし、照明に気を付けましょう。

面接官に与える情報を管理する

Web面接は画面に見えている情報が全てです。

服装や髪形などは対面と同じくらいの清潔感を持つように心がけましょう。意外と見落としてしまうのがプロフィールです。

会社が指定してきたオンラインツールサービスをすでに使用したことがあり、自分用のプロフィールやプロフィール写真を設定している場合は、こちらも見られて判断材料にされてしまいます。度が過ぎたプロフィールになっている人は見直しておきましょう。

おわりに

コロナ渦の終わりが見えないうちは、Web面接の重要度は増していくと考えてよいでしょう。

面接の一番大切な部分は対面でもWebでも変わりませんが、好印象を与える方法はWeb独自のコツがあります。対面ではあざといくらいのリアクションや表情のほうが、画面を通すとちょうどいいかもしれません。普段のZoom飲み会で、感じの良い人の所作をチェックしてみるといいかもしれませんね。

参考

(※1)『リクルートエージェント』アンケート(https://www.recruitcareer.co.jp/news/20200713mws3b.pdf) リクルートキャリア

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