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熟年夫婦が後悔した、若いうちにやっておけばよかったこと。2位「運動」1位とは

LIMO / 2020年8月23日 20時15分

熟年夫婦が後悔した、若いうちにやっておけばよかったこと。2位「運動」1位とは

熟年夫婦が後悔した、若いうちにやっておけばよかったこと。2位「運動」1位とは

お金はいくらあっても足りないように感じるもの。金銭感覚は夫婦間にヒビを入れることも。

株式会社プラコレの「20~30代女子のおカネ事情、夫婦のお財布事情(https://www.jiji.com/jc/article?k=000000059.000021126&g=prt)」という調査では全体の49%の女性が結婚を意識しても「貯金をしていない」と回答しています。

あまり他の家庭と比較しにくい問題ですので、「“普通”って何?」と悩まれるかもしれませんね。この機会に松井証券株式会社の「若年夫婦・熟年夫婦の家計管理事情に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000019241.html)」を参考にしながら、夫婦間のお金事情を紐解いていきましょう。この調査で熟年夫婦から学びたい、老後に後悔しないための秘訣が見えてきました。

2割がお金関係で隠し事…「サバ読み夫婦」の可能性も

今回の松井証券株式会社調べの調査は、全国の結婚3年以内の「20~30代男女400名の若年夫婦」と、「結婚30年以上の50~60代男女400名の熟年夫婦」、合計800名を対象にインターネット調査したものです。

家計を管理しているのは妻が45.0%、夫が24.8%、別々に管理しているが16.4%、共同で管理しているが13.9%であり、妻が家計を管理している割合が最も高い結果となりました。

妻の家計の管理に74.7%が満足していると回答しているのですが、実は“隠し事”があるようなのです。

「あなたがパートナーに隠していることを教えてください」と尋ねたところ、「隠し事がない(67.4%)」以外では「お金関係(20.9%)」という結果になりました。

実際のところ、所得額を正確に伝えていない人は3人に1人。曖昧にサバを読んで共有していたり、そもそも共有していなかったりするようです。さらに、貯金額でいうと半数以上の人が正確に伝えていないことが発覚しました。中央値では、若年夫婦でいうと50万円、熟年夫婦というと100万円のサバを読んでいるという結果が出ています。

入籍時に明らかにするのが当然と思っていた人にとっては驚きの結果ですね。老後になって後悔しないためにお金の管理は徹底しておきたいところです。

後悔しないために資産形成・資産運用が大事

多くの夫婦がお金事情を明らかにしていないのは、話しにくい内容だというせいもあるのかもしれません。しかし、「若いうちからやっておけばよかったと後悔すること」の1位として、「資産形成・資産運用」を挙げる熟年夫婦が多くいます。

同調査で、熟年夫婦に対し「あなたが、若いうちからやっておけばよかったと後悔することをすべて教えてください」という質問への回答は以下となっています。

1位:資産形成・資産運用(37.6%)
2位:定期的な運動(26.0%)
3位:後悔したものはない(24.7%)
4位:旅行(19.9%)
5位:親孝行(18.7%)

また、若年夫婦に「あなたが、まだやっていないことの中で、やらないことで将来、後悔したくないこと」を尋ねたところ、1位 資産形成・資産運用(30.9%)、2位 教育計画(26.0%)、3位 出産計画(22.0%)、4位 家計管理(21.3%)、5位 パートナーの資産確認(19.8%)と回答。熟年夫婦が後悔していること、若年夫婦がやらないで後悔したくないことの第1位が共に「資産形成・資産運用」となっています。

資産形成・資産運用は、熟年夫婦が早いうちからやっておけばよかったと思う一方で、若年夫婦がまだやっていないことで後悔したくないこととして回答しているので、夫婦にとって重要な課題であることが分かりますね。

話しにくい話題からこそ、タイミングを逃さず向き合いたいもの。熟年夫婦が提唱する、資産形成・資産運用のスタートはいつなのでしょうか。熟年夫婦から若年夫婦へ伝えたいことがあるようです。

資産形成・資産運用は結婚時までがベスト

同調査によると、資産形成・資産運用は、結婚時までに始めた方がよいと回答した人は82.4%にも達します。

資産形成・資産運用を始めるのがよいと思うタイミング

・独身時代(50.8%)
・結婚時(31.6%)
・子どもの就学時(6.1%)
・出産時(2.5%)
・子どもの入園時(0.8%)
・その他(8.3%)

その他にも家計管理が結婚時にやっておいた方がよいこととして挙げられています。つまり、結婚は資産形成・資産運用を始めたり、家計管理を見直したりするチャンスだと言えます。いざという時のために、しっかりとしたライフプランを立てたいところですね。

おわりに

夫婦間の隠し事として多い、お金事情について触れてみました。「お金がないから資産形成や資産運用なんて考えられない…」と思う人こそ、パートナーとしっかり話し合いたいですね。

所得額でいうと月に3~5万円もパートナーにサバを読んでいる人もいるので、「子どもの将来のためにそろそろ考えたいんだけど」と話を切り出すのもありですね。

中には、サバを読んだお金でパートナーにプレゼントを贈ったり、いざという時のために貯金したりしている人もいるかもしれませんが、夫婦なのですからそんなことも共有してみてはいかがでしょうか。

【参考】
「夫婦の家計管理事情に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000019241.html)」松井証券株式会社
「20~30代女子のおカネ事情、夫婦のお財布事情(https://www.jiji.com/jc/article?k=000000059.000021126&g=prt)」株式会社プラコレ

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