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時代は地方在住⁈地方でマイホームを持つときに重要視する点、2位「日当たり」1位は?

LIMO / 2020年9月1日 20時45分

時代は地方在住⁈地方でマイホームを持つときに重要視する点、2位「日当たり」1位は?

時代は地方在住⁈地方でマイホームを持つときに重要視する点、2位「日当たり」1位は?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、リモートワークを導入した会社も増えてきました。その結果「今後出勤しないで自宅で働けるようになるのであれば、わざわざ東京に住まなくてもいいのでは?」との声も耳にするようになりました。

また、都内の住宅事情は相変わらずその他の地域より高い価格で推移しており、マイホームを持つためにはかなりの金額が必要です。住宅を購入したい人にとって高いハードルである都内での住宅購入。

もしこの先「どこにいても仕事ができる」ようになるのであれば、皆さんはどんな家に住み、どのような住宅を建てたいと考えますか。

地方で建てる一軒家。価格は?

GOEN株式会社は、地方(首都圏・大都市※東京・大阪・博多・名古屋以外)在住の20代~30代の既婚男女1040人を対象に「地方在住者の生活・住居に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000057383.html)」をおこないました。

「マイホーム購入時の総額」を質問したところ45.9%の人が3000万円未満で購入、続いて22.2%の人が3000万円から3500万円未満で購入したと回答しました。地方では7割近い人々が3500万円未満で住宅を手に入れているようです。

また、「マイホーム購入時点での貯金額」に関しては「100万円未満」が24.2%、「100万円~300万円未満」が22.1%、「300万円~500万円未満」は21.9%となるなど、イメージする頭金の額よりもやや低めに感じます。このように、地方では自分の経済状況に対し無理のない範囲で住宅を購入している人が多数いる様子。テレビや一般的に耳にする住宅購入金額をイメージしている人には「自分が思っているよりかなり身近な金額で夢がかなえられるんだ」と思うのではないでしょうか。

マイホーム購入予算のイメージは?

同調査では世帯年収についても質問。「500万円~600万円未満」が21.1%で最も多く、次いで「400万円~500万円未満」が18.0%、「300万円~400万円未満」14.1%、「600万円~700万円未満」13.7%と続きました。今回調査に回答した人たちの55%がすでに持ち家に住んでいることからも、地方では世帯年収がそこまで高くなくても住宅が比較的手に入りやすいことがわかります。

また「マイホーム購入の予算イメージは」という質問に対しては、回答した468人中実に48.7%もの人が「3000万円未満」と回答しました。東京で暮らしていると「3000万円以内で家がほしい」という人はほとんど見当たりません。住宅を持ちたいと考える人にとってはかなり気になるギャップといえるのではないでしょうか。

地方で家を持つなら欠かせない条件とは?

それでは、地方でマイホームを購入する人々はどのような点を重視しているのでしょうか。

・駐車場付き(60.4%)
・日当たりの良さ(53.3%)
・治安の良さ(46.5%)
・部屋の数(45.9%)

これらが上位の回答となりました。都内では車を持たない人やシェアカーを利用する人が増加の傾向にありますが、やはり地方で暮らすには自動車は必須と考える人が多いようです。ちなみに「駅近」を重視すると回答した人は18.1%でした。

・「夫婦とも仕事には車で行くし、子どもが通う学校への移動も電車は使いません。そう考えると地価の高い駅前にわざわざ住む必要はないと思います」
・「豪華でなくても、家族がそろってゆったり暮らせる家がいい」
・「車は2台以上必要なので駐車スペースはよりあった方がいい。せっかく自分たちの家を建てるのだから、のびのび過ごせる広い家が理想」

都会では一軒家以外に分譲マンションを選択する人も多く、駐車場はおろか駐輪場の確保もマンション内で取り合いになるなど「ゆったりとしたスペース」の確保が難しい場面に直面することも。対して地方へ行くと、知人や親族が遊びに来た時用の駐車スペースまで確保できる住宅なども少なくありません。「スペースをゆったり確保できる」というのは地方に暮らす最大のメリットなのかもしれません。

住みたい場所に住みながら働く未来が待っている?

コロナ禍で見直されつつあるリモートワーク。今回のことでみんなが同じような時間に同じような都心へ向かっていく現在の生活は、今後見直されていく可能性は以前より格段にあがったのではないでしょうか。

「それでも自分は都心にいたい」という人もいれば「安価でゆったり過ごせるのであればこちらがいい」と思う人もいると思います。それぞれが自分の好きな選択ができる未来は、もしかしたらそう遠くはないのかもしれません。

「どこに住むか」ということは、住む人たちの生活習慣やリズムを変えることにもなるので、改めてどちらを選択するのが自分に合っているのかを見極め、自分や家族にとってストレスのない生活を送れるのはどちらか、考えてみるのもいいのではないでしょうか。

【参照】
GOEN株式会社「地方在住者の生活・住居に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000057383.html)」

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