元銀行員が教える、住宅ローン組むべきか避けるべきか

LIMO / 2020年9月4日 20時5分

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元銀行員が教える、住宅ローン組むべきか避けるべきか

人生の中で大きな買い物といえば「マイホーム」。マイホームを購入して憧れの生活を送りたいという方も多いのではないでしょうか。

マイホームの購入時に使われるのが「住宅ローン」です。大きな金額を一括で払える人はなかなかいないので、ほとんどの方は、住宅ローンに頼らざるを得ないという状況でしょう。

そこで今回は、元銀行員の観点からマイホームの購入時に住宅ローンを組むべきかやめるべきかを解説します。

結論からお伝えすると、私のスタンスとしては、住宅ローンは組むべきではないと考えています。理由は大きく4つです。一つずつ見ていきましょう。

【その1】住宅ローンは借金

住宅ローンは、金融機関からお金を借りてマイホームを購入することになります。つまり、借金の返済が終わるまでは、銀行などから借りたお金で購入した自宅に住まわせてもらっているといえます。

多くの方は、普段生活を送る中であまり意識はしないと思いますが、自宅でありながら返済が終わるまでは、完全に自分のものではない、自宅という状況が生まれてしまいます。

何か不測の事態が起きた時に、自宅に住めないということが起きれば、ローンを返済しながら、別の家を借り、その家賃を払うということになります。

【その2】ローンの支払いで行動が制限される

住宅ローンの支払い金額は人によってさまざまですが、給料の半分を住宅ローンの支払いにあてているという人も少なくありません。

こうした状況があるため、金銭が伴う行動に制限がかかってしまいます。

何をするにしても「ローンがあるから我慢しよう」となってしまうので、新しい挑戦やチャンスを逃すこともあり得るのです。

また、行動が制限されることで精神的ダメージを受けることもあります。

【その3】返済後の住宅価値次第

やっとの思いで住宅ローンの返済を終えたときには、自宅の価値が下がっているということも少なくありません。

特に、地方では、年々人口が減っているため土地自体の価値は下がり、それに伴って住宅の価値も下がり続けている場所もあります。

住宅ローンで購入する場合、マクロ経済動向や物件の相当見極めができるという前提にたてなければ、資産として購入するという考えを甘く見ない方がよいというのが私のスタンスです。

住宅購入も、借入をして投資をするという、立派な不動産投資です。住宅ローンを組む前に、ここは今一度肝に銘じる必要があります。

【その4】利息の支払いがある

住宅ローンには、必ず利息があります。お金を貸した側が利益を得るために必要なものです。

一見、住宅ローンの利率は低いように見えますが、元の金額が多額であればあるほど、利息の金額自体は結構かかるといえます。

また、利息だけではなく、住宅ローンを組む際に手数料などの支払いも発生するため、住宅だけの金額以外に数百万程度かかることも珍しくありません。

まとめにかえて

今回は、元銀行員から住宅ローンを組むべきかやめるべきかを解説しました。私の考えは、住宅ローンを組むべきではないというスタンスです。

実際、私が見てきたお客様の中でも、住宅ローンを組んだことで生活が苦しくなって精神的につらそうな姿を見たこともあるからです。

これからマイホームの購入を検討している方は、住宅ローンについて考えてみてはいかがでしょうか。

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