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今話題のプラントベース(植物由来)食って?イケアやコメダから続々登場

LIMO / 2020年9月3日 10時15分

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今話題のプラントベース(植物由来)食って?イケアやコメダから続々登場

健康に良いという理由からだけでなく、地球環境や食糧不足問題などへのアクションとして「プラントベース(植物由来)食」を選択してみてはいかがでしょうか?

数年前から耳にするようになった「プラントベース」という言葉は、直訳すると「植物(プラント)を由来(ベース)とする」となりますが、単に「野菜を食べよう」という意味だけに留まりません。今、多くの企業がこぞって新商品や新サービスを開発しているのは、植物由来の食材(豆類や穀物など)を使って、肉のような旨味や食感を引き出す「代替肉」の取り組みです。

今年、コンビニ各社が代替肉の一種である「大豆ミート」を使った商品を次々と発売したことをきっかけに、プラントベース食がこれまで以上に身近な存在へとなりつつあります。

今回はコンビニでの「大豆ミート」商戦に加え、コメダ珈琲店やイケアなどの人気店での取り組みを中心にご紹介します。

セブン-イレブンなど、コンビニ各社から「大豆ミート」を使用した商品が登場

今年は、コンビニ大手で「大豆ミート」商品が相次いで発売となりました。

ファミリーマートからは、2020年3月に「大豆ミート」を使った「ベジバーグ丼」が東京都内の店舗で発売。ローソンからは、7月に「大豆ミート」を使用したカツのバーガーなど4品が全国の店舗で発売となりました。セブン-イレブンでは、「大豆ミート」を使用したおにぎりや弁当など11品が、九州7県の店舗にて8月25日から順次発売となりました。

これらの商品の中には、動物性由来の原材料も使用されて商品もあるため、完全なるプラントベース食とは言えない場合もあります。しかし、肉に替わる大豆ミートを大々的に取り上げているという点で、プラントベースの流れを後押しするような取り組みだと言えるでしょう。

株式会社セブン-イレブン・ジャパンが2020年8月21日に発表したニュースリリース「大豆を使用した”持続可能”な食材をもっと身近に、もっと美味しく 「大豆ミート」等を使用した商品11品を発売(https://www.sej.co.jp/company/news_release/news/2020/133514.html)」によると、大豆ミートを使った商品の開発の背景には、「牛や豚等、家畜の飼育には飼料や水資源を多く使用し、二酸化炭素を多く排出」することや、「今後、世界の人口が増加し、環境負荷の低減に取り組む中、畜肉に代わりうる原材料の活用」が進んできたことなどが挙げられるそう。

毎日の生活の中で利用することの多いコンビニでこういった取り組みが進むと、私たちの食生活も大きく変化しそうです。

イケアからはプラントベースのカップラーメンも

「毎日をサステイナブル」をモットーとするイケアでも、プラントベース食への取り組みが積極的に行われています。今年2月には、全国の店舗で期間限定「べジ&ミートバーガーフェア」を開催。プラントベースのべジミートと植物性チーズソースを使ったグリーンスライダーなどが登場しました。

4月には、プラントベースかつノンフライの「プラントラーメン」が登場。現在も全国のイケアストアにて販売中となっています。

【プラントラーメン(野菜ベースの塩味)(https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/newsroom/20200423-plant-ramen-drink-pub967536da)】190円(税込)

さらに、今年10月には、イケアレストランの象徴的なメニューともいえる「ミートボール」のプラントベースバージョンである「プラントボール」が登場する予定です。

コメダ珈琲店ではプラントベース専門店「KOMEDA is (コメダイズ)」がオープン

名古屋の「モーニング文化」を全国に広めたコメダ珈琲店を運営する株式会社コメダは、100%プラントベースの喫茶店「KOMEDA is (コメダイズ)」を2020年7月15日に東京東銀座にオープンしました。

気になるメニューですが、大豆ミート等を使ったオリジナルのバーガー「べっぴんバーガー」に加え、お馴染みのモーニングサービスや、から揚げ風の「豆腐フリット」など。ドリンクメニューにも、カフェオーツオーレや豆乳ウインナーコーヒーなど、牛乳不使用のドリンクがずらりと並びます。

【べっぴんバーガー】1280円(税込)

 
【豆腐フリット3種ソース】690円(税込)
 
コメダイズのコンセプトは「お肉を休む日を、つくろう」。環境に良いとわかっていても、いきなり完璧なプラントベースの食生活に切り替えるのは難しいものです。そこでコメダイズでは「週に一日はお肉を食べない日にする」など、プラントベースの食事を無理なく楽しむという新しい生活を提案しています。
 

できることから少しずつ、プラントベース生活にチャレンジ

今回この記事を書きながら、筆者も自分の食生活を改めて見直してみました。すると、朝は卵料理、昼はソーセージやチーズ、夜は鶏肉や豚肉を使った料理など、ほぼ毎食で動物由来の食材を取り入れていることに気が付きました。

自分で完璧なプラントベース料理を作ることは難しくても、コンビニで大豆ミートの商品を選んでみたり、プラントベースカフェを利用してみたりと、毎日の食生活に少しずつ取り入れていくことならできそうです。健康はもちろんのこと、地球環境や未来の子供たちのために、できることから少しずつプラントベースの食生活を取り入れてみたいと考えています。


【参照】
株式会社セブン-イレブン「大豆を使用した”持続可能”な食材をもっと身近に、もっと美味しく 「大豆ミート」等を使用した商品11品を発売(https://www.sej.co.jp/company/news_release/news/2020/133514.html)」
ローソン「「大豆ミート」を使用したカツのバーガーなど4品発売(https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1402201_2504.html)」
株式会社ファミリーマート「食の多様化や健康志向の高まりに対応(https://www.family.co.jp/company/news_releases/2020/20200313_01.html)」
イケア「プラントベースカップラーメン&オーガニックドリンク登場(https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/newsroom/20200423-plant-ramen-drink-pub967536da)」
「肉を使わずに大人気のイケアのミートボールを再現! お肉好きの方も満足のサステナブルなプラントボールを発売(https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/newsroom/20200716-plant-meatballs-pub63cfb280)」
「期間限定!プラントベース(植物由来)バーガー登場! 「べジ&ミートバーガーフェア」開催(https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/newsroom/vegie_meat-pub707b7fa0)」
KOMEDA is 「コメダイズ(https://www.komeda-is.com/)」

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