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クレジットカードの「家族カード」、活用しないともったいない4つの理由

LIMO / 2020年9月18日 11時0分

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クレジットカードの「家族カード」、活用しないともったいない4つの理由

みなさんは、クレジットカードの「家族カード」をご存知でしょうか? 名前は知っていても、実際に家族カードをお持ちの方はまだまだ少数派かもしれません。

そんな家族カードですが、実は通常のクレジットカードにはない、さまざまなメリットが隠されています。ぜひ本記事を参考に、家族カードに関する知識を深めていきましょう。

クレジットカードに追加で申し込める「家族カード」って?

家族カードとは、クレジットカードを契約している本会員のカードの他に、家族用として追加で発行されるカードのことです。もしご自身が、家族カードを申し込むことができるクレジットカードをお持ちの場合は、配偶者や子ども用に家族カードを作ることができます。

一般社団法人クレジットカード協会の調査によると、平成31年3月末のクレジットカード発行枚数は、2憶8,394万枚となっており、成人人口比では1人あたり2.7枚、クレジットカードを保有している計算です。

その内、家族カードの発行枚数は2,165万枚ですので、全体のクレジットカード発行枚数から見るとそのシェアはわずか8%未満となり、現状では家族カードの普及率はまだまだ低めであると言えそうです。

家族カードを利用するメリット

それでは、家族カードを利用するメリット※をご紹介していきましょう。
(※カード会社によっては一部例外のカードもあります)

①本会員と同じ種類のカードを持つことができる

1つ目のメリットは、本会員と同じ種類のカードを持つことができる点です。一般的に、学生や専業主婦の方などは、収入面の理由からカードの審査に通りにくいと言われています。

一方で、家族カードは本会員の信用に基づいて発行されるので、本会員がゴールドカードを持っているなら家族会員もゴールドカードを、本会員がプラチナカードを持っているならプラチナカードを持つことができます。

また、本会員が持っているクレジットカードに付帯しているサービスや特典とほとんど同じものが付帯している場合もあります。

②ポイントを効率よく貯めることができる

2つ目のメリットは、ポイントを効率よく貯めることができる点です。クレジットカードというとポイントを貯められるのが醍醐味ですが、家族カードでも通常のクレジットカードと同様にポイントを貯めることができます。

さらに、家族カード利用分のポイントは、本会員のポイントとしてまとめて付与されるので、家族で効率よくポイントを貯めることが可能です。クレジットカードのポイントにはさまざまな使い道があるので、有効期限に注意しながら有効活用していきましょう。

③本会員のクレジットカードよりも年会費が安い

3つ目のメリットは、本会員のクレジットカードよりも年会費が安い点です。家族カードの年会費は、本会員のクレジットカードよりも安く設定されていることが多くなっています。

家族それぞれが年会費のかかる別のクレジットカードを保有するよりも、家族カードを活用することでクレジットカード付帯のサービスや特典を変更せずとも、カードの保有コストを抑えることができるようになります。

④家計管理が楽になる

4つ目のメリットは、家計管理が楽になる点です。家族カードの利用金額は本会員の利用金額と合算し、まとめて引き落とされるので、利用明細を見れば支出の内訳が一目でわかるようになります。

たとえば、家族分の家計簿をつけるとき、クレジットカードの利用明細が分かれていると複数の明細を確認する必要が出てきますが、家族カードならそのような手間を省くことができます。

家族カード利用の注意点

家族カードは通常のクレジットカードと同様に、1人につき1枚発行されます。カードの名義人は利用者になるので、たとえば配偶者向けに家族カードを作った場合は、カードに印字されるのは配偶者の氏名です。同じ家族だからといって、1枚のカードを配偶者と子どもなど複数人で使い回すことはできません。

また家族カードの利用限度額は、本会員のクレジットカード利用限度額の範囲内になります。つまり、もし本会員のクレジットカードの利用限度額が月50万円ならば、本会員と家族会員の合計利用金額は月50万円におさめる必要があります。

家族カードは複数枚の発行が可能ですが、カード会社によっては発行枚数に上限が設けられているので、複数人分の家族カードを作りたいと考えている方は、事前によく確認しておきましょう。

まとめ

本記事では、家族カードについて解説してきました。日常生活を便利にするクレジットカードですが、家族カードというあまり馴染みのなかったサービスを活用してみると、さらにお得にカードを使えるようになるかもしれません。

夫婦間で支出管理をスムーズにしたい方や、大学生の子どもにクレジットカードを持たせるか迷っている方などは、家族カードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

【参考】「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について(https://www.j-credit.or.jp/information/statistics/download/toukei_inumber_a_200331.pdf)」(一般社団法人日本クレジット協会)

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