みんな貯金って続くもの？「貯まる人」のモチベーションアップ術

突然ですが、皆さんはどのような方法で毎月の貯金を行っていますか？ 月々決まった金額を「貯蓄費」として振り分ける方法や、余った生活費を貯金に回す方法など、さまざまな方法で貯金に励んでいることでしょう。

しかし、ときには「貯金のために節約ばかり…しんどいなぁ」「毎月あれこれやりくりして貯金するのはつらいなぁ」と思うこともあるのではないでしょうか。

そこで今回は、貯金に成功している主婦の皆さんにモチベーションが上がる貯金方法を伝授してもらいました。「毎月なかなか貯金ができない」という方、ぜひ参考にしてみてください。

貯金を続けるには「目的」が必要

しっかりと貯金を続けるために必要なことは「モチベーションの維持」。金額の大小にかかわらず、毎月必ず一定額の貯金をずっと続けていくのは、実は結構大変なこと。

最初の頃こそ、「がんばるぞ！」とやる気に満ちていますが、時間が経つにつれ「今月は厳しいから…」「ちょっとほしいものがあるから」と徐々にやる気がダウン。そしていつの間にか最初の決意はなかったことに…なんてことになってしまったら、元も子もありません。

では、どのようにモチベーションを維持するか。それには「貯金の目的・目標」を明確にすることが大切です。

住宅ローンをXX年までに終了するために、XX万円貯める

マイホームの頭金としてXX万円貯める

老後に余裕のある生活をするために、定年までにXX万円貯める

…など。

目標もないのにただ節約だけしていても、何のやりがいも感じませんし、ただしんどいだけです。

自分はどうして貯金をするのか？ いつまでにいくら貯金をすることで、その後の人生がどのように良くなるのか？ このように、「貯金の明確な目的」をはっきりと自覚することで、貯金への取り組み方は大きく変わってきます。

自分に合った貯金方法をあれこれ考えるのはもちろん大切ですが、その前に、貯金したお金で何がしたいのか、しっかり動機づけを行っておかないと、どんな方法を試しても挫折してしまいます。

私、この方法でモチベを上げています！

「貯金へのモチベーションを維持する大前提」を確認したところで、いよいよ具体的に「お隣の貯金のモチベーションアップ術」をのぞいてみることにしましょう。皆さんあれこれ試行錯誤して、楽しく貯金を続けているようです！

──「私は家計簿には、あえて使った金額は書かず、貯金した金額だけを記入するようにしています。毎月金額が増えていくのを見るとうれしくなるし、『来月はもっと頑張ろう！』って思えますよ」

──「私は月々の定期預金のほかに、小銭貯金をしています。テレビで大好きな横浜流星を見るたびに、スケルトンの貯金箱に100円入れていくのが、私の小銭貯金方法。貯金箱は透明なので、100円が貯まっていくたびに『あぁ、私は今までこんなにもたくさん流星くんを見ることができたんだ…』と幸せな気持ちになれるんです。欠点はただひとつ、息子に気持ち悪がられること（笑）。でも、私が幸せになってお金が貯まって…いいこと尽くめなんですよ」

──「私は、貯金が10万円増えるたびに、自分に1万円の『ご褒美』をあげています。その1万円のご褒美は絶対に使い切る！ ちょっと高いコスメを買ったり、家族で焼肉を食べに行ったり…。今ではこのご褒美が楽しみになって、貯金に励むようになり、予定よりも5年も早くローンが完済できそうです。ローンを完済しても、『ご褒美貯金』は楽しくて、やめられそうにありません」

──「ダイエット中の私は、『つもり貯金』に励んでいます。会社まで1駅歩いたら、歩いた分の電車賃を『電車に乗ったつもり貯金』。スイーツを買いたくても我慢したときは『スイーツを買ったつもり貯金』。結局は我慢をしなければいけないんですが（笑）、体重計に乗ったときに数値が減っていたら、頑張ろうと思えますし、体重が思ったように減っていなくても、『でもこれだけ貯金できたんだから、もう少し頑張ろう』と思える。ダイエットと貯金、両方のモチベーションアップがつながっているので、私にはぴったりの方法です」

王道の貯金方法からオリジナリティあふれる貯金方法まで、皆さんいろいろ試行錯誤されているのがよくわかりますよね。

まとめ

貯金の極意は、たとえ少額でも「続ける」こと。そのためにはまず、モチベーションを維持することが必要です。

貯金がなかなかできない人、貯金をしようと思っても続かない人は、今回ご紹介した貯金方法を試してみるのはいかがでしょうか？ いろいろな貯金方法を試しているうちに、必ず自分に合った貯金方法が見つかるはず。

次は、あなたのユニークな貯金方法を、ぜひ教えてくださいね。