「あぁぁ、惜しい！」コロナ禍で家事デビューした夫の可愛い失敗エピソード

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で「夫の勤務先でリモートワークが導入された」「夫の在宅時間が長くなった」という家庭も多いのではないでしょうか。それに伴い、夫の家事に対する姿勢に変化を感じた人も増えています。

これまでママに任せっぱなしだった家事。コロナ禍で始めて本格的に挑戦してみて、日頃のママの負担が身にしみて分かった、なんてパパもいるでしょう。

コロナで増えた、パパの家事参加

オイシックス・ラ・大地株式会社が2020年7月に実施した「Oisix、夏休みの家事に関する調査（https://www.oisixradaichi.co.jp/news/posts/20200730engun2/）」からも、その傾向が窺えました。

この調査は、夏休みがある子どもをもつパパ467名、小学生258名を対象に、インターネット上で実施したものです。

調査内で「今年の3月～6月（外出自粛期間中）は、それ以前に比べて、家事をする機会は増えましたか？」と質問すると「増えた」と回答するパパが72％となりました。在宅時間が増えたことにより、パパたちの家事への参加率が上昇していたと言えるでしょう。

この状況に妻たちは「家事を手伝ってくれて助かる！」と喜んでいる……と思いきや、思わぬハプニングが発生したケースもあるようです。

そこで今回は、夫の家事デビューに関する失敗エピソードを集めてみました！

家事デビューした夫たちの失敗談

普段はてきぱき働く夫たちですが、慣れない家事には悪戦苦闘することも。その結果、どのような失敗をしてしまったのでしょうか？夫の失敗を目撃した妻たちに、その一部始終を聞いてみました。

夫婦2人で「カレー12皿」!?

「わが家は共働きですが、リモートワークになったのは夫だけ。そんなある日、夫が『定時以降はやることもないし、これから夕食は僕が作っておくよ』と名乗り出てくれたのです。

『どんな料理が待っているのかな』とワクワクして帰宅すると、そこには大きなサイズの鍋にたっぷりと入ったカレーが……！ルーのパッケージの裏に書かれていた『12皿分』の分量で作ってしまったとのこと。小さく書かれていた『半量で作る場合』の記載には気がつかなかったようです。

大家族ならまだしも、我が家は大人向けのカレーが食べられない1歳の子どもを含めた3人家族。おかげで、3日連続でカレーを食べることになりました」

シルクのネクタイを洗濯機に

「家にいる時間が増えた夫が、洗濯をしてくれることに。洗濯機の使い方をひと通り教え、あとは任せてみました。ところが1時間後、『うわー！』と夫の叫び声が！慌てて駆けつけると、ヨレヨレになったネクタイを手にした夫が呆然と立っていました。

事情を聞くと『そうだ、この機会にネクタイも洗っておこう』とシルクのネクタイを洗濯機で洗ってしまったそうです。クリーニング屋さんに相談したものの『もう手遅れ』とのこと……。夫の家事デビューは、ほろ苦い経験となりました」

お風呂の栓を抜きっぱなし･･･

「いつもは終電ギリギリだった夫が一時的に自宅勤務になり、時間に余裕ができたせいか、次第に家のことを手伝ってくれるようになりました。ある日、私が夕食の後片付けをしているとき『お風呂のお湯はりってスイッチを押すだけだよね？俺がやっておくよ』と言ってくれたのです。

ところがその30分後……。いつまで経っても『お風呂が沸きました』のアナウンスが流れないことに気がつきました。『もしかして』とお風呂場に行くと、案の定お風呂の栓が開いたまま！30分もお湯を出しっぱなしにしていたなんて、もったいないことをしました」

シャンプーが泡立たないワケ

「自宅勤務に切り替わった夫が、手の空いたときに家事をしてくれるようになりました。しかし喜んでいたのも束の間……。しだいに『あれ？』と思うことが増えてきたのです。

洗濯のとき柔軟剤を入れすぎて家中にバラの香りが充満したり、炊いたご飯がおかゆ状になっていたり。詰め替えたというシャンプーが全く泡立たず、よく見るとコンディショナーが入っていたこともありました。もともと入っていたシャンプーの残りと混ざっていたものの、仕方なくそのまま使うことに……。

手伝おうという気持ちは嬉しいのですが、早く1人前になってほしいと願うばかりです」

※エピソードは実体験・周囲の声を組み合わせています。

まとめ

慣れない家事に奮闘した結果、思わぬ失敗をしてしまったパパたち。クスっと笑えるものから「もったいない！」とツッコミたくなるエピソードまで、さまざまでしたね。普段、家のことは二の次だった男性陣も、家事の大変さをわかってくれたことでしょう。

【参考】
「Oisix、夏休みの家事に関する調査（https://www.oisixradaichi.co.jp/news/posts/20200730engun2/）」オイシックス・ラ・大地株式会社