なぜこんな物まで?!ビックリした「フリマアプリ出品物」6選
LIMO / 2020年9月27日 18時45分
なぜこんな物まで?!ビックリした「フリマアプリ出品物」6選
不用品を整理した後、それをそのまま捨ててしまうこともありますが、フリマアプリが浸透してきた今、「売ろう」と考える人も少なくありません。フリマアプリのサービスはいくつかありますが、基本的に無料で出品ができるので「とりあえず」感覚での出品もあります。
中には「え?ええ?」と思わず二度見してしまうようなものも。そこで今回はフリマアプリ歴6年の筆者がこれまで見てきた「思わず二度見」商品を紹介していきます。その前にまずは、フリマを利用する場合の注意事項です。
出品に関する規則、ローカルルールの確認を
自分が使わなくなったものをフリマアプリなどを使って売るのは、筆者個人としては大賛成です。少しでもお金になった方が嬉しいのは、筆者もよくわかります。現在のところ、メルカリやラクマ、PayPayフリマが3本柱となる様相で、それぞれを使い分けて不用品などを売っているユーザーもたくさんいます。
出品にあたってはそれぞれのサービスの出品禁止物や禁止行為の確認は大前提になります。また「専用出品」「即購入禁止」などローカルルールも存在しますから、公式ルールではないにせよ、ある程度知っておく必要はあります。
これらの注意事項を踏まえ、筆者が「ええ?」と思った出品物と考えられる理由を紹介していきます。
泥団子
泥を丸めて作る「泥団子」です。もしかしたら、皆さんも子どものころに作ったことがあるかもしれませんね。ただし取引されていた泥団子は、ただの泥団子ではありません。磨かれてピカピカになった泥団子です。
「泥団子って、こんなにピカピカになるの?」と思ってしまうくらいで、まるでパワーストーンのよう。実はこの泥団子、コレクターアイテムになっているそうです。サイズや色によって値段が違いますが、1個1,000円くらいになるようです。ちなみにこれ、「ハンドメイド商品」です。
「小島よしお」さん
フリマアプリでは「生き物」の出品は禁止されているので、人を出品することはできません。また何かのサービスだとしても、無形のものも出品禁止です。そんな中で、「小島よしお」さんが出品されたことがありました。
販売価格は2万円だったと記憶していますが、本人が出品したわけではないので、何かのいたずらなのでしょう。実はこの出品に関しては、小島よしおさん自身も反応していて、ツイッターに投稿をしたようです(※1)(https://www.j-cast.com/2017/05/09297456.html?p=all)。
食べかけの「カップ入りアイスクリーム」
フリマアプリの画面をなんとなく見ていたら、平べったい木のスプーンが刺さった状態のカップアイスを見つけたことがあります。最初は置物とか、ストラップのような作り物だと思ったのですが、どうやら違っていました。
食べられるアイスで、しかも食べかけです。
なぜこんなものを?と思って理由を考えてみたのですが、もしかしたらアダルト的な要素もあったのかもしれません。例えば「女性が食べたもの」となれば、違う目的が思い浮かんでしまいます。
ちなみに、このような開封済みの食品に関しては、フリマアプリでは出品禁止になっています。安全面や衛生面で問題があるとみなされるからですね。
呪いの仮面
実はこれはネットでも話題になったのですが(※2)(https://togetter.com/li/1173626)、出品者の祖父の遺品なのだそうです。遺言で「絶対にかぶるな」と言われていたそうで、出品者も「もしかぶって何かあっても責任は取れません」といったことを商品説明に書いていました。販売価格は2万8,000円で、購入される前に削除されていたようです。
他にも藁人形なども出品されていたのを見たことがあります。ハンドメイドの商品ではあるのですが、一般的なハンドメイドの商品とは違います。作った人、それを買う人の目的を考えると、ちょっと…。
どう見ても送料でマイナスになるようなもの
フリマアプリは送料を出品者が負担することが多いのですが、どう見ても送料で損をするでしょ?と思うような出品物もあります。筆者が見たのは「大型の家具」だったのですが、着払いではなく、出品者が送料を負担することになっていたにもかかわらず、販売価格が500円。
送料だけでこの金額を超えるのは一目瞭然なので、本当に驚きましたし疑問でした。可能性として考えられるのは、送料着払いにしようと思っていて設定を間違えたか、販売価格を1桁少なくしてしまったか、あるいは取りに来てもらうことが前提なのかでしょう。
「もっと高く売れたじゃん!」「もっと安く買えたのに」と思うもの
ユーザーとして経験する人も多いとは思うのですが、自分が出品して購入された物と同じ商品が、もっと高い値段で取引されていたら…なんだかモヤモヤします。逆に買った商品と同じ物が、さらに安い価格で売られていてもやっぱりすっきりしません。
これは株取引と同じような感覚だとは思うのですが、やはりフリマアプリの商品価格にも動きがありますから仕方ないのでしょう。筆者も何度か経験がありますが、こんな時には「新品で買うことを考えれば安いじゃない」と考えるようにしています。
逮捕や書類送検されることも
「こんな物まで出品されているの?」と思ってびっくりしたり、引いてしまうこともあるのですが、物によっては「びっくり」では済まされないこともあります。例えば「動物の剥製」です。
以前ネットオークションにトラの剥製を出品した人が書類送検されたとニュースになりました。ワシントン条約で商取引が禁止されている物だったので、警視庁が摘発をしたのです(※3)(https://www.env.go.jp/press/14410.html)。
剥製だけではなく、象牙や希少動物、絶滅危惧種などの取引も摘発の対象になることもあります。例えばそれがもらった物だとしても同じです。
まとめ
個人が利用できるフリマアプリだからこそ、実にいろいろな物が出品されています。アイデアと工夫次第で売れる商品が出来上がることもありますが、逆にルール違反になったり、書類送検などオオゴトになる可能性もあります。
売れるからいい、面白い物だからいいということではなく、モラルや常識を守った出品や取引を心がけたいですね。
参考
(※1)「小島よしお「メルカリで俺が売られていた」 運営社もツイート把握、調べたところ...」(https://www.j-cast.com/2017/05/09297456.html?p=all)J-CASTニュース
(※2)『メルカリに「呪いの仮面」が出品されてるけど大丈夫?→出品者登場「おじいちゃんが呪われてるって言ってた」』(https://togetter.com/li/1173626)togetter
(※3)「希少野生生物の国内流通管理に関する点検会議第1回会合の開催について(お知らせ)」(https://www.env.go.jp/press/14410.html)環境省
「希少野生生物の国内流通管理に関する点検会議 第二回会合」(https://www.env.go.jp/nature/yasei/tenken/gijisidai4.html)環境省
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