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「支払い上手な親子になろう!」電子マネーの賢い使い方&高校生のキャッシュレス利用で気をつけたいこと

LIMO / 2020年9月27日 0時10分

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「支払い上手な親子になろう!」電子マネーの賢い使い方&高校生のキャッシュレス利用で気をつけたいこと

電子マネーを利用できるお店が増えていますね。また、政府や自治体がキャッシュレス決済を推進している様子もメディアなどで話題になっています。審査が必要なクレジットカードとは異なり、気軽に使い始められる電子マネーは、数あるキャッシュレス決済の中でも、年齢を問わず利用しやすいものだといえるでしょう。

「お得な使い方が知りたい」「子どもにも使わせていいの?」なんて思っている人も多いのではないでしょうか。電子マネーを利用する上で知っておきたい、賢い活用法があったらぜひ知りたいですよね。

電子マネーの利用金額は増加傾向に

まずは、世間における電子マネーの利用状況をみてみましょう。総務省統計局が公表している「家計消費状況調査年報」の「電子マネーの利用状況(二人以上の世帯)(http://www.stat.go.jp/data/joukyou/2019ar/index.html)」をみてみましょう。「電子マネーを利用した1世帯当たり平均利用金額(円)」は以下のように推移しています。

電子マネーを利用した1世帯当たり平均利用金額(円)

2017年 1万7644円
2018年 1万8256円
2019年 2万567円

このように、電子マネーの利用実績は増加傾向にあります。支払方法が現金中心からキャッシュレス決済中心に切り替わりつつある今だ、電子マネーの上手な活用法を知っておきたいですよね。

還元率を高める工夫

電子マネーの魅力として多くの人が挙げるのは、「ポイント還元」でしょう。還元率は高い方が嬉しいですよね。

たとえば、「楽天カードと楽天ペイ」「イオンカードとWAON」「セブンカードプラスとnanaco」といったように、チャージ時に使用するクレジットカードとの組み合わせを選ぶなどの工夫が有効でしょう。

その他、「Tカード」や「Pontaカード」といったポイントカードを併用するなどの方法で、ポイントの二重取りをするテクニックも。利用頻度の高いお店や、キャンペーン内容の情報をチェックしながら、ポイント還元率を上げていけるとよいですね。

あえて子どもに使わせる手も

高校生くらいになると、キャッシュレス決済を使いこなせる子も多いでしょう。そこで、あえて電子マネーでお小遣いを渡すのも1つの選択肢です。具体的には以下のようなメリットが考えられます。

レジでの接触を避けることで、新型コロナウイルス感染症の対策になる。

利用履歴を見ることで、お金を使った場所や金額が確認できる。

「財布や通学定期をなくしてしまった!」というような万が一のとき、親が遠方から送金することができる。

子どもにとってメリットとなる部分も多いキャッシュレス決済ですが、「金銭感覚が鈍る恐れがある」「プライバシー面を考慮しなければならない」などの課題も。

チャージする際は自動引き落としではなく現金のみにする、残高チェックに関する親子間のルールを事前に決めておくなど、家庭ごとに工夫したうえで電子マネーを活用していきたいですね。

まとめ

現金のやり取りがなく便利な電子マネー。ちょっとした工夫でさらにお得に買い物をすることができます。クレジットカードとの相性を考慮する、よく利用するサービスやお店に合わせて使い分ける、期間限定のキャンペーン情報にアンテナを張っておくなど、一歩踏み込んだ使い方をしてみましょう。

そして、ある程度子どもが成長したら、電子マネーの利用も視野に入れてみることは決してムダではないでしょう。大切なのは、本人の性格を踏まえたうえで、使い方に関するルールを決めておくことです。ときにはお得な情報を共有しつつ、親子で賢く電子マネーを活用していくことは、家庭内でのマネー教育の一環となるのではないかと思います。

【参考】
「家計消費状況調査年報(http://www.stat.go.jp/data/joukyou/2019ar/index.html)」総務省統計局

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