おうち時間増＝生活費増？簡単に試せる「電気」「水道」「食事」の節約アイデア

環境の変化により在宅時間が増えたことでさまざまな変化があらわれたことと思います。その中でも、在宅勤務などによっておうち時間が増えて生活費に変化があったという方も多いのではないでしょうか。今回は、おうち時間が増加した今だからこそ試したい簡単にできる節約アイデアをご紹介します。

おうち時間増＝生活費増⁈

生活様式の変化によって自宅で仕事をするという方も増え、通勤時間が減るなどのメリットとともにいくつかのデメリットも発生しています。在宅勤務ではコミュニケーションをとることが難しく感じた、オンとオフの切り替えが難しいという仕事面のお悩みも多くありますが、在宅時間が増えることで生活費に変化があらわれたという人も。

SBパワー(株)の『「おうち時間」に関する調査』（https://ascii.jp/elem/000/004/015/4015372/）では、おうち時間が増えることで生活費が以前とは変わったと感じる方が多く、生活費の中でも電気代が増えたと感じる方が53.0%、水道代が増えたと感じる方が43.8%、食費が増えたと感じる方が53.2%という結果になりました。この先のことを考えると、おうち時間の増加に伴い増えてしまった生活費はなるべく減らしたいもの。増えた電気代や食費を減らすためにも、今まではやっていなかった節約アイデアを実践してみるのも1つの方法です。

しかし、電気代や食費などの生活費を抑えるために節約を始めようとしても、いきなり厳しく難しい節約アイデアを実践してしまうとストレスになってしまい、負担となってしまうこともあります。そのため、節約をしようと思い立ったらまずは簡単にできるアイデアから始めてみましょう。

ディスプレイの設定を変えるだけ？電気代の節約アイデア

おうちで仕事をすることも増えた結果、電気代が以前よりも増えてしまったという人もいるようです。パソコンを使ってお仕事をしている方は、パソコンの使い方を変えてみるだけでも簡単に節約ができることも。例えば、ディスプレイの輝度（明るさ）を100%から40%へと下げた場合、約23%の節約になるとMicrosoft社の調べ（https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7/guide/setsuden03.aspx）でわかっています。

また、キッチンでは頻繁に冷蔵庫の扉を開けたり閉めたりしない、冷蔵庫の中にものを詰め込みすぎないようにするといった節約アイデアがあります。よく見るテレビもつけっぱなしにしない、明るさを調節するといったアイデアもあります。どれも簡単で小さなことですが、意識してこまめに電源を消したり設定を変えたりするだけで節約につながります。

食器の洗い方も大切？水道代の節約アイデア

キッチンやお風呂、トイレなど水道代が気になる場所でも簡単にできる節約アイデアがあります。例えばキッチンでは、使用済みの食器の洗い方を変えてみるだけでも水道代の節約になりますよ。食器はつけ置き洗いにして汚れが落ちやすくしてから洗ったり、油汚れがひどいものは最後の方に洗うようにしたりと、ちょっとした工夫で食器洗いにかかる水が少なくなると同時に、家事が楽になります。

お風呂では、シャワーヘッドを節水タイプのシャワーヘッドに変えてみるのも良いでしょう。お風呂の湯を洗濯にまわす方法も簡単に真似できます。意外と水を使うトイレでも使える節約グッズがあるので、そういったものを上手に活用するのも1つの方法です。

節約アイデア豊富？食費を減らすには…

なかなか減らすのが難しい食費ですが、意識すれば簡単にできる節約アイデアが豊富です。例えば、おうち時間が長くなったことによってデリバリーの回数が増えたという方も多いと思いますが、アプリなどを利用してクーポンを活用すればお得に買うことができます。また、貯まったポイントを活用して食品を交換するサービスを利用するのもおすすめです。

節約をすると決めたら情報を得やすい環境を作ることもポイントですよ。アプリなどで複数のお店のチラシをおうちにいてもチェックできるような環境を作れば、安く販売しているお店がわかりやすいので節約につながります。わざわざお店に行って値段をチェックして比較する必要がないので、楽になります。あとは節約レシピなどを参考に、献立を考えてみるのもおすすめです。現代では、スマートフォンやパソコンさえあれば簡単に節約レシピの情報を得られるのが嬉しいところ。節約レシピを参考にしながら献立を考えてみるのも食費の節約につながります。

簡単な節約アイデアから始めてみよう

おうち時間の増加によって変化した生活費は、ちょっとした工夫で抑えることができます。いきなり厳しい節約アイデアを実践しなくても、簡単なものをいくつか実践してみるだけでも結果は出るかもしれません。生活様式の変化によっておうち時間が増え、生活費に変化が出てお悩みの方はぜひ誰でもできる簡単節約アイデアを試してみてくださいね。

参考

『「おうち時間」に関する調査』SBパワー株式会社（https://ascii.jp/elem/000/004/015/4015372/）
【調査概要】
調査名：「おうち時間」に関する調査
調査の方法：WEBアンケート方式
調査の対象：全国の20歳～69歳の家族と同居する人
有効回答数：500人（20代、30代、40代、50代、60代の男女各50人）
調査元：株式会社ネオマーケティング
調査実施日2020年5月25日（月）～2020年5月26日（火）

「節電しながら賢く PC を使うには?」Microsoft（https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-7/guide/setsuden03.aspx）