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ママ友が一転、陰湿なイジメ集団に! 追い込まれた妻を救った夫の神対応

LIMO / 2020年10月10日 10時0分

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ママ友が一転、陰湿なイジメ集団に! 追い込まれた妻を救った夫の神対応

子供だけでなく、大人の世界にもはびこっているのが「イジメ問題」。ママ友の世界も例外ではありません。取るに足らない些細なことをきっかけに、相手の心に深い傷を負わせるような巧妙かつ卑劣なイジメを行っている…そんなママがいるとは、あきれて言葉も出ません。

しかし、悲しいかな、これが現実。今回は、ママ友イジメ体験者が、その凄絶な内容を赤裸々に語ってくれました。

きっかけは「娘の習い事」

5歳の女の子のママ、Aさんは昨年、引っ越しをしました。理由は「ママ友からのイジメ」。

「母親の人間関係がうまくいかないから、という理由で引っ越すなんて…と、あきれられるかもしれませんが、私がもう限界でした。ママ友グループから一刻も早く物理的、精神的に距離を取りたい、と思ったんです」

もともとAさんは、イジメをしかけてきたママ友グループの一員。娘が幼稚園に入園する前から通っていたキッズダンスグループの仲良しメンバー5人で、時には子供も一緒にピクニックをしたり、ママだけでランチやお茶をしたり…と良好な関係を保っていました。

「グループには、Cさんというリーダー格のママがいました。Cさんの娘はとてもダンスが上手で、他の子に手取り足取り振り付けを教えてくれる優しい子。Cさん自身もすごく面倒見がいい頼れる姉御的存在でした」

そんな仲良しグループにほころびが見えはじめたのは、ダンスの発表会前。

「発表会での立ち位置が決定した、と先生から連絡がありました。センターは毎回ダンスが上手なCさんの娘なので、今回もそうだろうと思っていたのですが、なんとうちの子がセンターに抜擢されたんです」

毎日熱心に練習を頑張っていた娘がうれしそうに顔を輝かせるのを見て、Aさんは娘を抱きしめて「おめでとう、よく頑張ったね」とみんなの前で褒めてあげました。ママさんたちも口々によかったねと言ってくれていたので、すっかり舞い上がっていた…とAさん。

「後から思うと、仲良しメンバーのママは誰一人『おめでとう』と言ってくれなかったんですよね…」

イジメは「LINE無視」から始まった

その日の夜、仲良しグループのLINEにCさんから「発表会頑張ろう!ランチでもしない?」と提案が。

みんな「賛成!」「楽しみ!」と返信。Aさんもすぐに「いつもありがとう。楽しみ!」と返事をします。その後、Cさんからランチの場所や時間の連絡LINEが入るのですが…。

「私以外の3人のメンバーだけに返信しているんです。『Dちゃん、Hちゃん、Mちゃん、ありがとう。楽しみだね』『Dちゃん、Hちゃん、Mちゃん、場所はXXでいい?』という具合に…。最初は私の名前の記載漏れかな?とも思ったのですが、全員に返信するのにわざわざ名指ししないですよね?『あぁ、メンバーに私は入っていないんだ』と察しました」

それからもAさんがまるでいないかのようにLINEのやり取りをするメンバー。

「無視されているんだ…と思うとすごく辛かったのですが、グループLINEを退会すると何を言われるかわからない、という恐怖と、何かの誤解だから、きっとまた仲良くなれるはず…という思いもあったので、LINEには参加したままでした」

あからさまにエスカレートしていくイジメ

LINE無視が始まってから初めてのダンスレッスン。正直行きたくはなかったAさんですが、娘が張り切っているのと、顔を合わせて話せば誤解が解けるかも…と、気持ちを奮い立たせてレッスン場へと向かいます。

「グループのみんなはすでにレッスン場にいました。『おはよう』と何もなかったように声をかけようとしたら、Cさんが大きな声で『センター決まったら重役出勤とか、ステージなめてるよね』と言い出したんです。クスクス笑う残りのメンバー。私は足がすくんで中に入れなくなりました。ふと娘を見ると、目に涙をためて輪になってはしゃいでいる子供たちをじっと見つめているんです。そっちに目をやると、メンバーの子供たちがみんなお揃いのリボンを髪に着けていました」

娘の姿を見つけて、他の子供たちが集まってきます。そしてAさんの娘に「ねぇ、なんで昨日公園に来なかったの? 約束したのに」と一言。

「もちろん誘われていません。娘は小声で『なんで?』と私に聞いてきて…『ごめんね』としか言えませんでした」

立ち向かわず「逃げる」のも選択肢のひとつ

一度は心が折れそうになったAさんですが、娘が『発表会を頑張りたい』と訴えたのでそれまでは頑張ることに。

「レッスン場に行くたびに、聞こえるように『なんかメイク、ヘンよね』『あのワンピ、似合ってない』などと聞こえるように言ってくるCさんたち。くだらない、と頭ではわかっていても心はやはり傷ついていました」

大人たちの様子を見ていたからか、子供たちの仲にも変化が生じます。

「周りの子供たちが『XXちゃん、踊りヘン!』と言ったり、娘が『遊ぼ』と言っても『あっち行こ』と仲間外れにしたり…。だんだんと娘も『ダンスに行きたくない』と泣くようになりました」

イジメはエスカレートし、ついにAさんが参加しているグループLINEで、明らかにAさんの容姿を誹謗中傷している、と思えるやり取りが行われるようになりました。

糸が切れたAさん、LINEを夫に見せ、泣きながら「辛い」と訴えます。

「LINEを見た夫の怒りは相当のものでした。まずはそのグループLINEに『Aの夫です。これは明らかに一線を越えてしまった。法的措置も検討します』とだけ書き残し、グループを退会してくれました」

「もう、こんな人たちの近くにいたくない」と話すAさんに「じゃあ引っ越そう。幸いうちは賃貸だし、こんな人たちに悩まされる環境は君のためにも娘のためにもよくない」と言ってくれた夫。

「霧が晴れたように心が楽になりました」とAさん。引っ越し後は穏やかな生活が戻ってきたそうです。

「でも、もうママ友はいらない。あんな思いはコリゴリです。それに、引っ越したとはいえ同じ市内なので、いつかばったり会ってしまうのでは…とビクビクしています」

まとめ

「今思うと、娘がセンターに選ばれたときに、選ばれなかった子たちの気持ちも考えずによろこんでしまった…私も悪いんですけどね」と振り返るAさん。

しかし、そのことがイジメの免罪符になるのか?というと答えは「NO」。どんなに悔しかろうが、その思いは自分の中におさめて、選ばれた子供の健闘を褒めてあげる…それがいわゆる「普通の母親」ではないでしょうか?

しかし、それができない人が多いのも現状。

世の中には、自分の悔しさ悲しさを「イジメ」という形で解消しようとする人が、少なからずいる…それが現実なのです。

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