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『年末ジャンボ』発売開始!「宝くじ」を買ったことがある人、もっとも多い年代は?

LIMO / 2020年11月24日 18時45分

『年末ジャンボ』発売開始!「宝くじ」を買ったことがある人、もっとも多い年代は?

『年末ジャンボ』発売開始!「宝くじ」を買ったことがある人、もっとも多い年代は?

『第862回全国年末ジャンボ宝くじ(抽選日2020年12月31日)』の発売が、今日からスタートです。宝くじは夢を買うと言われますが、もし当たったら…と考えると、なんだかワクワクするのは間違いありません。

でも実際に宝くじを買うとなると、本当に当たるのかなという気持ちも出てきますよね。そのため購入に踏み切れない人もいることでしょう。LINE㈱が運営するLINEリサーチが、「宝くじで1億円当たったときの使い道に関する調査」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002449.000001594.html)をしています。これをもとにして、宝くじ購入について考えてみたいと思います。

年齢が上がるにつれて宝くじ購入の割合が高くなる

LINE㈱が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォームであるLINEリサーチの「宝くじで1億円当たったときの使い道に関する調査」で、宝くじを買ったことがあるかどうかとを質問したところ、年代が上がるにつれて購入の割合が増えていることがわかりました。買ったことがある人の割合は、以下の通りです。

宝くじを買ったことある?

10代:18%
20代:36%
30代:67%
40代:78%
50代:86%

(/mwimgs/d/5/-/img_d58de7ac0fdbcc271b1f83b6256bd96730290.png)

拡大する(/mwimgs/d/5/-/img_d58de7ac0fdbcc271b1f83b6256bd96730290.png)

宝くじを買ったことがあるかどうか(出典:LINEリサーチの調査より)

なぜ年代が上がるほど宝くじの購入経験者が増えています。ここからは年代別に理由を考えていきます。

購入経験者が18%の10代。その背景には何がある?

宝くじの購入経験者が最も少なかった10代。なぜ少ないのか理由を考えてみると、そもそも宝くじを買ってもいいのかどうかがわからないのかもしれません。例えば未成年は飲酒ができないのと同じように、宝くじを買ってはいけないと思っている可能性もあります(未成年は現行の民法第4条では20歳に満たない人ですが、2022年4月からは18歳に引き下げられます)。

また高校生にしても大学生にしても、お小遣いやバイト代でやりくりをしていることも多いので、宝くじを買うくらいなら違うことに使う!と考えていることも理由の1つでしょう。

購入経験者36%の20代。宝くじを買わない理由

20代になると社会人として働き出している人も多く、初任給をもらうなど、働くことで対価を得ることを学んでいます。そのため、より現実的なことにお金を使っているのではないでしょうか。「はじめてのお給料の使い道に関する調査」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002472.000001594.html)をLINEリサーチが行なった結果、20代の場合には男女とも「貯金をした」が最も多くなりました。他にも生活費に使ったり、親にプレゼントをするなど、自分の将来のためや親への感謝の気持ちとして使うことがわかっています。

30代になると宝くじ購入経験者の方が多くなる

30代になると67%が宝くじ購入の経験がある結果になっています。この年代になると結婚をして家庭を持ち、住宅など人生において大きな買い物をするタイミングにもなってくるでしょう。国土交通省の「平成30年度住宅市場動向調査報告書」(https://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000135.html)によると、住宅の一次取得者の年代を見ると、注文住宅(新築)、分譲戸建住宅、分譲マンション、中古戸建住宅、中古マンションのいずれにおいても30歳代が最も多くなっています(一次取得とは、初めて住宅を取得した世帯)。

このような大きな買い物もあるので、宝くじで一発当てて一気にローン返済!などを考えているのかもしれません。

逆に33%の人は宝くじの購入経験がないわけですが、こちらも住宅購入が関係しているのかもしれません。先ほどはローン返済のために一発当てよう!という気持ちでしたが、一方で無駄遣いをしないという考えもあるのではないでしょうか。あるいは奥さんから止められていたり。また子どもがいれば学費など将来のことも踏まえて、節約や貯金などをより一層意識することもありそうです。

宝くじ購入者が7割、8割を超える40〜50代

この年代になると、子どもも高校生や大学生になることもあり、とにかく学費がかかります。ソニー生命保険㈱が行なった「子どもの教育資金に関する調査」(https://www.sonylife.co.jp/company/news/2019/nr_200327.html)において子どもの教育費の負担を重いと感じる割合を見てみると、子どもが大学生になると8割を超えてきます。

この他にも、親の介護や自分たちの老後資金などお金の問題が大きくなってくるのも、40代から50代でしょう。そのため宝くじで大金を得たいとの気持ちも強まるのかもしれません。いずれにしても年代が上がれば上がるほど購入機会は増えるわけですから、購入経験者が年代が上がるにつれ多くなっていくのは自然なことともいえます。

まとめ

「もし、1億円が当たったら?」という問いもあり、もっとも多い回答は「貯金する」となっています。「特に欲しいものはないけれど、とりあえず買っておく」と考える人が多いのかもしれませんね。ちなみに「仕事をやめる」と回答した人は1割未満となっていました。もし当たったら…と考えると、ワクワクしますよね。そういった気持ちを買う、という人も多いといえそうです。

【参考】

「宝くじで1億円当たったときの使い道に関する調査」 (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002449.000001594.html)LINEリサーチ

調査方法:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年7月17日~19日
有効回収数:5,252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック

「はじめてのお給料の使い道に関する調査」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002472.000001594.html) LINEリサーチ
「平成30年度住宅市場動向調査報告書」(https://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000135.html)国土交通
「子どもの教育資金に関する調査2020」(https://www.sonylife.co.jp/company/news/2019/nr_200327.html) ソニー生命保険㈱

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