SNSで話題となった「家計簿のつけ方」3選、なぜ人気?
LIMO / 2020年12月16日 11時15分
SNSで話題となった「家計簿のつけ方」3選、なぜ人気?
SNSを情報収集のメインアイテムとして使用している方が多い現代。さまざまな分野のノウハウがSNSで発信されて、大きな話題になることも多いですよね。節約や家計簿などに関するアイデアも多く発信されていますが、どれがどんな方法なのか実際にはわからないという方も多いのではないでしょうか?そこで今回はSNSで話題になった家計簿のつけ方と、家計簿初心者さんや家計簿記入が苦手な方でも続けやすい方法を考えていきます。
SNSで話題になった家計簿のつけ方
まずはここ数年の間で話題となった家計簿のつけ方を見ていきましょう。
1.『づんの家計簿』(https://amzn.to/3qVuPaU)
SNSで話題になった家計簿管理の1つが『づんの家計簿』(https://amzn.to/3qVuPaU)です。こちらの方法は市販の家計簿を購入することなく、100円ショップでも購入できるルーズリーフやペンなど手軽なものを利用して家計簿がつけられると人気。
基本のつけ方はノートの左ページ上部に、毎月必ず支払う固定費と、その月に買い物する予定のあるものの品名・金額を記入します。あとは残りのスペースに買い物した日付や金額を記載。記載するときに買い物をしたお店の名前や品目といった細かな情報も入れることで、お店ごとの商品の平均価格や底値などを確認することもでき、節約にもつながります。
こちらの家計簿は買い物をした日付ごとに品目別と金額を記入していくのが基本。でも集計の間隔や品目・費目の数などは自分で設定できるというメリットもあります。はじめは基本の形で家計簿をつけながら、自分に合った家計簿をオリジナルで作ってみるのも良いでしょう。
2.『あきのズボラ家計簿』(https://amzn.to/3maemfm)
項目を細かく分けて記入する家計簿が苦手という方におすすめなのが、1日の支出を1行で記入する『あきのズボラ家計簿』(https://amzn.to/3maemfm)です。1日の支出を1行にまとめて記入するという家計簿のつけ方は、お手軽でズホラさんにも続けやすいと話題。
こちらの家計簿は大学ノートの1行に日付・各費目・支出合計・手持ち残金を記入するため、縦線を入れて使用します。そして買い物や外食などでお金が動いた日の日付と、食費や外食費などの費目ごとの金額を書き込むというのが基本。支出の合計と手持ちの残り金額を記入する欄があることで、その月に使ったお金の総額と財布に残っている残金がわかるという仕組みになります。またこちらのつけ方では光熱費などの固定費の管理は、もう1冊ノートを用意して月ごとに記載する形が基本です。こうすることで1年のお金の動きが見やすくなるというメリットもあります。
キャッシュレス決済の買い物についても、現金を使用した支払いと同じページに記載します。そのためクレジット払いなど見えづらい支出も見える化することができ、本当に使った金額を把握することが可能。キャッシュレス決済を多用しているという方に向いているといえます。
3.『袋分け家計簿』(https://amzn.to/384z9vR)
節約を心がけながら家計を管理できると人気なのが、『袋分け家計簿』(https://amzn.to/384z9vR)です。名前通り、費目ごとに使用できるお金を袋に分けて管理することで、その月々で使用できるお金の残金を把握しやすく節約や貯蓄につながります。
こちらの方法は給料日後に現金支払いに使用するお金を銀行から引き出してきて、費目を書いた袋に現金を分けて入れていきます。買い物などでお金が必要なときには袋の中からお金を取り出して、帰宅後にお釣りを戻します。お金の動きは袋に書き込んだり、家計簿に記載したりと自分のやりやすい方法を選んで見える化すると良いでしょう。
こちらの方法は食費など動きの多いお金を週別に分けて入れるなど、使用する現金をしっかりと管理することで節約に直結させられます。しかしあまり多くの袋で分けると管理がしづらくなるので、費目は管理のしやすい数にしぼるといいですね。
家計簿が続けられるアイデア
話題の家計簿のつけ方を実践して家計を管理するには、続けやすい工夫をすることも大切。ここからはそんな続けやすい工夫をご紹介します。
1.SNSに家計簿を投稿する(注意も必要)
記入した家計簿をSNSで公開する方法は、家計簿を続けるモチベーションをアップさせるのに有効な場合もあるようです。家計簿をアップすることで、家計簿を続けようという気持ちが強くなるだけでなく、同じように家計簿を公開している方と一緒に頑張っているという気持ちにもなります。
しかしメリットが多いSNSでの家計簿公開ですが、注意も必要です。個人を特定できるような情報を載せないのはもちろんですが、レシートをそのまま撮影してアップするのもNGです。レシートにはお店の住所や名前が記載されているので、行動範囲が特定されかねません。また貯蓄額などの資産の記載に関しても、詐欺などの被害につながる可能性があるので気をつけましょう。
2.細かく分類しすぎない
家計簿をはじめるときに気をつけたいのが、費目の分類を増やしすぎないということです。細かく分類することで支出の把握ができるのはいいのですが、手間がかかってしまい続けられない理由にもなりがち。まずは固定費以外のものを食費・日用品費・娯楽費・特別費など4~5つにまとめてみてはいかがでしょうか。
3.レシートを利用する
家計簿を続ける工夫の1つに、レシートを有効利用する方法があります。レシートには金額だけでなく商品などの品目も詳しく書かれています。そんなレシートをとっておくことで、いつもは家計簿の費目をざっくり設定していても、時間のあるときに細かく支出をチェックすることが可能です。
無理せず家計簿を続けよう
SNSで話題になった家計簿のつけ方と、家計簿を長く続ける工夫について見てきました。家計簿といってもつける方法は実にさまざまです。ぜひ自分に合った方法を選んで家計管理に役立ててくださいね。
参考
(https://www.amazon.co.jp/gp/product/4835642309/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4835642309&linkCode=as2&tag=navipla-22&linkId=cf2eb76b7b52f52c201118f630ae961b)
『づんの家計簿ノート2021』(https://amzn.to/3qVuPaU)
著者:づん
刊行:ぴあ
(https://www.amazon.co.jp/gp/product/4584137765/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4584137765&linkCode=as2&tag=navipla-22&linkId=ec4b2466ff4b7247278ec8556eab95bd)
『1日1行! 2年で350万貯めた あきのズボラ家計簿』(https://amzn.to/2WdKtA8)
著者:あき
刊行:ベストセラーズ
(https://www.amazon.co.jp/gp/product/4522630549/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4522630549&linkCode=as2&tag=navipla-22&linkId=74a4933d6c6726d949c1c62284e9e622)
『かんたん! 袋分け家計簿セット』(https://amzn.to/2IRCwha)
編集:永岡書店編集部
刊行:永岡書店
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「給与天引き」で貯めようと決めたのに、いろいろなものが値上げで生活費が足りなくなり預金を下ろしてしまいます。どうやって貯めたらいいですか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月26日 9時20分
-
家計簿がインフレ日本を救う? 48年間記録し続けた女性の知恵
毎日新聞 / 2024年12月22日 9時0分
-
インバウンド消費並みに家庭での無駄遣いが多い国、日本。いったい何にいくら使っているのか?
Finasee / 2024年12月7日 12時0分
-
AIは日々の「節約生活」をどこまで助けてくれるか 家ごとに異なる「節約ポイント」は攻略できる?
東洋経済オンライン / 2024年12月3日 13時0分
-
2024年の家計見直し! 新年に向けてやるべきお金の整理法
マイナビニュース / 2024年12月2日 11時50分
ランキング
-
1船井電機会長の即時抗告を却下 破産手続き巡り、東京高裁
共同通信 / 2024年12月26日 21時52分
-
2企業の新規株式公開伸び悩む…5年ぶり90社割れ、大型上場目立ち新興・中小は見送り
読売新聞 / 2024年12月26日 23時30分
-
3女川原発、営業運転を再開=福島第1と同型で初―東北電力
時事通信 / 2024年12月26日 18時46分
-
42024年の日本経済は“歴史的なことだらけ” 一方で景気回復の実感「全然ない」 課題に「中小企業の賃上げ」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月26日 17時10分
-
5イデコ、加入年齢上限引き上げ=70歳未満に―厚労省方針
時事通信 / 2024年12月26日 20時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください