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なぜそんな買い物を!? 脂肪どころかお金を減らしたダイエットで後悔する人たち

LIMO / 2020年10月26日 21時0分

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なぜそんな買い物を!? 脂肪どころかお金を減らしたダイエットで後悔する人たち

ダイエット宣言をしたものの、「気づいたら普段の生活に戻っていた」という経験はありませんか? そういうケースでは、時間がムダになっただけでなく、結構なお金をムダに使っていることも多いようです。

今回は20代~40代のダイエット経験者に聞いた、脂肪ではなくお金を減らしてしまったダイエットの「あるある浪費」と「ムダすぎる消費」の実例を紹介します。

後悔ダイエットの「あるある浪費」

まずは、「あ~あ、ダイエットでムダなお金を使っちゃったよ…」と後悔はするものの、周りからも「そういうのあるよね」と共感してもらえるレベルの浪費をみていきましょう。

ダイエット食品(Aさん・30代女性・事務職)

「『やせすぎて怖い』みたいな商品があると、今度こそ!って、つい買っちゃいます。でも、すぐに効果が出なかったり、「やっぱり薬ってカラダに悪いかも?」と思ったり、お腹を壊しちゃうと余計に怖くなったり、飲むのを何回か忘れると面倒になったり…で、結局は飲み切れないままのダイエット食品がいくつも家に転がってます」と言うAさん。

Aさんがいままでに買ったダイエット食品の総額を聞いてみると、「はっきりしないけれど、初回500円のようなものも入れて、7年間で約2~3万円くらい」とのこと。「たとえ初回500円でも続かないならムダ遣い。チリツモ出費にもつながるので、よく考えてから買うべき、というのが結論」と神妙な面持ちでした。

小さな弁当箱(Bさん・20代女性・会社員)

「食べる量を減らそうと、今までより小さいお弁当箱を購入。これで完璧なハズだったのに、同僚たちがお菓子を食べるのにつられて自分もムシャムシャ。それでなんと3か月後には5キロ増! 小さいお弁当箱にしたせいで小腹が空き、余計に食べてしまったみたい。本末転倒もいいところ」と苦笑するBさん。

Bさんが後悔しているダイエット浪費の合計金額は約5,000円で、内訳は新しく買った小さなお弁当箱が約1,500円、お弁当箱を小さくしてから増えた3か月分のお菓子代が約3,400円だそう。「お弁当箱を小さくしても、違うものを食べれば太るのは当たり前。特にお菓子は、お腹がふくれないからいくらでも食べられるのが怖い」と話していました。

寒色系の食器(Cさん・20代女性・会社員)

「『寒色は食欲が減退する』というネット情報に飛びつき、マグカップからお皿まで青色で揃え、いままでの食器にサヨナラ。サラダや焼き魚を盛りつけること1か月…まったく食欲が落ちないのでネットで改めて調べてみたところ、青や緑が食欲を減退させるというのは、食材の色のことだった」のだそう。

「冷静になってみれば、イッタラやル・クルーゼ、和食器にも青い色の食器があるし、インスタにもよくアップされているし…。やせないばかりか、青色の食器ばっかりだと飽きてきて、違う色も買い足すハメに」と語るCさん。

ムダになったというダイエット浪費の金額は、捨ててしまった昔の食器一式がだいたい1万円分ぐらい、青色の食器一式が約8,000円、買い足した違う色の食器が約4,000円だそう。「ダイエットに限らず、見聞きした情報はよく調べないとお金のムダにつながることを痛感した」と反省していました。

後悔ダイエットの「ムダすぎる消費」

次に紹介するのは、使った金額や内容を打ち明けると大笑いされたりドン引きされるレベルのムダすぎる事例です。

本格的な健康器具(Dさん・30代男性・介護職)

「家族の反対を押し切って、懸垂や腹筋などの運動ができる超大型の運動器具を3万円超えで購入。順調に頑張っていたが、体調を崩してから面倒臭くなり、やらなくなってしまった。今は部屋半分ほどを使わなくなった運動器具に占拠されている悲惨な状況なので、大型らくらくメルカリ便の利用も検討中」というDさん。

「大型のトレーニング器具は、ジムで利用したりレンタルするのが賢明。買うときは本当によく考えて購入したほうがいい」と強調していました。

岩盤浴ドーム(Eさん・40代女性・医療関係)

「『本気でヤルなら、やめたら後悔するぐらいお金をかけないと!』と会社の同僚に言われ、一念発起して約30万円の岩盤浴ドームを買いました。でも、疲れて帰ってからドームに入るのが面倒になり、いつの間にかやらなくなってしまった。友達に誘われれば岩盤浴に行くのに…」とため息をつくEさん。

「ドームを買えば岩盤浴に行くお金も節約できると思ったのに、家にあるとなぜか使う気がしない。こういう経験がある人は、高額なダイエット器具には手を出さないほうがいいと思う」と自分に言い聞かせるように話していました。

後悔と出費を最小限に抑えるために

上で取り上げた以外にも、酸素カプセルの回数券10万円分を買ったり、エステの脂肪燃焼コース10万円を契約したものの、有効期限が過ぎて後悔しているという人たちもいました。

話を聞いていると、ダイエットが続かない人には飽き性だったり、仕事や私生活が忙しい人が目につきました。特に飽き性の人は、自分の性格を知っているからこそ、飲食するだけの簡単なダイエット食品を買ったり、自分を戒めるために高額なお金をかけたりしてやせようと考えるようです。

しかし、「飽き性だからこそ、やせる前にダイエットをやめてしまい、“またやってしまった”と後悔の念に苛まれる」という無限ループにハマってしまうことも多い様子。

外出自粛で太ってしまったのを元に戻したいと考えている方は、後悔と出費を最小限に抑えるために、歩いたりストレッチしたり、家に眠っているボールや運動器具を使うなど、まずはお金をかけないダイエットで頑張ってみてはいかがでしょうか。

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