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「価値観がちがうママ友」あなたがモヤっとしたのはどんなとき?

LIMO / 2020年10月29日 0時20分

「価値観がちがうママ友」あなたがモヤっとしたのはどんなとき?

「価値観がちがうママ友」あなたがモヤっとしたのはどんなとき?

所詮ママ友、されどママ友。

「自分自身の友人」とは言い切れない、でも子ども同士の関係を考えると、ママ友とはできれば良好な関係を保っておきたい、と思うママたちは多いのではないかと思います。子どもどうしが仲良しでも、ママ同士の波長が合うかどうかはまた別の問題。そしてその逆もしかり。うまくいかないものです。

さて、ママ友同士に限ったことではありませんが、価値観の違いがきっかけで、グループ内にビミョーな空気が流れることってありませんか?

これがママ友グループ内の話となれば、「我が子が学校でいじめられても困るし・・・」なんて理由で、はっきり意見を言えない人も多いでしょう。

それじゃ疲れますよね。そこで、ママ友との価値観のちがいに「アレ?」と思ったみんなのエピソードをいくつかご紹介していきたいと思います。

「ママ友疲れ」の人には共感していただけるかもしれません。そして、今は楽しいママ友ライフをエンジョイしている「つもり」のあなた、もしかして「あなたのその行動」が他の誰かをモヤモヤさせているかもしれませんよ・・・。

セレブなランチに疲れた!

Aさんは気さくな人柄で、頼まれごとやお誘いを断るのが苦手です。子どもの幼稚園入園をきっかけに、誘われるがままLINE交換。そのうち、3つのLINEグループに所属することになってしまいました。

当然、どのグループでも「せっかくだからランチでも」「よかったらお茶しよう♪」といった話になります。最初のうちは、「子どものため」と、都合をつけて参加していたAさんでしたが、もともと積極的に人と関わるということが苦手な性格。参加はしたものの、帰宅後にどっと疲れる…ということが何度も続くようになりました。

「特にきつかったのは、高いお店でランチしたがるグループの時ですね。コース料理で1500円とか2000円とか、候補に挙がるのはそんなお店ばかり。

みなさん『このお店、久しぶり。〇〇がおいしいのよね。』などと話していて、いかにもリピーターさん、という感じ。外食といえばファミレスぐらいしか行かない私は、とても居心地悪くて・・・。

気持ちを切り替えて、『せっかく奮発したんだし、ゆっくり味わおう』と思っても、メンバーの会話がまったく途切れないんですよね。話を聞かずにひたすら食べだけ、というのも失礼かな?と、興味がない話題にもいちいち笑って相槌をうっていました。結局、お料理が冷めてしまって、ああ~って感じ…」とAさん。

「このまま参加を続けようか、適当に理由をつけて回数を減らすか…と悩んでいたのですが、コロナで外出自粛モードになって以来、ぱったりとお誘いがなくなりました。幸いに・・・というと語弊がありますが、正直、ホッとしています」

ママ友付き合いでは定番の「今度ランチに行きましょう」「お茶でもしましょう」というお誘い。家事育児中心の生活を送るママさんたちにとって、ママ友との気軽なランチやお茶会は、とてもよい気分転換だったりします。

しかしそれは、無理なく程よい頻度で行われていればの話。金銭感覚が違う人や、相手ばかりが話して自分は聞くばかり…というような感じだと、逆にストレスになってしまうことも。

「プレゼント大好き」なリーダーママに辟易。

「子どもの小学校である委員を引き受けました。そのときに連絡用のLINEグループをつくってくれたのがCさんでした」と話すのはBさん。BさんはCさんの「プレゼントに対する価値観」に困惑したと言います。

「Cさんが、『せっかく一緒の委員になったんだから、私たちは友だちよ。1年間楽しくやろうね』って言ってくれたのは本当に嬉しかったんです。こういうのって、メンバーの良し悪しで決まるでしょう?だから、運がよかったなと。でも、Cさんの『仲良く』って、私の感覚とは違っていたみたいで…。」

1年も一緒に活動していれば、個々のメンバーにもいろいろと変化があります。

夏前に、メンバーのDさんが家を購入したのですが、Cさんが「Dさんの引っ越し祝いをするから、1人1000円お願いします」と言い出したのです。メンバーは15人。集めれば結構な金額になります。

BさんはCさんに、「深い付き合いでもないのに、そんな金額のものをもらったら、Dさん逆に恐縮しない?」とやんわり伝えてみました。ところがCさんは、「友だち付き合いにはこういうのも大切なのよ。それにおめでたいことをお祝いして何が悪いの?」と、Bさんがおかしいといわんばかり。

その後も、他の人に出産などのお祝いイベントがあるたびに、Cさんはメンバーからお金を徴収し、プレゼントを繰り返しました。

「正直、お金を出すたびにモヤっとしてましたね。うちは最後まで、なにももらうようなことが起こらなかったから特にそう感じるのかもしれないですが…。

任期が終わった時は、もう払わなくて済むと、正直ホッとしました。今はCさんとは距離を置いて過ごしています」

楽しい雰囲気を台無しにする「ドケチママ」

Eさんは、ママ友Fさんの「節約魂」に、正直ドン引きしていたと言います。

「最初は、『住宅ローン返済中で、節約しているんだ~』と自己紹介されたときは、お金に対して堅実なママさんなんだな、程度しか思っていませんでした。でも、いざお付き合いをすると、驚くことが多くて…」と困惑気味のEさん。

Fさんを含むママ友数人で、子連れでお出かけをした時のこと。ママ友のひとりが、300円ほどでできる手形アートのワークショップを見つけ、「子どもたちにやらせてみない?」と提案したのです。ほとんどの人が「いいよ」と即答しましたが、Fさんだけは、ちょっと考えて「こんなのに300円も払うのはもったいない。うちはいいわ」と辞退したのです。

「え?と思いました。だって、子どもは全員やる気満々だったんですよ」とEさん。Fさんの子も、当然自分もできるつもりではしゃいでいたのに、自分のママが急に『うちはやらない』なんて宣言したことで、もう大泣き。

結局、誰からともなく『じゃあ、やめよっか』という雰囲気になりました。盛り上がりっていた子どもたちを何とか諦めさせたあとも、その場にいた全員がモヤモヤした気分だったたと言います。

Eさんは続けます。「他にもあるんですよ。ママ友だけでお茶しようとなって、ファストフード店に入ったのですが、みんながカウンターに並ぶ中、彼女は『席を取っておくね』と言って、率先して席についたのです。その時は『気が利くなあ』とみんな彼女に感謝したほど。

でも、商品を受け取った1人が、『席の見張りを代わるから、注文しておいでよ』と言ったところ、Fさんからは『私はいらない』という返事が。

え?何も買わずに居座るつもり?その神経にも驚きましたが、皆、飲まず食わずの人の前で飲み食いするのは気が引けてしまって…。その日は早々に解散しました

金銭感覚は人それぞれですが、周囲の状況に合わせた最低限の出費くらいは、必要経費として考えることを心がけたほうがよいかもしれませんね。熱心すぎる節約は、時と場合によっては、周りにいる人からヒンシュクを買ったり、「ドケチ」、「下品」認定されてしまいます。

さいごに

「友」とついてはいるものの、「所詮、友だちではない」と言われることが多い『ママ友』。子どもの園や学校などが同じ間だけの関係とはいえ、価値観が全くちがう人とのお付き合いは、やはり疲れるもののようです。そして、その価値観のちがいが如実に表れる場面の代表格が、「お金の使い方」といってよいのではないかと筆者は感じています。

一時的とはいえ、縁あってのママ友付き合い。相手に自分の価値観を知ってもらうことも大切ですが、主張しすぎない、合わせすぎない、程よい距離感を保っていくのが、無難にお付き合いを続けるためのコツの一つでしょう。

そして、子ども同士の進路が分かれたり、遠くに引っ越ししたあとにもお付き合いが続くようであれば、それは、ママ友を超えた、大人の「友人同士」になれる相手かもしれませんね。

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