牛丼「すき家」のゼンショーHD、既存店売上高が7月以来のプラス成長に(2020年10月)
LIMO / 2020年11月4日 13時0分
牛丼「すき家」のゼンショーHD、既存店売上高が7月以来のプラス成長に(2020年10月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「すき家」他を運営するゼンショーHD(7550)の2020年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年11月2日に更新された、すき家の速報ベースの2020年10月既存店売上高は対前年同月比104.9%とプラス成長。内訳は客数101.6%、客単価103.2%でした。
また全店売上高も106.5%と、既存店・全店ともにプラス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
今期上期の既存店売上高は7月がプラス成長(102.7%)となりましたが、他の月は5カ月全てマイナス成長です。ただし下期最初の10月はプラス成長(104.9%)と、幸先良いスタートを切ることができました。
また全店売上高は7月と10月のプラス成長に加えて8月も100.0%であり、マイナス成長月は4カ月に留まっていますが、概ね既存店同様の推移を見せています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の2019年以降の株価は、2,500円台でいったん天井を付ける傾向にあります。2020年も1月に高値2,535円を付けた後に下落を開始し、世界的な株価下落を受けた3月には1,677円まで下落しました。
その後はN字型での上昇を見せた後、9月23日に年初来高値2,585円に到達。現在は若干下落した2,400円付近で取引が行われています。
コロナ禍の影響で上期の売上高は既存店・全店ともに厳しい状態が続きましたが、下期はプラス成長からのスタートとなりました。このまま対前年同月比プラス成長を維持できるのか注目されます。
参考資料:すき家 月次売上推移(https://www.zensho.co.jp/jp/ir/finance/monthly/) (2021年3月期)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
すき家「深夜料金導入」から一カ月、客離れは起きていない? 広報「一定の理解得ている」
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月12日 13時20分
-
株式市場は「香港などが上昇する一方、ベトナムなどが下落」…アジア・マーケット動向を振り返る【解説:三井住友DSアセットマネジメント】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月9日 12時20分
-
オムロンの2023年度通期売上高は前年度比6.5%減の8188億円、制御機器・電子部品が苦戦
マイナビニュース / 2024年5月8日 18時50分
-
サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
良品計画の24年8月期上期決算が増収大幅増益!国内復活のけん引役は
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年4月21日 20時59分
ランキング
-
1100円ショップは仕入れ値95円で悲鳴… エアギター選手権は中止に… 歴史的円安の影響どこまで?【news23】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月14日 12時28分
-
2NVIDIA急伸に「追い風受ける日本企業」はここだ 沸騰する半導体市場の最前線をQ&A形式で解説
東洋経済オンライン / 2024年5月14日 7時20分
-
3歴史的円安でも外食最大手ゼンショーHDは過去最高益 「海外進出」が好調 アメリカで展開の寿司店や中国出店の「すき家」など
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月14日 16時49分
-
4“バズる”地方創生請負人が語る、これからの地方。発展のキーワードは「海外進出」と「女性の雇用創出」地域活性化の弊害は「お金を吸い上げていく東京の大企業」
集英社オンライン / 2024年5月14日 8時0分
-
5シャープがテレビ用大型液晶パネルの生産停止を発表 かつては日本の電機産業をけん引…1499億円の最終赤字
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月14日 16時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください