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ファミレス「サイゼリヤ」、売上高が対前年同月比90%台まで回復(2020年10月)

LIMO / 2020年11月7日 12時0分

ファミレス「サイゼリヤ」、売上高が対前年同月比90%台まで回復(2020年10月)

ファミレス「サイゼリヤ」、売上高が対前年同月比90%台まで回復(2020年10月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はファミリー向けイタリアンレストラン「サイゼリヤ」を運営するサイゼリヤ(7581)の2020年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年11月2日に更新されたサイゼリヤの2020年10月既存店売上高は、対前年同月比90.1%。内訳は客数86.6%、客単価104.1%であり、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーできずマイナス成長となりました。

また全店売上高も90.8%と、既存店・全店ともに対前年同月比90%台のマイナス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は8月決算)。

既存店売上高については、前期はプラス成長3カ月・マイナス成長9カ月という結果に終わりました。3月以降マイナス成長が続いており、今期の2カ月分と合わせて8カ月マイナス成長が継続中です。しかし10月は対前年同月比90%台まで回復しています(9月は77.3%)。

全店売上高も前期はプラス成長3カ月・マイナス成長9カ月であり、前期・今期ともに既存店同様の推移を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2019年から2,800円台を天井とする値動きが続いており、2020年1月も2,811円到達後に反落しました。そして2月からの株式市場全体の急落を受け、4月には1,608円まで下落しています。

しかし5月の高値2,398円まで上昇した後は、1,608~2,398円間でのレンジ相場が続いており、現在は1,800円付近で取引が行われています。

新型コロナウイルス問題の影響により、前期から売上高のマイナス成長が継続しています。しかし10月の売上高は対前年同月比90%台を回復しており、今後どのタイミングでプラス成長回復となるのか注目されます。

サイゼリヤの過去1年の株価推移

(/mwimgs/7/0/-/img_704025786dccfc8276fda998dc1dbcb3123395.jpg)

拡大する(/mwimgs/7/0/-/img_704025786dccfc8276fda998dc1dbcb3123395.jpg)

参考資料:サイゼリヤ月次報告(2021年8月期)(https://www.saizeriya.co.jp/PDF/irpdf000854.pdf)

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