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回転ずしのスシローGHD、既存店売上高がコロナ禍以降で初の対前年同月比プラス成長に(2020年10月)

LIMO / 2020年11月11日 13時0分

回転ずしのスシローGHD、既存店売上高がコロナ禍以降で初の対前年同月比プラス成長に(2020年10月)

回転ずしのスシローGHD、既存店売上高がコロナ禍以降で初の対前年同月比プラス成長に(2020年10月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローグローバルHD(3563)の2020年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年11月4日に更新されたスシローグローバルHDの2020年10月既存店売上高は、対前年同月比104.3%のプラス成長。内訳は、客数96.8%、客単価107.7%で、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーした形です。

また全店売上高も109.7%で、既存店と・全店が揃ってプラス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は9月決算)。

前期の既存店売上高は、プラス成長5カ月・マイナス成長7カ月という結果に終わりました。特に3月以降は新型コロナウイルス問題の影響を受け、7カ月マイナス成長が続きました。しかし10月は対前年同月比104.3%でプラス成長となり、今期は幸先よいスタートを切っています。

全店売上高も概ね既存店同様の推移を見せていますが、9月に102.2%とプラス成長に転じており、10月は2カ月続けてプラス成長を維持しました。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2019年6月の1,498円を底に上昇し、2020年1月には2,578円に到達しました。その後は反落し、2月後半からの株式市場全体の下落もあり、4月6日には1,250円まで下落しています。

しかし反転して7月に一時2,600円台に到達。その後も緩やかな上昇が続き、10月9日には高値3,010円まで上昇しました。現在は若干下落した2,800~2,900円付近での取引が続いています(注:2020年3月31日に1→4株の株式分割を実施)。

今期最初の10月は既存店売上高がプラス成長に転じました。今後もプラス成長を維持することができるのか注目されます。

スシローグローバルホールディングスの過去1年の株価推移

(/mwimgs/8/6/-/img_8689a0d3c0423d471e4d044116c09868118402.jpg)

拡大する(/mwimgs/8/6/-/img_8689a0d3c0423d471e4d044116c09868118402.jpg)

参考資料:スシロー全店及び既存店前年同月対比実績(2021年9月期(http://www.sushiroglobalholdings.com/financial/highlight/monthly/)

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