1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

夫から鬼滅禁止令! グッズの大人買いに走るママたちが鬼滅沼にハマった理由

LIMO / 2020年11月16日 18時0分

写真

夫から鬼滅禁止令! グッズの大人買いに走るママたちが鬼滅沼にハマった理由

今や空前の大ブームを巻き起こしている「鬼滅の刃」。アニメ劇場版の興行収入は公開から24日間で200億円を超え、関連グッズも次々と売り出され、どれも驚異的な売り上げを見せています。

しかし、それだけ売り上げがスゴイ、ということは鬼滅グッズにお金をつぎ込んでいる人がいる、ということ。しかも、その購買層には意外にも「ママ」が少なくないのだとか…。

今回は、ついつい鬼滅関連グッズに財布のひもが緩んでしまった「鬼滅ママ」たちのエピソードをご紹介します。

子供にまであきれられました…

小学2年生の男の子のママ、Sさんも「鬼滅の刃」にドはまりしたひとり。息子と一緒にアニメを観ているうちに大ファンになり、コミックスも全巻購入したそうです。

「ストーリー、キャラクター、どれも素晴らしい! 特に主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)の強くて優しい性格に、もう夢中です」

実はもともとSさんは、何かにハマるととことん突き詰めなければ気がすまないタイプ。子育て中は鳴りを潜めていたその性質が、鬼滅の刃をきっかけにまたムクムクと姿を現して…。

「例えばアニメの名場面のカードが付いたチョコレート菓子。カードの絵柄を見るとアニメの感動的なシーンが思い浮かんで…集めずにはいられません! それに、登場人物が持っていた刀のミニチュアがおまけになっている食玩。これもまたクオリティが高くて、コンプリートしたくなってしまうんです」

また、鬼滅のおまけ付き菓子や缶バッジなどは、“どんなデザインが入っているのかお楽しみ”なのが悩みの種だというSさん。「中身がわからないから、『欲しいのが出ますように』と願いつつ大人買いしています」

スーパーや雑貨店で物色しているSさんに、夫はもちろん、息子までもあきれ顔とのことですが…「でも、同じように鬼滅の食玩を何個も購入しているのって…意外と私みたいな30代、40代のママさん風の人ばかりなんですよ」

ついに夫から「鬼滅禁止令」が…

続いてご紹介するのは7歳の女の子のママ、Hさん。Hさんの娘もご多分にもれず鬼滅のトリコ。

「初めは娘の喜ぶ顔が見たくて、シール付きのお菓子や蝶の髪飾りを買ってあげていたのですが…」

最初はお菓子くらいなら…という気持ちで購入していたHさん。しかし、鬼滅のコラボグッズが次から次へと発売されていくにしたがい…「メラミンカップやハンドタオル、Tシャツまで、どれもデザインが可愛いんです。それでついつい新作が出たら購入してしまって…」

そんなHさんのことを何も言わずに見守っていた夫の堪忍袋の緒が切れたのはつい先日のこと。

「いくつもの雑誌が鬼滅の刃とコラボしていて…その付録がどうしても欲しかったんです」。コラボした雑誌はティーン向けのファッション誌から大人の女性向けの雑誌、はたまた男性誌とさまざま。付録も扇子だったり、卓上カレンダーだったり、ミニトートバッグだったり…。「本当はどれか1冊だけにしようと思っていたのですが…全部可愛くて…」

なんとHさん、鬼滅の刃とコラボした雑誌をすべて購入したそうです。その数なんと20冊!

「少年向けの漫画雑誌や男性向けの情報誌まで買っている私を見て、ついに夫が『お前、ちょっといい加減にしたほうがいいよ』と雷を落としたんです」

夫に「お前はもう、鬼滅のグッズを集めること自体が目的になってる。ステッカーとかクリアファイルとか、持っていても使わないのに何で買うの?」と、こんこんと諭された…というHさん。

「もう、当分鬼滅のグッズ買うのは禁止!というよりも、缶バッジだのキーホルダーだの、アクリルスタンドだの、要らないでしょ? 娘だって見向きもしてないじゃん」と、ついにご主人から「鬼滅グッズ禁止令」が発令される事態となりました。

なぜそんなに鬼滅のグッズを目の色を変えて集めていたのか…という問いにHさん、「なんだろ、自分の鬼滅愛をアピールしたかったのかもしれませんね」

いつの間にやら子供以上に鬼滅沼にはまっていたようです。

まとめ

回転寿司チェーンの「くら寿司」は、鬼滅の刃とコラボキャンペーンを行った結果、なんと10月の全店売上高が前年同月比の133.4%(速報値)を記録。鬼滅とのコラボ缶コーヒーを販売したダイドードリンコは、直近(9月21日〜10月20日)の販売本数が前年の5割増し…。もはや、冷え込んだ日本経済を鬼滅が救っている…といっても過言ではないかもしれません。

鬼滅についつい財布のひもが緩んでしまった2人のママ。「くだらない」「ムダ遣い」で片付けるのは簡単ですが、彼女たちもこうして日本の経済を回しているんだと思うと、それはそれで「アリ」のような気がするのです。

【参考】
「『鬼滅』の興行収入204億円に 国内歴代5位、公開24日で(https://this.kiji.is/698374575413822561?c=62479058578587648)」(2020.11.9 共同通信社)
くら寿司「月次報告(https://www.kurasushi.co.jp/upload/ir_20_11_02month.pdf)」(2020.11.2付)
ダイドーグループホールディングス「2021年1月期 10月度販売状況のお知らせ(https://www.dydo-ghd.co.jp/ir/pdf/20201026_00.pdf)」(2020.10.26付)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください