「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店・全店売上高ともに2カ月連続プラス成長(2020年10月)
LIMO / 2020年11月17日 13時0分
「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店・全店売上高ともに2カ月連続プラス成長(2020年10月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はコーヒーチェーン店「コメダ珈琲」を運営するコメダHD(3543)の2020年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年11月10日に更新されたコメダHDの2020年10月既存店売上高は、対前年同月比101.6%のプラス成長となりました。なお、同社の客数・客単価の内訳は開示されていません。
また全店売上高も104.5%で、既存店・全店ともにプラス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
既存店売上高は、前期のマイナス成長は7月(対前年同月比98.7%)のみと堅調な推移を見せました。しかし新型コロナウイルス問題の影響から、今期は3月からの上期は全てマイナス成長。下期入りした9月(同101.0%)からプラス成長を回復し、10月もプラス成長を維持しています。
一方で全店売上高は、前期全ての月がプラス成長となりました。しかし今期は既存店同様の推移を見せています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
2019年の同社の株価は、概ね1,950円~2,150円間のレンジ相場が続きましたが、2020年1月にレンジ上限を突破し2,296円に到達しました。しかし反落し2月後半からの株式市場全体の下落もあり、4月6日に1,316円まで下落しています。その後は反発し、9月以降は1,800~1,900円台で取引されています。
新型コロナの影響で、既存店・全店ともに上期は6カ月間マイナス成長が続きましたが、下期は2カ月続けてプラス成長を維持しています。今後もプラス成長を続けることができるのかが注目されます。
参考資料:2021年2月期下期 FC向け卸売売上前年比・総店舗数(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3543/ir_material3/150599/00.pdf)
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