我が子に芸能人の名前を付けると後悔も! 子どもの名付け、2020年生まれで多いのは?
LIMO / 2020年11月18日 18時0分
我が子に芸能人の名前を付けると後悔も! 子どもの名付け、2020年生まれで多いのは?
止まらない少子化に加え、今年の新型コロナウイルスは出生率に影響を及ぼすと予想されています。そんな時でも、子どもの名づけに関する話題は人々の関心を集めるもの。
11月4日、株式会社ベビーカレンダーは2020年に生まれた子ども161,321人を対象とした名前に関する調査結果を発表しました。同調査によると、男の子では1位が「蓮(れん)」、2位が「蒼(あおい、あお)」、3位が「陽翔(はると、ひなと)」、女の子では1位が「陽葵(ひまり、ひなた)」、2位が「紬(つむぎ)」、3位が「凛(りん)」でした。
子どもの名前は世相やその時の流行を表すものですが、中には「好きな芸能人から付けた」というケースもあるようです。しかし、実際の体験談を聞いてみると「少し後悔している」という声も…。子どもに芸能人の名前を付けて後悔したという2つの例を紹介します。
人気俳優から名付けたのに逮捕報道が…
筆者の友人Aは、数年前に生まれた息子に当時人気絶頂だった若手俳優の下の名前をそのまま付けました。キラキラネームというわけではなく、いたって一般的な名前です。その俳優を思い出さなくとも、漢字も響きも格好いい印象を持つ名前でした。
名付けの理由としてはまずAがその俳優の大ファンだったため、「男の子ならこの名前にする!」と決めていたことでした。さらにその俳優の世間一般的な好感度はとても高く、Aの夫やその両親も特に反対しなかったそうです。Aは出産した後にさまざまな場面で名付けの理由を聞かれた際も、堂々とその俳優の名前を口にしていました。
しかし名付けから数年後、突然その若手俳優にとある逮捕報道が出てしまいます。結局、不起訴となりましたが世間的には一気にイメージダウン。Aは名付けをしたことを深く後悔したそうです。
しかし、それからは名づけの理由にその俳優の名前を出すことはなく、名前の漢字から子どもに込めた意味を説明するようになったA。「これからずっと、子どもにあの俳優から名付けてごめんねという気持ちになっていてはダメ」と心を入れ替え、その名前を付けたことを前向きに捉えているそうです。
祖父母の「娘ちゃんはあの芸能人みたいにならないといいね」発言
また、ともに好きな女性アイドルグループがいたB夫婦。娘が生まれた時に、そのグループで現役アイドルをやっていた人気メンバーから名前を付けました。
その後、そのメンバーはグループを卒業し、ソロ活動へ。それからすぐに結婚を発表し、世間は祝福ムードに包まれます。しかし、2、3カ月も経たないうちに第1子妊娠を発表したことでどことなく世間の風向きも変わります。妊娠を発表した時点で安定期に入っており、「結局、デキちゃった結婚だったのでは?」という声が高まったからです。
妊娠の後に結婚をしたり、結婚せず妊娠して出産したりといったライフスタイルは今ではまったく珍しいものではありません。それぞれの事情があるので、他人がとやかく言うべきことでもないでしょう。しかし、世代によっては「デキちゃった結婚=だらしない」というイメージが強いこともあります。
B夫婦はメンバーのデキちゃった結婚に何も感じていませんでした。しかし、そのニュースが出た後に会ったBの祖父母は「あの子とは同じ名前だけど、娘ちゃんはそうならないといいね」とぼそり。
この一言にBは少しショックを受けたものの、「そもそもデキちゃった結婚でも幸せなら問題ないし、娘の名前にそんな言葉をかけられても気にしない!」と名付けや娘に対する気持ちを新たにしたと話していました。
歴史上の人物ならトラブルはないかも?
ちなみに筆者の場合、子どもの名前は江戸時代に生きた歴史上の人物から付けました。当然ながら歴史上の人物であれば本人の行動や功績が名付けをした後から変わることはまずありません。もちろん、新たな文書や証拠が出てきて、功績が塗り替えられることもゼロではないでしょう。ただ、故人であればAとBのようなパターンになるリスクが少なくなることに後から気付きました。
子どもの名前は親が愛情や強い気持ちを込めて子どもに贈るプレゼントです。名前や関連する人物でその人の本質が決まるものでは決してありません。たとえAやBのように同じ名前を付けた芸能人に不祥事やスキャンダルがあったとしても、名付けの理由を変えて考え直したり気にしないという方針を貫く強さを持ったりすることのほうが大事なことかもしれません。
【参考資料】「2020年 赤ちゃんの名前ランキング(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000029931.html)」(株式会社ベビーカレンダー)
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