コロナでお金を使わなくなったメイク、美容院、ファッション…。もう元に戻れない!?
LIMO / 2020年11月22日 18時0分
![コロナでお金を使わなくなったメイク、美容院、ファッション…。もう元に戻れない!?](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_20431_0-small.jpg)
コロナでお金を使わなくなったメイク、美容院、ファッション…。もう元に戻れない!?
新型コロナウイルスによる生活様式の変化は、女性の美容やおしゃれへの意識にも大きく影響を与えています。マスクの着用や在宅勤務、ソーシャルディスタンスで他人との物理的距離が保たれていることで、「メイクをしなくなった」「洋服を買わなくなった」という女性も少なくないでしょう。
今回は、半年以上のコロナ禍生活が女性のメイクやヘアケアにどのように変化を及ぼしたのか、調査結果や実際の体験談をもとに紹介します。
イヤリング、指輪などのアクセサリーを買わなくなった
筆者の20代~30代の友人でかなり多いのが、「コロナ禍以降、洋服やアクセサリーを買わなくなった」という意見でした。これは在宅勤務やテレワークによって出社しなくなった人のみならず、出社している人にも多く見られた傾向です。おそらく、出社する場合でも以前より人に会う機会が減ったことに起因していると思われます。
特にマスクが当たり前となると、イヤリングやピアスなど耳周りのアクセサリーが少し煩わしくなってきます。また、手洗いやアルコール消毒の頻度が増えたことで指輪やブレスレットなど手の周りのアクセサリーも付けづらい状況に。こうした理由から「アクセサリーを買わなくなった」という声はとても多く聞かれます。おしゃれよりもコロナ禍での生活のしやすさが重視されているのでしょう。
また、在宅勤務やオンライン会議が増えたことで洋服の購入頻度がガクンと減った人も多いようです。インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社が9月に行った調査によると、77.2%の女性が「リモートワークの日と出社する日でコーディーネートを変える」と回答しています(対象:全国の20代~30代の会社員男女500人)。
筆者の友人に話を聞くと、「オンライン会議がある時は、キレイなシャツは着るけど下はパジャマのまま」、「以前は月に1着以上は可愛いスカートやパンツを買っていたけど、春のコロナ禍以降で新たに購入したのはゼロ」という人もいました。
メイク道具ではなく基礎化粧品にお金を使うように
また、出社したりリアルで人に会ったりする頻度が減ったことで、メイクやスキンケアにも大きな変化が現れているようです。特に多いのが、メイク道具の購入頻度の減少。人に会う機会が減ったことで、バッチリとメイクをする必要性を感じなくなった人が多いのでしょう。
実際には、「今までファンデーションやマスカラに使っていたお金を、基礎化粧品に使うようになった」「マスクをしているとそれだけで目元が際立つので、アイメイクに力を入れなくてもよくなった」「マスク生活になってからメイクは眉毛と目元のみ。肌にはマスクに付着するからファンデーションは使わず、軽くベースメイクをするだけ」「メイクしなくなって肌の調子が良くなった」という声がありました。
そしてメイクの頻度低下は支出の減少にもつながっているようです。「これまで、どれほどメイク道具にお金をかけていたのか実感した」「必要がなければメイクはなるべくしたくない」など、コロナ禍を通してメイクの必要性を見つめ直した人もいました。
コロナ禍では家の中でできる筋トレやダイエット、おうちご飯の増加など、生活習慣を見直す傾向が高まっていますが、そうした健康志向はお肌にも通じているのかもしれません。
髪型がテキトーになり、髪質が悪くなったと感じている人も
一方で、意外と置いてきぼりになっているのが髪型やヘアケアです。マスクによる肌荒れやコロナ太りなどのほうが気になって、髪の毛の状態や髪型が後回しになっている人が多いのかもしれません。
「fracora(フラコラ)」ブランドを展開する美容総合通販の株式会社協和が、11月初旬に40代~50代の働く女性500人を対象に行った調査では、半数以上の女性が「オンライン対面時は髪型がおざなりになりがち」と回答。さらに「オンライン対面が増えてから、ヘアケアにかける時間が減った」と答えた161人のうち、約6割近くが「髪の状態が悪くなったと感じたことがある」と回答しました。
髪型については、美容師と至近距離で接する美容院に行く頻度も影響しているのでしょう。筆者の友人にも「美容院に行く機会が減ったから、染色をやめて地毛の黒にした」「ショートやボブはカットの頻度が多いから、コロナ禍以降は髪の毛を伸ばしている」という人もいました。
コロナの収束によって、こうした女性たちの美意識やメイク、ヘアケアなどへの価値観が元に戻るのかはわかりません。ただ、一定期間メイクをしないで過ごす生活や、美容院にあまり行かないことのラクさや支出の少なさに慣れると、「もうずっとこのままでいい」と考える人は少なくないのかもしれませんね。
【参考資料】
「リモートワークでの女性の身だしなみに関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000173.000022933.html)」(eBay Japan合同会社)
「リモート時代のヘアケア事情(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000026320.html)」(株式会社協和)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【若見えor老け見え】髪で若々しく見せる!スタリング術&ケア方法【美容師監修】
ハルメク365 / 2024年7月18日 18時50分
-
やめて、その色オバ見えします!40代がやってはいけないヘアカラー(後編)
OTONA SALONE / 2024年7月15日 18時31分
-
2週間のリンパケアでほうれい線・顔たるみスッキリ!50代・60代女性の驚きの変化 #2
ハルメク365 / 2024年7月13日 21時0分
-
「年齢不詳な美しい人を増やしたい!」人生最大の転機は55歳のときに起こった〈東日本大震災〉…ヘアメイク歴40年のスキルを活かして働き続ける60歳女性【60歳からの生き方図鑑】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月5日 12時15分
-
適切なヘアカラー・白髪染め頻度って?美容師監修!“長持ちする染め方”5つも紹介!
ハルメク365 / 2024年6月29日 18時50分
ランキング
-
1泥酔して道端で寝ていると…介抱してくれた“女性”のまさかの正体。一ヶ月後に再会し、「思わず絶句した」
日刊SPA! / 2024年7月23日 8時52分
-
2「新しいiPhone」を少しでもおトクに入手する技 円安ドル高で、毎年のように値上がりしている
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 11時0分
-
3天才物理学者アインシュタインの脳に見られる特徴とは?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月23日 9時26分
-
4義母と元夫は減塩生活中!? 嫁に去られた親子の今…【お義母さん! 味が濃すぎです Vol.48】
Woman.excite / 2024年7月15日 21時0分
-
5私たちの「クルマ観」はこの7年でどう変わったか 新車?中古?EVは?データが見せる車トレンド
東洋経済オンライン / 2024年7月23日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)